- Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
- / ISBN・EAN: 9784862761286
作品紹介・あらすじ
人口減少、育児、エネルギー、格差…世の中の課題を美しく解決して幸せなムーブメントを起こす、みんなのための「デザイン」実例集。
感想・レビュー・書評
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初版が10年前ということもあり載っているデータは少し古いが、指摘されている地域のありようはそこまで変わっていないように思える。PART3のデザイン思考についての章だけでも読む価値はある。行政の思考に対するもやもやが少し説明された気になる。
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ちょっとした社会勉強の一環としてこの本を選んでみた。
本の最後の章では、デザインやコミュニティを作る方法について書かれていて、勉強になる点も多かった。
最後の章に書かれてる、デザインの発見方法に問題の発見やら既存のデザインを見てみるなど、前章で取上げた内容が書かれている。
この本をきっかけに新しいデザインを見つけるよう読者に呼びかけている -
前半はデータで見る日本という感じ、後半は、地域を変えるデザインの例がたくさん紹介されていた。
自分たちで島の魅力を考えるのは難しいから、島外から人に来てもらって魅力を発掘してもらう取り組みとか、割り箸を作って、使用後回収して、それをさらに再利用できる仕組みとか、被災地でボランティアがつける「できますゼッケン」とか、いろんな取り組みが紹介されていて面白かった。 -
SDGs|目標11 住み続けられる まちづくりを|
【貸出状況・配架場所はこちらから確認できます】
https://lib-opac.bunri-u.ac.jp/opac/volume/699525 -
これ有名な本なの?こんなに読んだ人が多いとは…。地方自治を学ぶとっかかりとしてとても良いと思った。単に事例集としてではなく、その事例を生み出すための思考方法までしっかり講義してくれていて、包容力がすごい。
こういうの、どんな些細であっても一度バカにしたらおしまいだと思ってる。良いところ参考にして取り入れて、自分の自治体でもできないかなってまずやってみる力を持った行政スタッフが必要なんですよって著者の気持ちが伝わってくるかのよう。地方自治と地方行政のあり方を考えたり知識を深める上でも、総合振興計画は読み比べたりしてみたいなと思いました。関連書籍読んでみます。
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デザイン
社会 -
Greenzで見つける(2012.1.18)。
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PART1では、地域を変えるキーイシューとして、気候変動から生活習慣病まで幅広い社会課題が、わかりやすい図・グラフ・イラストで提示されている。「わかりやすいデータは地域の共通認識を作るために便利」とされているように、地域の課題を漠然ととらえるのではなく、データに基づき、見える化することが、課題解決の第1歩だと感じた。
PART2では、全国各地で取り組まれている地域づくりの実例が30紹介されている。特にいい事例だなぁ、すぐに取り組めそうだなぁと思った事例に、「お医者さんへの感謝の気持ちを届ける ありがとうカード」「人と人との絆をつなぐ、まちのうわさ 八戸のうわさ」がある。
PART3では、issue+designの筧さん、studio-Lの山崎さんが、PART2の事例を体系的に整理、解説しており、デザインについて理解を深めることができる。
具体例と体系的整理を一冊にまとめた地域づくりの良書だと思う。 -
2015.07.01
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今更の登録ですが、、地域を元気にするアイデアの詰まった1冊。後ろ向きなニュースを聞くことが多い世の中で全国のいろんな地域でそこにいる人たちと、そこにある課題にみんなで取り組んでいる様子が伝わってきます。自分たちの地域でも応用できそうだと思える事例やヒントが散りばめられていて、バランスのいい1冊だと思いました。