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この作品に関連する談話室の質問
この作品からのみんなの引用
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ギャグにしちゃわないで、パンツの中まで見せて、ドロドロした部分もさらけ出した方が凄いとか言われがちじゃないですか。評論家とか、実作者でも。「作家たるもの」みたいなね。僕はそれ、絶対に違うと思うんです。それを一旦ギャグにして出すという、その辛さ、芸として見せることのほうがいかに大変なことかと思うんですけれど。(とり・みき)
― 196ページ -
自分を第三者の視点で見るのは、お笑いの基本ですからね。
― 196ページ -
とり 僕は最初担当が阿久津(邦彦氏=129頁下段の編集者)さんだったんだけど、本当にバンバンネーム直されるんで(笑)。断りなく。
吾妻 直すんだよね、あの人は。勝手に作るから(笑)。
とり 単行本化のときにいちいち元に戻してました(笑)。
― 199ページ
みんなの感想・レビュー・書評
(229レビュー)
本当に想像するとものすごく悲惨な内容。しかし、たんたんと。ラストの対談にあるように、その手加減がいいのかな。著者の本業を読んでたら、また違うのかも。
あっという間に読める、というか終了。
失踪。ホームレス。配管工事。来歴。という半生。
とり・みきの言うとおり、雪景色の場面はすごい。
というか、一本線でここまでかわいい女の子を描く筆力ってかなりのものなのでは、と本書で知る。
大学生のころに買って、今もう一度読んでみたんだけど。
帯に、足の丸い四頭身で描かれた現代の旧約聖書、とあるがまさにその通り。失踪、自殺未遂、ホームレス生活、肉体労働、アル中、強制入院。壮絶なんだけど笑えちゃう。救われた気分になりました。
大学生のころはうわーすげぇなぁだけだったけど、うつ病休職中の今は前とは違う感想。なんか凄まじすぎて感動した。もう、生きたいように生きようと思います(´-`)
なんか救われたなぁ。
漫画家として成功するも、鬱から失踪。
自殺未遂・路上生活・肉体労働・アルコール生活から入院生活まで。
波瀾万丈の実体験を漫画化。
漫画では描けなかった「逃亡日記」も、合わせてお勧めです。
失踪願望が高まったある日、たまたま出会った本。漫画家として成功の影で、不安や鬱に苛まれて失踪したりアル中になってしまった時の作者のエピソードが描かれている。その間彼はいわゆる社会の底辺に潜ってきたわけだけど、衣食住への純粋な欲望が人間性を取り戻させてくれてるのかもしれないね、本格的な失踪をしたい人にはバイブルかもね。笑えないことを軽々と描けるセンスがすばらしい。妙にすっきりした。
望月昭氏の「こんなツレでごめんなさい。」で紹介されてて読んだ。
意外に全部マンガでびっくり!
著者のエッセイマンガでしょうか。波乱万丈なんですねぇ。アルコール依存症で入院したことが後半にでてきたり、失踪中の生活にについてだったり。
この著者は最終的にアル中になってしまうし
僕はそもそもお酒が飲めないのですが、「あ、なんかお酒っていいな」って思える本です。
漫画家である彼自身の波乱万丈な人生の一部の話だけれど
ホームレスになったり、アル中になったりと凄まじい人生を送っている。
捨ててある瓶から残り酒をたくさん集めた酒には、少し吐き気がした。
食べ物も全てといっていいほど捨て物だし、たばこも道端に落ちているシケモクを集めて吸っている。
ホームレスの人の気持ちも伝わってくるし、その生活まで見えてくるから
社会の片隅で生きている人たちの事を考えてしまった。
漫画化である著者が、鬱病になり、ホームレス暮らしをしていた実話を元にした漫画。
他にもアル中を治すための入院生活が描かれており、周りの患者との交流が奇妙に描かれている。
終始コミックタッチだが、実際の場面を想像するとかなり殺伐とした話。
失踪して一文無しになっても生きるだけならできる。そして家族が捜している場合は、職質で捕まるとあっけなく送り返される。ふむ。
このひとは2回失踪してから精神病院に措置入院させられて、でもまた漫画を描いて生きている。人間って、はかなく消えることってできないんだね。
明るい鬱漫画。
いくら追い詰められたからってホームレスにならんでも!と思いますが…
巻末でとり・みき氏が言ってるように一旦自分の中に取り込んでギャグとして提示するのはすごい。
お心をやんで全てを投げ出して「放浪のたび」にはいったあずま先生。そのこっけいで痛々しいさまがなぜか笑えます。そして、アルコール病棟に入院したときのことは時々、ものすごく身につまされることがあります。 ぼくがこの初めて本を読んだのは、確か大学時代のことだったと思うんだけれども、作者の吾妻ひでおはここにはあえて書きませんがあるジャンルの漫画の第一人者で僕も詳しいことは知りませんが、彼の描く少女の... 続きを読む »
ギャグタッチでサラリと読めてしまうものの、内容はかなり凄まじい。作者の破綻者っぷりがいっそ清々しい。
トンデモ体験記でありながら描き方が非常にドライで、説教臭さや無駄な煽りがないのが好印象。
巻末の対談でとり・みきが絵について
「デフォルメされてて、
かわいくて丸っこいけど何描いてるかよく分かる。」
って話してるんだけどその通りだなぁ。
悲惨だし苦労してるんだろうけど
そう見せない楽しんでるようにさえ見せちゃう、
それを才能というんだろうか。
冬に腐ったリンゴごみ捨て場から拾ってそれを「温かい」なんて感想が書けるのは実際にそれ経験したからだろうな。
そこそこ売れてた漫画家さんが失踪し、ホームレス生活してた時の話とアル中で入院してた時の話をマンガで語るという内容。
ライトに描いてるから、そんなに重くなく読めます。
さらりと読めて、
なんだぜんぜんふつうじゃん
と感想を持ってしまうくらいの
すさまじい漫画でした。
だって1ページ目のイントロダクションで
吾妻さんが仕事ほっぽって逃げ出すまで
わずか2コマですよ。
「アル中時代」篇で
精神病院の入院患者のO塚さんをみて
『人生捨ててるな……』
って感想を漏らすんですけど、
お前が言うなって感じですよ。
生ゴミの天ぷら油をデザート代わりにしたとか、
もう1人の自分と会話していたとか、
ホームレス生活の終わりに警官にパクられ漫画家とばれ色紙に『夢』という字を書かされたとか、
淡々と描くんだもん。
これだけ堕ちたじぶんを客観的に笑えるっていうのは
どんな人なんだろ。
怖すぎる。狂ってるのが一周回って理性的になったんだろうか。
![第3回 ブクログ大賞[2012]](/ad/1201/award_booklog200_65.gif)

