ブラック会社に勤めてるんだが、もう俺は限界かもしれない [DVD]

監督 : 佐藤祐市 
出演 : 小池徹平  マイコ  田中圭  品川祐  田辺誠一  千葉雅子  中村靖日  池田鉄洋 
  • アミューズソフトエンタテインメント (2011年10月17日発売)
3.17
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本棚登録 : 872
感想 : 208
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  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4527427646346

感想・レビュー・書評

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  • 2009年

    Amazonプライムにて。
    予想以上に面白かった。
    調べてみると監督さんが「キサラギ」の監督さんだった。
    キサラギも面白かったなぁと。
    初めは笑って観てるんだけど、後半になると段々笑えなくなってくる…
    IT企業は3K(キツイ・帰れない・給料安い)と聞いた事あったけど、実際映像として見るとやっぱキツイなと改めて思う。
    それでも最後の方、あれだけ癖が強い皆が結束してるのは気持ち良かった。
    個人的に見てるだけなら井出さんのキャラ好き(笑)見てるだけならね。
    話しかけられて「今やってるわ!」って振り向いた時の井出さんの形相が面白すぎた(笑)
    セロテープで目こじ開けてるって(笑)
    しかし小池徹平さん、こんなに演技派だったっけ!?と思うくらい引き込まれたし、アニメから飛び出した様な顔だなぁ…って見ながら思ってしまった。
    こういう会社、締め切りがある職業には程度の差はあれ普通にあるのかもしれない。
    こういう会社を経験すると何処でも務まりそうだなって思う。
    あとエンドロール。庄司さんの名前があって「え?出てた?」って少し巻き戻してみても分からなくて調べたらエンドロール後に出てくると。
    エンドロールを早送りしたら出てきました。
    社長の本性もね…。

    “2ちゃんねるの人気スレッドを「ホームレス中学生」の小池徹平主演で実写映画化。“ブラック会社”と評される過酷な職場で働くことになった元ニートの青年が直面する数々の困難とそれを乗り越え成長していく姿を描く。監督は「キサラギ」「守護天使」の佐藤祐市。高校を中退し、8年間もひきこもりをしていたマ男は、母の死をきっかけに就職活動を開始する。何社も落ちた末にようやく就職したのは小さなIT企業“黒井システム株式会社”。しかし喜びも束の間、そこは想像を絶する“ブラック会社”だった。入社早々ありえない量の仕事を押しつけられ、サービス残業や徹夜は当たり前。クセ者揃いの上司や同僚に囲まれ、奴隷のように働くマ男だったが…。”

  • WOWOWで見ました
    自分が今の仕事限界かしらと思ってた時に見たくなって
    見てみたら、まだ自分は限界じゃないなって思いました(笑)

    実話を元にしてるってことだけど
    こんな毎日残業、低賃金、変な同僚・上司で奴隷のようにこき使われる会社、
    まあけっこうあるんだろうと思う
    共感するところいっぱいあっておもしろかったです

    自分の今の仕事も肉体労働で低賃金で変な上司に振り回されて大変だけど
    自分のプライベートな趣味が楽しめる時間があるだけまだマシだな、と思わせてくれました
    感謝!(笑)
    (でも有給は欲しい!)

    孔明とか周愈とか三国志に例えるのは、それは違うだろう~って思ったけど
    デスマーチとか死亡フラグとか時々劇画風になってて
    おもしろかったです

    小池徹平くんはどの作品でもいつも爽やかで嫌味がないので
    素直に感情移入できてけっこう好きです

    そして大好きな田辺誠一すぁ~ん♪
    なんでこんなところにいるのかわからない人格者で
    見ようによってはほんとにゲイとかに見えちゃうから笑っちゃう
    結局本当にいい人でヒネリがなかったのが残念だけど
    小池くんがもう限界だと思ったとどめの理由が
    田辺さんが会社を辞めるから、、、ってとこが納得です
    でも田辺さんは死んだ恋人への贖罪の気持ちから立ち直って
    また弁護士の道を進もうと決意したのだからいいよね
    そしてそうさせてくれたのは
    「僕の後輩で、今目の前にいる」って爽やかに(笑)言ってのけるところがまた素敵でした(笑)
    かっこいい~(でも可笑しい)


    まあ軽く見れて楽しめて、ちょいとまた仕事頑張ろうって気になれる
    よいお話でした^^

  • ブラック企業って、学校のいじめ集団の大人版寄り合い所帯みたい。もちろんこの映画で最も悪いのは、見て見ぬふりをする森本レオ扮する社長である。それにしても、終盤突然チームワークに目覚めたのが唐突過ぎて・・

    『ブラック会社に勤めてるんだが、もう俺は限界かもしれない』は、2008年6月26日に新潮社から発売されたビジネス論の書籍。インターネットの電子掲示板である2ちゃんねるのニュース速報(VIP)板にて2007年11月から12月にかけての書き込みを基にした書籍で、書名は当該スレッドのタイトル名に由来する。著者の黒井勇人はペンネームで、書籍化の際に付けられた。2009年の映画は原作を元に、元ニートの青年が劣悪な職場環境の中で自分なりの生き方を見出していく成長物語となっている。

