- Amazon.co.jp ・本 (35ページ)
- / ISBN・EAN: 9784908214080
作品紹介・あらすじ
こどもってね、ちいさな ひと。 でも、ちいさいのは すこしのあいだ。 いつのまにか しらないうちに おおきくなる。
こどもってなんだろう? そんな哲学的な問いが名作絵本を生み出しました。
様々なシーンの子どもたちが勢いのあるタッチで大胆に描かれ、子どもの感性がしなやかな言葉でつづられます。作家自らが「代表作」と呼ぶベストセラー絵本、待望の邦訳!
◆国際図書館連盟(IFLA)「絵本で世界を知ろうプロジェクト」選定図書◆第23回いたばし国際絵本翻訳大賞(イタリア語部門)受賞作品◆全国学校図書館協議会選定図書◆日本子どもの本研究会選定図書◆
《推薦の言葉》
「おおきな世界をいきている」ちいさなひとたち。
たくさんのいいことを大人は落っことして生きていると、
この絵本を読んで思いました。
もったいないなぁ。
だけど、こどもと大人の境目なんてほんとにあるんだろうか。
――高山なおみ(料理家、文筆家)
感想・レビュー・書評
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こんなことをする子もいます。
こんなことを思う子もいます。
こんな子もいますし、あんな子もいます。
ということを、何かしらの線引きをするのではなく、温かな絵と共にただ語る絵本。
愛おしい。 -
2022.09 5-2、6-1
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こどもってなんだろう?
こどもってね、ちいさなひと。
でも、ちいさいのは すこしいのあいだ。いつのまにか しらないうちに おおきくなる。 -
絵は独特.内容も大人向き.
こどもって ちいさな ひと.そのこどものいろんなことが紹介されていて,あっわかるわかる.そして,おとなになるのよね. -
2022年10月12日(水)朝学
3年A組
「こどもってね...」の繰り返しで進んでいきます。
少し長めのお話でしたが、子どもたちはしっかり聞いていました。
(1冊目も長かったのに、聞く力がついているなぁと感心しました)
「あさごはんにたべる わたあめ」の文に、「えぇ~っ」て声が。
自分ちは、そんな朝ごはんじゃないよ~と言いたかったようです(笑)。
高学年や大人の方にも読んでほしい絵本です。
(読み手:C) -
こどもって、みんないつかおとなになるちいさなひと。
どんなことを考えているのかな。どんなことが好きなのかな。大人とどうちがうんだろう?
国際アンデルセン賞の作家賞にノミネートされている、ベアトリーチェ・アレマーニャさんの絵本。第23回いたばし国際絵本翻訳大賞イタリア語部門の課題図書。
見開きの片方のページにはいろいろな子どものイラストが大きく描かれている。いろんな表情がユニーク。
子どもが考えていることを大人に説明したり、こんなふうにして、とお願いしているところが、子どもらしい言葉で、読んでいてリズムもよく、心地いい。でも、「いつかおとなになる」とか、広い世界のどこにだっていけるというところが、ちょっと先を見て大人びた目線で、不思議な感覚を受ける。 -
6'30"
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4.5
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7分