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みんなの感想・レビュー・書評
(76レビュー)
ベルモンドとカリーナが歌い語らい踊り車を盗み愛し合い憎み合い観客を愚弄し色彩と音楽と言葉がある。
再鑑賞なのにどうしてこんなに記憶にないのだというくらい初見の気持ちになれる新鮮さ。
延々と同じ旋律が頭の中にループする太めのおじさんの場面が妙におかしくて何度も見てしまった。
80年代に10代20代をすごし、20代前半、映画にあけくれた時期もあり また80年代のあのミニシアター・ブームのなかにあって ゴダールの作品を通して1本みたのははじめてです。 えー。 80年代のミニシアター・ブームとバブリーな雰囲気 音楽のニューウェイブ、アヴァンギャルドとかゆう言葉、 YMOの3人がゴダールがとても好きで ゴダールの映画からそれぞれ1曲つくっているんですね。... 続きを読む »
ストーリーや会話の整合性を見出すのがぱっと観では難しい作品ですが、じゃあ意味不明なことばかり言っているかというとそうでもないと思いました。
序盤に稚拙な映画哲学を振りかざすアメリカ人に主人公が呆れるシーンに彼の厭世観が現れており、文学(観)と人生を同居させるべく、忙しく立ち回ります。コラージュされたように次々と違うシーンが繰り出され、そこに言葉を繰り出す「男」と感情をあらわにする「女」との温度差が浮き上がるのも印象的。キザな主人公はある種、達観した思想を持っているかのように思えますが、それすらも自分で笑い飛ばしてしまう境地を演じているように思えます。
男と女の、人間がからみあった猥雑さからの逃避のお話。
中盤から段々話がわかってきた。男の最後のことばは、とても端的でかなしい
男女の支離滅裂な行動は
やがて己の身をも滅ぼしていく。
メモしておきたくなるような
会話がオシャレ。
マリアンヌが劇中に歌う2曲が
とても印象に残った。
”一生私を愛するなんて約束しないで
そんな誓いを交わすのは私達らしくない
なぜなら私達の愛はただの愛だから
この愛は未来のない ただの愛だから”
「愛し続けるかどうかは死ぬときに分かる」
ジャン=リュック・ゴダールの映画は
まだ『勝手にしやがれ』と『軽蔑』しか
みてないけど、この『気狂いピエロ』を
含めほんとどの作品もセンスがあふれていると思う
とくに男女の会話のおしゃれっぷりがやばい
ゴダール作品コンプリートしたい!
いつの時代においても洗練されていて
きっと見続けられる映画だと思う
個人的には
気狂いピエロ>軽蔑>勝手にしやがれ
です
予告*http://www.youtube.com/watch?v=HX7o02ELPTQ
毎回映画を観た後にはこうやってレビューを書いて自分の感想を整理しているのですが、今回この「気狂いピエロ」を観て自分の中に巻き起こった印象はなかなかまとまってくれないようで、どうにも筆(というか手ですが)が進みません… 何を思ったか、それを言葉にするには当分かかりそうなので、この映画を観て思い出した話をひとつ。 私はアマチュアのオーケストラをしているのですが、以前フランスの曲をやったとき、「... 続きを読む »
巨匠ゴダール監督の名作、と呼ばれているらしい。正直、内容を理解できたかと聞かれると、NOと言わざるを得ないのだけど、何故か最後まで見入ってしまった。 ストーリーのベースは駆け落ちの恋愛物語。哀愁に満ちた男は安らぎを、優れた美貌をもつ女は高揚を求めており、逃避行を繰り返す中で互いのずれは明らかになってくるのだけども、女の天真爛漫で美しい様に男は虜になって追いかけてしまう、という表面的なストーリー展... 続きを読む »
ジャン=リュック・ゴダールの描く、「勝手にしやがれ」と並ぶヌーヴェル・ヴァーグの代表的作品。映画的文法に基づいたストーリーというものはなく、既成の様々な映画の要素を混ぜ合わせ、光・色・音等を交差させて、引用で組み立てられた作品。
まさに狂った2人の支離滅裂な物語。一見、何も一貫性はないのだが、人生とはそんなものかもしれない。
顔を青ペンキで塗って自爆するラストは、ぶっ飛びすぎてて、逆に秀逸。
【あらすじ】
パリから南仏に向かうフェルディナンとマリアンヌ。マリアンヌは彼をピエロと呼び、彼は「違う、フェルディナンだ」と答える。
パリを去るのは日常の悪夢から脱出するためだが、南仏に何があるか。
冒険活劇漫画『ピエ・ニクレ』を携え、愛と永遠を求めてさすらう2人だが、青春は常にアナーキーで、暴力的で、犯罪に彩られていた。ランボーの詩に沿った2人のささやき、「見つかった」「何が?」「永遠が」が繰り返される。
全編シナリオなし、即興演出で撮影し、「それは冒険映画だった」「それは愛の物語だった」と言われるような作品。
2009/02/11
アメリカンニューシネマへと
引き継がれていくヌーベルバーグの世界。
やはり、本家がいいなと思う。
アンナ・カリーナの素晴らしさに
きっと男なら誰でも息を呑んでしまうはず(笑)
ゴダールの作品は断片的には観たことがあるが、通して観たのはこれが初めてである。ヌーヴェルヴァーグという運動の下でつくられた映画であるらしくて、ストーリー性が皆無など特殊な技法でつくられている。登場人物...
![第3回 ブクログ大賞[2012]](/ad/1201/award_booklog200_65.gif)

