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- / ISBN・EAN: 4907953019980
感想・レビュー・書評
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『胡同の理髪師』を以前見て、胡同の風景観たさにこれを。ストーリーも良かった!
特典映像で、主役の男の子が現在四合院に住んでてアパートより便利、と話していたが、この来日記者会見の2006年4月当時、まだ残っていたのだろうが2016年の今もあるのだろうか。見てみたい。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
腹立たしくて、途中で観るのを止めようかと思ったけど、最後まで観て良かった。
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繊細で深遠な映画。
感想や概要を一口にするなど到底できる気がしない。
映画の良し悪しは一瞬でわかるもので、
たったひとコマに、すっと観客を入り込ませてしまうもの、
今作にはそれがあった。
近代化の波、それは中国でも同様のことで、
もしかしたら父親は「守りたい」だけだったのかもしれない。
住む場所、伝統、習慣、生き方。
自分の生きた時代への誇りが反って仇となり、
「のため」がいつのまにか「自分勝手」と捉えられてしまったのかもしれない。
その原因を時代の流れとくくることは出来ないし。
ただ、喪失は所々で見えた気がする。
社会の変化は人間の意識すら変えてしまう。
それはもしかしたら悲しいことなのかもしれない。
離婚をし、ひとり家に帰る途中、近所の人に言われた「おかえり」が、
今は少し切なく思える。 -
名作。号泣。
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良かったです。文化大革命で絵描きのおとうさんは右手の親指を痛めつけられた上で6年の強制労働につく。その間に息子が誕生しており母子家庭で育つ。戻って来たおとうさんは息子に絵描きになることを強要し、厳しく育てられる。が、最後、おとうさんは気付く。おとうさんも収容所から戻ったら6歳の息子に対面し、おとうさんにならざるを得なかった。3人で生きていくことに必死だった。そして絵描きになって合同展が成功した息子と握手したあと、おとうさんも残りの時間は自分のための時間を過ごすと行方をくらます終わりかた。おとうさんは深い謎です。四合院がセットだったとは、リアルでした。凍結する湖で寒中水泳する北京の人々。北京の人々の健康法はときにびっくり。
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やさしいサウンド。ヒトの一生についてしみじみと考えさせられる。さらには、中国という場所での時代の流れがうねる背景。いい映画です。
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父子の葛藤を近代中国を背景に描いた作品。
親父がとにかく過干渉…
苦手なんですよねぇ、こういう話。
うちもそういう傾向あるもんで… -
土臭さがいい!いい!
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「子が生まれ父になっては子を愛し子に求めては思いままならず」