黄金の七人 [DVD]

監督 : マルコ・ヴィカリオ 
出演 : フィリップ・ルロワ  ロッサナ・ポデスタ  ガストーネ・モスキン 
  • アイ・ヴィ・シー
3.45
  • (11)
  • (12)
  • (37)
  • (3)
  • (1)
本棚登録 : 110
感想 : 26
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  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4933672226071

感想・レビュー・書評

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  • ふと思い出したので登録(笑)
    ルパン三世の元ネタと言われているイタリアの映画。
    「黄金の七人」のラストから「続・黄金の七人 レインボー作戦」へと続きます。

    ”教授”率いる犯罪チーム。凄腕のメンバーたち。教授の傍らのジョルジャはすこぶる付きのいい女。
    彼らの出し抜きあい、騙し合い、そして馴れ合いの楽しい映画。
    教授は司令塔。「細工は流々 仕上げをじっくり 御覧じろ」(慣用句だが、「ルパン音頭(歌三波春夫)」でも使われてると、蛇足説明してみる」)。高みの見物かと思いきやおまぬけな女装だってやるし、リュック型飛行機械?でよたよた空だって飛びますよ。
    ヒロインのジョルジャはなんとも素晴らしい悪女っぷり。可愛くセクシーでキュート。教授だって黄金の七人だってどこぞの独裁者だって、彼女にかかればお手の物。お着替えも何度かしますが、金髪鬘に金色のコンタクト姿なんてまさに雌豹。男を悩殺しつつ安売りはしない、敵に捕まった命懸けの場でもにっこり微笑。

    犯罪の顛末は骨折り損のくたびれ儲けというかそんな手間暇かけてそれかいな、ということもありますが、結果より下調べと手間と出し抜き合いを面白がる根っからの犯罪者魂の持ち主なんですね。犯罪に使う道具もまた漫画チックで楽しい。道路工事に化けて銀行の金庫に近づくだの、黄金運び出し機械だの、リュック型飛行機械だの。この犯罪の結果より経過を楽しみつつ、アナログな感じが「ルパン三世の元ネタ」と言われる所以でもあるかと。

    おしゃれでユーモアたっぷりでテンポのいい実に楽しい映画です。

    • mkt99さん
      淳水堂さん、こんにちわ!(^o^)/

      わー、また脳内リフレインしてしまうでないですかー!(笑)

      「♪たとえ軍隊がー、それ追いかけ...
      淳水堂さん、こんにちわ!(^o^)/

      わー、また脳内リフレインしてしまうでないですかー!(笑)

      「♪たとえ軍隊がー、それ追いかけて、やれ取り囲み、ああ、爆弾落としてもー、ごきげんようー!」(三波春夫)
      2014/09/27
  • 教授フィリップルロアとオンナ/ロッサナポデスタが
    仲間たちを引き連れて 
    スイス銀行の金庫の7トンもある金塊を奪う。
    計画されて、緻密で、用意周到な 強盗。
    さすが イタリア的なノリがある。
    ロッサナポデスタの黒いタイツは 悩殺的である。
    「悩殺」という言葉が ぴったりである。
    盗んだあとの ナポリ、ローマに運ぶことの
    教授とロッサナポデスタの駆け引き。
    「裏切り」が 裏切り らしくない。
    みんなが楽しんでいる。
    そして、金塊は 泥棒たちの手に入りそうで
    はいらないところが、おもしろい。

  • それなりにおもしろかった。やはり「新ルパン3世」に通ずるものがある。

  • GYAOで視聴。
    まあイタリア映画らしいピカレスクもの。

  • サスペンスコメディと言って良いかも。
    銀行から見事に金塊をせしめた教授たちだが、裏切りに次ぐ裏切り、そして最後のどんでん返し。
    イタリアらしい軽妙なタッチで描かれて、ドキドキはするけど楽しかった。

  • 295-17

  • スイスのジュネーブに、ある銀行が誇る最新式の大金庫に収められた大量の金の延べ棒。“教授” (フィリップ・ルロワ)に率いられた六人の男と一人の女は、綿密な計画と万全の装備、抜群のチームワークで白昼堂々、七トンもの黄金を盗み出すことに成功するが、そこから彼らの騙し合いが始まった。

