バルタザール・グラシアンの 賢人の知恵
- ディスカヴァー・トゥエンティワン (2006年12月20日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
- / ISBN・EAN: 9784887595163
作品紹介・あらすじ
YouTubeでメンタリストDAIGOさん紹介で注目!
"善人が損をするのは善良だからではなく、世間を見る目が甘いからだ"
時代を超えて読み継がれる最強の処世訓!
感想・レビュー・書評
-
●著者のバルタザール・グラシアンは17世紀スペインの哲学者。欧米では現在もマキャベリ「君主論」と並ぶ不朽の名著として読み継がれているそうです。
●内容は240個の人生訓で構成されています。簡潔明瞭な表現で理解しやすいと思います。言われなくてもという項目もありますが、一読の価値はあります。
●私が共感した5点をあげます。①いつも礼儀をわきまえる ②よく考える ③中身のある人間になる ④先を読む ⑤善を持っていきる
まだまだその域に達しませんが、日々努力するしかありません。謙虚に生きたいと思います。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
少し評価を下げますね;
今読むと、世知辛いって印象しか残らなくて。
ごめんなさい、
私は痛い目に遭うとしても、無邪気に人を信じる方を選びます。
賢しい人になれなくても、いいや。 -
悩んでる時に目次見て、思い当たるところを開くに適する本
-
賢く生きるための方法が列挙されている。読みやすい。毎日少しずつ読み進めた。
Howがたくさん書かれている。目的は賢人になることだ。そしてなぜ賢人になりたいのか?これをずっと読みながら考えていた。
読んでいて感じるのは、なんて自分本位な生き方だろうということ。賢人になるためには演出する。色々と努力というか小賢しさを欠かさないようにみえる。それは自分を大切にしようというモチベーションからきているのではないかと考えた。思えば組織のため、チームのため、同僚のため、家族のためと自己犠牲的な考え方が身に染み付いてるわたしには新鮮に感じるのかもしれない。
1番気をつけようと思ったのは身だしなみについての項目。何回か出てきて見た目を整えろと。最近リモートでヒゲも剃らない生活なので反省した。 -
努力する
人生の目的は、自分の歩むべき道を見つけて、できるかぎり完璧な人間になろうと努力することにある。 -
感動!こんなに心を直撃する言葉を400年も前の人が生み出していたなんて。
1ページ毎に心を突き刺さる、染み渡る言葉が出てきます。
たとえばこんな感じ。
『人らしくふるまい、神のように見抜く。』
これが神の法則であり、自明の理である。 -
一見、よい言葉が集めれられている気がしたのだけれど、どれも薄っぺらな処世訓にしか思えず、深みが感じられなかった。
見かけを軽視しない。
物事は実質でなく見かけで判断される。外見に左右されずに判断を下せるのはごく限られた人だけで、ほとんどの人は見かけの真実もどきに満足している。もしあなたの行いが正しいとしても、外見に問題があったなら、それでは不十分なのだ。(p.142) -
そらそうだよなあと思う
-
2.7