ブラック会社に勤めてるんだが、もう俺は限界かもしれない [DVD]
- アミューズソフトエンタテインメント (2011年10月17日発売)
- Amazon.co.jp ・映画
- / ISBN・EAN: 4527427646346
感想・レビュー・書評
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ブラック企業って、学校のいじめ集団の大人版寄り合い所帯みたい。もちろんこの映画で最も悪いのは、見て見ぬふりをする森本レオ扮する社長である。それにしても、終盤突然チームワークに目覚めたのが唐突過ぎて・・
『ブラック会社に勤めてるんだが、もう俺は限界かもしれない』は、2008年6月26日に新潮社から発売されたビジネス論の書籍。インターネットの電子掲示板である2ちゃんねるのニュース速報(VIP)板にて2007年11月から12月にかけての書き込みを基にした書籍で、書名は当該スレッドのタイトル名に由来する。著者の黒井勇人はペンネームで、書籍化の際に付けられた。2009年の映画は原作を元に、元ニートの青年が劣悪な職場環境の中で自分なりの生き方を見出していく成長物語となっている。
あらすじ:
主人公(のちにハンドルネームを「1」から「マ男」へと変える)はある時、3年前に入社した会社で、ある「限界」を感じ、2007年11月24日21時38分07秒44に、この書籍のもととなったスレッド「ブラック会社に勤めてるんだが、もう俺は限界かもしれない」を立てたのだった。主人公はそのスレッドで、その「限界」について伝えるため、入社からスレッドを立てるまでに会社で起きたことを書くことにする。
数年前、いじめにより高校中退で中卒、しかも10年近くのニート歴を持つ主人公は、母親の事故死を転機に就職を決意した。
そこで主人公は、中学時代の友人に基礎を教えてもらいながら基本情報技術者試験で国家資格を取る事にし、合格点ぎりぎりでの合格を果たし、その後数十社書類選考で落とされながら一つの企業に採用された。
しかしその会社はいわゆる「ブラック企業」で、入社当日から残業(勿論夜通しのサービス残業)が出るほどの過酷な仕事を言い渡された。周囲の人物と言えば無能な癖して部下達に仕事を押し付ける傲慢且つ独裁的な上司の「リーダー」に、リーダー同様仕事も出来無い上とんでもなく空気の読めずお調子者で且つ仕事そっちのけでガンダムシリーズに興じてばかりの能天気な「井出」、そして実力はあるが何もしゃべれずリーダーにいじめられ続ける気弱な「上原」。さらにはめちゃくちゃな納期を押し付けてくる取引先。当初からまともに会話ができるのは会社の「社長」と社内で一番仕事のできる「藤田」のみであった。
入社直後の苦境を乗り越えた主人公は社長の提案で入社2週間目にしてあるプロジェクトのリーダーに抜擢される。派遣社員の「中西」という女性も入って主人公はリーダーの辛さを思い知らされることに。そんな新入社員に対する軽い嫌がらせが続く中、藤田は常に主人公を支え続け、主人公も藤田を神のように尊敬していた。
その後主人公の受け持ったプロジェクトも成功し、入社1年も経たぬうちに何とか実力を認めてもらえることとなった。だが、プロジェクト終了からあまり時間の経たないうちに上原が精神科に入院してしまう。
さらに追い打ちをかけるように「中卒である」という主人公の学歴が社内でバレてしまい、リーダー達から罵声を浴びせられた。この「学歴事件」で彼は精神的ショックを受けて、退職を決意する。しかし、この学歴事件は、藤田が主人公を「辞めさせない」ための狙いでもあった。これを機に主人公は、自分とは両極端ながらも、どこか自分と似通った、藤田の壮絶な過去を知る。(ウィキペディア) -
hulu契約してるのに全然観てないな~って思って何かないかな~・・・
と思って観た一本
小池徹平くん・・・可愛いよね
田辺誠一さんも良かった
だいぶ前の作品だけど思ったより面白かった
すごい笑えたし
もっかい見てもいいかも
ずっと引きこもりだったのにいきなり初日からあんな働けるのかしら・・・
攻撃的なリーダーやら臭い人やら。なんかリアル生活と重ね合わせて見ちゃったわ
尊敬できる先輩とかいると頑張れるわね -
あなたにとっての『仕事』とは?
そんな問いかけをしたくなります。
趣味や実益を兼ねていて、人間関係も充実し、先の見通しも明るく毎日が楽しい。
そういう方が見たら甘え。と思われるかもしれません。
しかし、その様に仕事に満足している人というのは、ほんの一握りでしょう。
学歴、雇用形態、人間関係、仕事内容、就業状況、給与面。
ある程度は折り合いをつけなければいけない面もあり、仕事があるだけでも有り難い事なのかもしれません。
それでも、人間。体力的にも精神的にも限界は存在します。
辞めたくても辞められない。仕事にしがみつくしかない。
たとえ、それが就業条件が最悪なブラックな会社であっても…。
限界が来ても仕事を続けなければいけない。
そんな時、何を拠り所に仕事をしていくのでしょうか。
本作はユーモアな表現を用いてブラック会社に勤務する若者の心情をリアルに描くノンフィクション(2ch発信の為、定かではない。)
前置きが長くなりましたが、それ程に仕事について深く考えさせられた作品。
正直、ブラックな会社に勤務していなければピンと来ないだろうし、共感、感情移入もしづらい映画ではなかろうかとも思いました。
小池徹平君が実にいい演技をしています。その他のキャスティングにも概ね満足。田辺誠一、池田鉄洋も好きな役者。
どこぞの声が大きいだけのお笑い芸人だけはどうしても嫌悪感を抱かされますが…。
ブラック会社が如何様なものか、こんな人が同僚なら嫌だ。
大体、ブラックな会社の概要はこれを観ればわかります。
ストーリーは主人公が入社し、どうして限界を迎えたのか。を主軸に展開。
意見が割れそうな最後ですが、個人的には高評価。人を支えているものは人それぞれ。この人にとっての拠り所はそれだった。というだけの話。
この話はSEについてですが、何もSEに限った事ではないと思います。全ての仕事で関係ある点もあるはずですし、業界的にも黒い会社というのは多い。
それも踏まえて、共感できそうという方には特にオススメ! -
田辺誠一と小池徹平に癒された…♪
会社なんてどこもどっかがブラックだろって思うけど、そんなのに関係なく頑張れる人でありたいと思った。まぁもちろん死なない程度に。 -
映画館でわざわざ見るレベルではないけども
テンポが良くて予想以上におもしろかった。
本当にこんな会社が存在するのか。
ゲスリーダーを品川さんが演じているところが絶妙。
日曜の夕方にみるとヤル気が湧いてくる。
藤田さんマジイケメン。