    スタイリッシュな音楽、ロッサナ・ポデスタのセクシーなストッキング姿、おしゃれなメガネ姿や毛皮姿が魅力的で観る者に強烈なインパクトを与えています。
    プロットは「ルパン三世」に似ていて新味は感じられませんが、前半の銀行強盗は時折冷や汗をかくシーンが盛り込まれており程良い緊張感で楽しめます。
    後半の金塊争奪戦も先の読めない展開でなかなかスリリング。落とし方もイタリアっぽくて好きです。

  • ルパン三世のような娯楽映画。

  • 銀行へつづく地下の道を掘って金を盗む譚。おしゃれなイタリアが詰まってる。謎の教授と美女(峰不二子のモデル)もアクセント笑

  • 有名な『恋とマシンガン』の元ネタです、はい。
    あとルパン三世もか。
    http://youtu.be/49FIk8nPybw

    映画本編は・・・たいして面白くないっちゅうか、眠くなったけど
    ちょっとだけ皮肉な感じだったりして。
    いわゆる赤毛トリックもの・・・この映画だとトリックではないですけどw
    『ダイハード3』とかよくあるやつです。
    クライムものもイタリア・フランスだとよくありますが
    けっこう早かったのかも・・・
    『さらば友よ』の方が方向性と質感がちょっと違って好きです。
    『黄金の七人』はユーモアとか軽い感じがある映画で、
    これはこれでいいところでした。



    ものの本によると『恋とマシンガン』はオザケン作曲らしくて。
    ジャズ、4ビートです。

    今年の頭ぐらいに、'99年ごろの日本のHipHopを引っ張り出して聴いてて
    (具体的にはライムスターとブルーハーブなんだけども)
    そこから遡って、自分が高校生だった頃・・・'90年代中盤の音楽のことを
    あれやこれやと考えてました。

    日本のHipHop・・・もうね、IKZOの『俺ら東京さ行ぐだ』・・・
    あまちゃんでも出てきましたけど、
    日本語の構造上、脚韻がぜんぶ「ねぇ!」だけだというw
    まだ倒置して韻を踏むパターンなんて全然ないころです。

    でやっぱり『今夜はブギーバック』。急に飛ぶ。
    オザケン2nd.の『LIFE』期ですね。
    でも『LIFE』は持ってないので1枚目の『犬キャラ』。
    初版の『犬キャラ』がなぜか家にあって、聴いてなかったので
    これをしばらく聴いてたのですが・・・

    『LIFE』もそうだけど、オザケンって真っ黒なんだね!!
    と、今さら気付きました。ブラックミュージック。
    『球体』もジャズだしさ。

    よく考えたら、当時聴いてて好きだった音楽は
    どれもこれも真っ黒で・・・ウルフルズもそうだし、
    真心もフォークだけど黒い。彼らもラップしてるし。
    メインストリーム、小室もブラックミュージックで・・・
    まああの人の場合は海外の流行りを取り入れてるだけなのかもしれないけれど、
    裏も表も全部真っ黒だったような。
    だいたい'94~5年ごろの話ですが
    なんとなく、'94~5年ごろが色んなものの
    ひとつの境目になってる気がしています。


    渋谷系が出てくる前の段階はたぶんネオGSとか東京モッズシーンが
    あってですね・・・ヒロミックスとかもたしかそうだったような。
    そこらへんの「ロックバンド」って、渋谷系に近いんだけども
    渋谷系としてはカテゴライズされないんですよね。

    渋谷系にはハマりませんでしたけど、そういうロックバンドが好きでした。
    具体的に言うとコレクターズとGreat3。
    この流れは一旦途切れたように見えて、渋谷系にまず評価された
    ゆらゆら帝国へと続いてると思う。
    彼らはもっと全然違うんだけども。

    あと、コーラスは絶対に真城めぐみ・・・
    ソウルフルなコーラスといえば真城さん。
    だからサンボマスターのコーラスは真城さんというのが
    やっぱりいいですね。

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