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この作品に関連する談話室の質問
この作品からのみんなの引用
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さすがにもう嫌になってきた。想像してみろ、会う奴会う奴揃って俺を置き去りにして死んでくんだぜ。お前だってそうだ、人の気も知らないで自分だけ満足して逝きやがって
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よろよろと立ちあがる。線路は見えない。方向も見失っていた。たどり着けるかもわからなかった。それでもどこか光の見えそうなところへ向かって歩きだした。まったくの勘だったが、けれどそのとき脳裏にはあの廃坑の天井から差し込んでいた砂色の空の光が確かに見えていて、そこまで行けば彼女が手を掴まえて、一人で漂っていただけの長い長い時間の流れから引きあげてくれるような気がした。
― 271ページ -
この恵まれない子に面と向かって恵まれないと言ってしまう素直で善良な信仰者に一度訊いてみたいと思った。先生もし本当に神さまがいるのなら、どうしてあの黒猫にほんの少しの食べ物も寒さをしのぐ屋根も与えてくれなかったんでしょうか。
― 230ページ
みんなの感想・レビュー・書評
(183レビュー)
文章がしっかりしていて、少し分かりづらいシーンも多いんだけど
安定して読める。
退廃的な世界観なんだけど、
機械と霊という相反する二つの存在が一緒にいるのが不思議。
不死者に霊、魂がないのだとしたら、
ハーヴェイを操作しているのは脳なの?
とかいろいろ気になってしまって。
そういうの気にならない人だったら楽しいのかもしれない。
言葉選びが小気味よい。話は王道。
続きは特に気にならないかな。
半分までは惰性で読んでました。自分の中で半分読んで面白いと感じない小説は読み通しても心に響かないと思ってたので。しかし、この本は途中からぐっとひきつけられて目が離せなくなりました。そこからひきずられるように最終巻まで読んじゃいました。キャラクターも濃くて面白く楽しく時に物悲しいです。
なんかレトロ?な感じの雰囲気が出てるところがよかったです。こういうの好きなので。
あとこの三人のバランスというか関係がすごいいいです。っていうか全体的に好みです。絵も話も。
死んだ霊が見える少女、キーリと不死人、ハーヴェイ、ラジオに憑依
している霊、兵長が列車で旅する話。
マルドゥック・スクランブルを読んでいたとき、私の頭の中で
バロットのイメージは表紙で見たことがあるだけのキーリの姿だったのですよ。
というわけで、キーリの方も読んでみました。
話の作りや描写が丁寧。キャラクターも魅力的でした。
ただ、電撃ゲーム大賞の大賞作品にしてはインパクトが足りないような。
あと一文が長いのか句読点が不適当なのか、読んでてつっかえる感じが
するのが気になりました。
でも面白かったことは面白かったので続編も買ってみようかと思います。
■書名 書名:キーリ―死者たちは荒野に眠る 著者:壁井 ユカコ ■概要 キーリは教会の寄宿学校に通う14歳の少女。霊感が強く霊が見える ことから、神の存在や教義に疑問を抱いていた。冬の長期休暇初日、 キーリは“不死人”の青年ハーヴェイと、その同行者の小型ラジオ の憑依霊・兵長と知りあう。キーリは、勝手に彼らの旅についてい く事に…。様々な亡霊たちとの出会いと別れを経験し... 続きを読む »
最近すきになった壁井さんの電撃ゲーム小説大賞〈大賞〉受賞作。 ついにこのシリーズまで手を伸ばしてしまった… どうしようもない戦争が終わって80年経った、どこかにある惑星で、 身よりのない霊感持ちの少女・キーリと、かつての戦争で生み出された〈不死人〉であるハーヴェイと、戦死した兵長の憑依するラジオが出会って旅をする。 いやーーー さすがに、設定がファンタジーすぎてめんどくさい、のは... 続きを読む »
退廃的な世界観、鉄道での旅行、永遠を生きるものと少女、等々、考えてみればいまの自分の趣味思考を構築する要素の大半がこのシリーズに詰まっている気がします。
少女とラジオと死なない青年が死にかけの惑星のうえで旅をします。泣いたりごくたまに笑ったり、そして結構な頻度で怪我をしたりします。
痛切ない。
全巻読み終わってます。
初めて買った電撃文庫です。
この作品で壁井ユカコ先生が大好きになりました。
全体的に切なくて、一冊一冊がものすごく心に残るお話です。
最終巻の最後の最後では、もう涙が止まらなくて大変でした。
苦しいくらい切ないけど、読み終わった後は何故だか心があったかく感じる、本当に素敵な小説でした。
全巻読みました。初めて手に取ったのは中学生の時で、その世界観に引き込まれ、風景を思い描いてしまうような描写が心地よくて好きでした。登場人物たちも大好きで、ずっと心に残る作品です。
この本のレビューを見ていると「中学のときに出会った」という方が多いですが、わたしも中学のときに出会って衝撃を受けた一人です。
主役3人が、旅を通して「生きる」(既に死んでいる人もいるけど、敢えて...
![第3回 ブクログ大賞[2012]](/ad/1201/award_booklog200_65.gif)

