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みんなの感想・レビュー・書評
(204レビュー)
難しいテーマだと思ったけれど、大切なのは、今、と改めて思えた。
博士が博士であることに変わりはないように、
私が私で有る限り。
数学への苦手意識が邪魔をして、素数やら、何やら、なかなか頭に入らないけれど、数字の美しさは感じられた。
いつか、自分の子供が生まれたら、その子には数学を楽しんでほしいな‥
本編より
目に見えない世界が目に見える世界を支えている
肝心なことは心で見なきゃ
一つぶの砂に一つの世界を見
一輪の野の花に一つの天国を見
てのひらに無限を乗せ
一時のうちに永遠を感じる
ウィリアム・ブレイク
笑顔を見せず淡々とした寺尾聰、こんな先生、大学にいた気がするなぁとなんだか懐かしくなった。深津絵里の健気な笑顔と季節のなんでもない風景と数字や数学にまつわるエピソード、どこをとっても美しい。
原作が好きで鑑賞しました。
風景や音楽が優しくて、美しい映画です。
寺尾さんの人柄や雰囲気がいい。
包容力も感じるし、ちょっと頼りない感じもするので不思議です。
最後の場面は映画だからこその儚さと切なさだと思います。
原作を上手く昇華しつつも、映画ならではの雰囲気。
原作(再)読了後に鑑賞。
原作と比べると映画は負けてしまっているな、という印象はあるが、原作を知らずに映画だけ観たならかなりの良作だと思う。
博士との重要なイベントの中身が変わっていたのがかなり痛いような。
特にルートの怪我の後の母子のやりとりについては映画しか見ていない人はイマイチわからないのではないかと推測される。
原作の語り手が家政婦だったのに対して映画はルートが語り手。野球観戦のシーンは草野球をプロ野球に見立てて再現。
この手法はうまいな、と思った。
自分も楽しく、人も楽しく…そういうことって難しそうだけど、気持ち次第でできるのかなと思いました。 家政婦として働く母・・・・息子から“頑張り屋だから、家政婦教会では一番若いけど、キャリアは古株” とのナレーションがあったように記憶していますが。 このお母さんのすごさは、仕事に自信を持っていること。そしてこの仕事が・・好きなことがよく伝わってきます。 子どももそんなお母さんが、好きなんでしょ... 続きを読む »
以前弟に薦められて読み始めたが、最初の方で投げ出した本だった。読み進めても、きっと私の苦手な数学の世界なのだろうという先入観があったのだが、映像でなら大丈夫かも・・・と手に取った。 見始めても、元々私は数字には冷たい印象しかもっていないし、ましてやその美しさなどは理解を超えた領域であった。 ところが、見終わった時のさわやかさ、そして冷たい印象しかもっていなかった数字が、ぬくもりのあるも... 続きを読む »
原作は読んでいません。交通事故により80分しか記憶が持たない博士、身の回りのお世話をする家政婦とその子供のお話。「ルート」とあだ名のつく数学の先生が授業を教えながら昔話を語るような展開の仕方です。序盤~中盤が淡々と平和に進みますが、決して飽きのこない博士と家政婦の会話の掛け合いでした。途中途中で数学の勉強にもなり、なるほどと感心。数式に当てはめたせいで正直理解できない箇所もあったのですが、心温まる映画でした。寺尾聰がとっても味があって良い!深津絵里が今と変わらない容姿に驚きましたw
小説を読んでなかったらもっと楽しめただろうか?
小説はものすごくよかっただけけに、ちょっと残念だ。
いいところが描ききれていない。
寺尾聰にもピンと来なかったなぁ。
この物語を描く場合は、江夏の件はハズせないのではないだろうか。
小説の持つ世界観はうまく伝わっていると思う。
数字は美しい。柔らかな時間が流れる。80分しか記憶が持たなくても、博士は愛にあふれている。
「永遠の真実は目に見えない。心で見るんだ。心で見れば、時間は流れない。」
「大事なのは今。」
「失うものがないから、自然にまかせて、ひと時ひと時を生き抜く。」
博士の過去も明らかになるけれど、温かくなる作品だった。
原作も読んでみる。
数学は大の苦手な375ですが、本作の原作を読んだ時、数学ってなんて壮大でロマン溢れる学問なんだと、とても感動した覚えがあります。
そんな原作の良さを損なわずに上手く映画化しているなと思いました。演出がちょっとあざとく感じられる部分もありましたが。
特に小川洋子さん独特の美しい文章を、数学教師になったルートが生徒達に教えるという方法で、脚本に取り入れているのは良かったと思います。
そして、このお話はとっても美しいラブストーリーでもあります。
すごく大好きなお話です。
(2005年 日本)
記憶が80分しかもたない先生と家政婦の素敵なお話。![第3回 ブクログ大賞[2012]](/ad/1201/award_booklog200_65.gif)

