こどもってね……

  • きじとら出版
3.88
  • (6)
  • (11)
  • (7)
  • (1)
  • (0)
本棚登録 : 174
感想 : 13
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (35ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784908214080

作品紹介・あらすじ

こどもってね、ちいさな ひと。 でも、ちいさいのは すこしのあいだ。 いつのまにか しらないうちに おおきくなる。

こどもってなんだろう? そんな哲学的な問いが名作絵本を生み出しました。
様々なシーンの子どもたちが勢いのあるタッチで大胆に描かれ、子どもの感性がしなやかな言葉でつづられます。作家自らが「代表作」と呼ぶベストセラー絵本、待望の邦訳!

◆国際図書館連盟(IFLA)「絵本で世界を知ろうプロジェクト」選定図書◆第23回いたばし国際絵本翻訳大賞(イタリア語部門)受賞作品◆全国学校図書館協議会選定図書◆日本子どもの本研究会選定図書◆

《推薦の言葉》
 「おおきな世界をいきている」ちいさなひとたち。
 たくさんのいいことを大人は落っことして生きていると、
 この絵本を読んで思いました。
 もったいないなぁ。
 だけど、こどもと大人の境目なんてほんとにあるんだろうか。
     ――高山なおみ(料理家、文筆家)

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • >こどもってね、ちいさな ひと。
    でも、ちいさいのは すこしのあいだ。
    いつのまにか しらないうちに おおきくなる。


    こどもってなんだろう? 
    そんな哲学的な問いが名作絵本を生み出しました。

    様々なシーンの子どもたちが勢いのあるタッチで大胆に描かれ、子どもの感性がしなやかな言葉でつづられます。
    作家自らが「代表作」と呼ぶベストセラー絵本、待望の邦訳!

    子ども時代って振り返ってみたらあっという間。
    自分も子ども時代を過ごしてきたからか、読んでいるとなんだか切なくなりました。

    幼かった娘達も小学生と中学生・・・
    体はもちろん、心もどんどん成長していっているんでしょうね。

    心の中に子どもの部分が残っている大人でいたいなと思いながら読み終わりました。

  • こんなことをする子もいます。
    こんなことを思う子もいます。
    こんな子もいますし、あんな子もいます。
    ということを、何かしらの線引きをするのではなく、温かな絵と共にただ語る絵本。
    愛おしい。

  • 2022.09 5-2、6-1

  • こどもってなんだろう?
    こどもってね、ちいさなひと。
    でも、ちいさいのは すこしいのあいだ。いつのまにか しらないうちに おおきくなる。

  • 絵は独特.内容も大人向き.
    こどもって ちいさな ひと.そのこどものいろんなことが紹介されていて,あっわかるわかる.そして,おとなになるのよね.

  • 2022年10月12日(水)朝学
    3年A組
    「こどもってね...」の繰り返しで進んでいきます。
    少し長めのお話でしたが、子どもたちはしっかり聞いていました。
    (1冊目も長かったのに、聞く力がついているなぁと感心しました)
    「あさごはんにたべる わたあめ」の文に、「えぇ~っ」て声が。
    自分ちは、そんな朝ごはんじゃないよ~と言いたかったようです(笑)。
    高学年や大人の方にも読んでほしい絵本です。
    (読み手:C)

  • こどもって、みんないつかおとなになるちいさなひと。
    どんなことを考えているのかな。どんなことが好きなのかな。大人とどうちがうんだろう?

    国際アンデルセン賞の作家賞にノミネートされている、ベアトリーチェ・アレマーニャさんの絵本。第23回いたばし国際絵本翻訳大賞イタリア語部門の課題図書。
    見開きの片方のページにはいろいろな子どものイラストが大きく描かれている。いろんな表情がユニーク。
    子どもが考えていることを大人に説明したり、こんなふうにして、とお願いしているところが、子どもらしい言葉で、読んでいてリズムもよく、心地いい。でも、「いつかおとなになる」とか、広い世界のどこにだっていけるというところが、ちょっと先を見て大人びた目線で、不思議な感覚を受ける。

  • 6'30"

  • 4.5

  • 7分

全13件中 1 - 10件を表示

著者プロフィール

1973年、イタリアのボローニャ市生まれ。8歳のときに、画家・作家になることを決心する。これまでに30冊以上の絵本を発表。多くの言語に訳され、世界中で読まれている。イタリア・アンデルセン賞最優秀画家賞ほか、受賞歴多数。代表作である本書は10か国語以上に翻訳され、ニューヨーク・タイムズ最優秀絵本賞を受賞するなど国際的に高く評価されている。邦訳作品は他に『こどもってね』(きじとら出版)、『キーウの月』(講談社)などがある。パリ在住。

「2023年 『なんにもおきない まほうのいちにち』 で使われていた紹介文から引用しています。」

ベアトリーチェ・アレマーニャの作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×