誤用から学ぶ中国語―基礎から応用まで

著者 :
  • 白帝社
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感想 : 8
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  • Amazon.co.jp ・本 (405ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784891745271

作品紹介・あらすじ

初級から中級の学習者がよく間違える文例を100のタイプに分けて分析し、12章に分類して文法解説。誤用の原因を分析することにより中国語の基本文法と正しい用法を習得する手助けをする。

感想・レビュー・書評

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  • 中国語を始めて1年くらいでHSK5級を取得し、中国人とチャットをするなかで、自分の中国語が中国人らしくないことに違和感があった。しかし、どこが違うのか分からなかった。この本は丁寧に違いを教えてくれる。また、著者が日本語を熟知した中国人の方なので、信頼感がある。

    読むのに1ヶ月くらいかかった。
    著者はシンガポール生まれだそうだが、儿化音が多く、北方よりの例文が多い気がした。
    さらに、著者は研究者の思考で文章を書いていると感じた。たくさんの論文を読んで、この本を作ったと思われる文章もある。まだ、なぜそうなるのか答えの出ていない表現もあるようで読んでいて興味深かった。

  • 誤用文→説明と訂正文→練習、の順。
    解答は巻末。
    文章がやさしく、頭に入りやすい。

  • この参考書の何が凄いかというと、
    「今まで、間違って使っていた自分の中国語の何が間違いかを、説明している」点だと思います。

    自分が書いている、もしくはしゃべっている中国語が、文法的に間違いか、合っているかを
    知るのは至難の技です。そして、ついつい、

    「間違ったまま使っている」

    この状態を長く続けていくと、正確な中国語を書いたり、話したりすることできません。
    そして、それが癖になってしまうと修正するのは本当に難しい。

    (私の個人的意見ですが)語学は、まずは、「正確性」が求められると思います。
    つまりきちんと、相手に伝わるかです。旅行や遊びで使うなら少しは適当でいいですが、
    例えば、仕事上で中国語を使うとなると、求められるのは、発音(もちろん大事ですが)でも、
    流暢さでもなく、きちんと、相手に自分が伝えたい中国語を話しているかです。

    よって、この本は、この中国語の「正確性」を磨く上で最適な参考書だと思います。
    申し分ないボリュームがあります。この一冊をしっかりこなして、理解できるようになれば、
    相当、中国語力が伸びると思います。是非一読を!

  • タイトル、装丁のイメージで「難しそう…」と思ったが、読んでみてこの本の良さがわかった。
    「確かにこれは自分も間違えそう」という誤用例がたくさんあって、とても参考になるし、使い分けの説明などが丁寧でわかりやすい。
    一般的な文法書では学びきれない内容がたくさんあって勉強になる。
    中国語文法をひととおり学んだ学習者にとって、役立つ情報が盛りだくさんの一冊だと思う。

  • ブロガーさんからのオススメ。
    今までにない切り口の本!!
    中国語の微妙なニュアンスとかがよくわかる。じっくり時間かけて読みたい一冊。中級~。

  • この本によって、どれだけ文法の疑問が解消されたことか・・・・。

    中国語4週間プラスこの本で、文法の問題の多くは解決できるだろう。

    自分が知っている中で一番詳しい文法解説書。

  • GJだ。

  • 中国語の勉強を一通り終えた中級者以上も「そうか」とうなってしまう、日本人がよく間違える用法を中心に載せています。

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