トウガラシ讃歌

  • 八坂書房
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  • Amazon.co.jp ・本 (294ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784896949544

作品紹介・あらすじ

コロンブスが持ち帰ってから、わずか500年余りで世界中に広まった不思議な食べ物トウガラシ。各地の食文化と結びついて新たな味をはぐくみ、人びとを虜にしてきたその魅力を、食文化論から辛みの科学まで、さまざまな角度から紹介。世界各国のトウガラシ料理の簡単レシピ付き。

感想・レビュー・書評

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  • トウガラシがコロンブスが新大陸を発見した時に持ち帰ったのをきっかけに世界に広がったとは知らなんだ。タイもインドも中国四川も韓国もトウガラシを使った料理の歴史はたかが数百年とは。トウガラシの伝播の歴史、各国料理における扱われ方を複数の著者により綴るトウガラシ愛溢れる一冊。

  • ☆信州大学附属図書館の所蔵はこちらです☆
    http://www-lib.shinshu-u.ac.jp/opc/recordID/catalog.bib/BB01934677

  • 国別唐辛子文化人類学。ガジェットというには、どの著者もあまりにも熱い。唐辛子だけにホットである。楽しい。

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著者プロフィール

1943年生まれ。京都大学大学院博士課程修了、農学博士。現在、国立民族学博物館教授、総合研究大学院大学併任教授。専門は民族学、民族植物学、山岳人類学。1968年よりアンデス、アマゾン、ヒマラヤ、チベット、アフリカ高地などで主として先住民による環境利用の調査研究に従事。1984〜87年にはペルー、リマ市に本部をもつ国際ポテトセンター社会科学部門客員研究員。主な著書に『インカの末裔たち』(日本放送出版協会、1992年)、『ジャガイモとインカ帝国』(東京大学出版会、2004年)、『ラテンアメリカ楽器紀行』(山川出版社、2005年)、『雲の上で暮らす——アンデス・ヒマラヤ高地民族の世界』(ナカニシヤ出版、2006年)、編著に『世界の食文化——中南米』(農産漁村文化協会、2007年)。アンデス・ヒマラヤにおける高地民族の山岳人類学的研究により今年(平成18年)度の秩父宮記念山岳賞などを受賞。

「2007年 『アンデス高地』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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