    あらすじ:
    主人公(のちにハンドルネームを「1」から「マ男」へと変える)はある時、3年前に入社した会社で、ある「限界」を感じ、2007年11月24日21時38分07秒44に、この書籍のもととなったスレッド「ブラック会社に勤めてるんだが、もう俺は限界かもしれない」を立てたのだった。主人公はそのスレッドで、その「限界」について伝えるため、入社からスレッドを立てるまでに会社で起きたことを書くことにする。

    数年前、いじめにより高校中退で中卒、しかも10年近くのニート歴を持つ主人公は、母親の事故死を転機に就職を決意した。

    そこで主人公は、中学時代の友人に基礎を教えてもらいながら基本情報技術者試験で国家資格を取る事にし、合格点ぎりぎりでの合格を果たし、その後数十社書類選考で落とされながら一つの企業に採用された。

    しかしその会社はいわゆる「ブラック企業」で、入社当日から残業(勿論夜通しのサービス残業)が出るほどの過酷な仕事を言い渡された。周囲の人物と言えば無能な癖して部下達に仕事を押し付ける傲慢且つ独裁的な上司の「リーダー」に、リーダー同様仕事も出来無い上とんでもなく空気の読めずお調子者で且つ仕事そっちのけでガンダムシリーズに興じてばかりの能天気な「井出」、そして実力はあるが何もしゃべれずリーダーにいじめられ続ける気弱な「上原」。さらにはめちゃくちゃな納期を押し付けてくる取引先。当初からまともに会話ができるのは会社の「社長」と社内で一番仕事のできる「藤田」のみであった。

    入社直後の苦境を乗り越えた主人公は社長の提案で入社2週間目にしてあるプロジェクトのリーダーに抜擢される。派遣社員の「中西」という女性も入って主人公はリーダーの辛さを思い知らされることに。そんな新入社員に対する軽い嫌がらせが続く中、藤田は常に主人公を支え続け、主人公も藤田を神のように尊敬していた。

    その後主人公の受け持ったプロジェクトも成功し、入社1年も経たぬうちに何とか実力を認めてもらえることとなった。だが、プロジェクト終了からあまり時間の経たないうちに上原が精神科に入院してしまう。

    さらに追い打ちをかけるように「中卒である」という主人公の学歴が社内でバレてしまい、リーダー達から罵声を浴びせられた。この「学歴事件」で彼は精神的ショックを受けて、退職を決意する。しかし、この学歴事件は、藤田が主人公を「辞めさせない」ための狙いでもあった。これを機に主人公は、自分とは両極端ながらも、どこか自分と似通った、藤田の壮絶な過去を知る。(ウィキペディア)

  • hulu契約してるのに全然観てないな~って思って何かないかな~・・・
    と思って観た一本
    小池徹平くん・・・可愛いよね
    田辺誠一さんも良かった
    だいぶ前の作品だけど思ったより面白かった
    すごい笑えたし
    もっかい見てもいいかも

    ずっと引きこもりだったのにいきなり初日からあんな働けるのかしら・・・
    攻撃的なリーダーやら臭い人やら。なんかリアル生活と重ね合わせて見ちゃったわ
    尊敬できる先輩とかいると頑張れるわね

  • あなたにとっての『仕事』とは?

    そんな問いかけをしたくなります。
    趣味や実益を兼ねていて、人間関係も充実し、先の見通しも明るく毎日が楽しい。
    そういう方が見たら甘え。と思われるかもしれません。
    しかし、その様に仕事に満足している人というのは、ほんの一握りでしょう。
    学歴、雇用形態、人間関係、仕事内容、就業状況、給与面。
    ある程度は折り合いをつけなければいけない面もあり、仕事があるだけでも有り難い事なのかもしれません。

    それでも、人間。体力的にも精神的にも限界は存在します。

    辞めたくても辞められない。仕事にしがみつくしかない。
     たとえ、それが就業条件が最悪なブラックな会社であっても…。
     
     限界が来ても仕事を続けなければいけない。
     そんな時、何を拠り所に仕事をしていくのでしょうか。

    本作はユーモアな表現を用いてブラック会社に勤務する若者の心情をリアルに描くノンフィクション(2ch発信の為、定かではない。)

     前置きが長くなりましたが、それ程に仕事について深く考えさせられた作品。

     正直、ブラックな会社に勤務していなければピンと来ないだろうし、共感、感情移入もしづらい映画ではなかろうかとも思いました。

    小池徹平君が実にいい演技をしています。その他のキャスティングにも概ね満足。田辺誠一、池田鉄洋も好きな役者。
     どこぞの声が大きいだけのお笑い芸人だけはどうしても嫌悪感を抱かされますが…。

     ブラック会社が如何様なものか、こんな人が同僚なら嫌だ。
     大体、ブラックな会社の概要はこれを観ればわかります。

     ストーリーは主人公が入社し、どうして限界を迎えたのか。を主軸に展開。

     意見が割れそうな最後ですが、個人的には高評価。人を支えているものは人それぞれ。この人にとっての拠り所はそれだった。というだけの話。 
     この話はSEについてですが、何もSEに限った事ではないと思います。全ての仕事で関係ある点もあるはずですし、業界的にも黒い会社というのは多い。
     それも踏まえて、共感できそうという方には特にオススメ!

  • 田辺誠一と小池徹平に癒された…♪
    会社なんてどこもどっかがブラックだろって思うけど、そんなのに関係なく頑張れる人でありたいと思った。まぁもちろん死なない程度に。

  • 映画館でわざわざ見るレベルではないけども
    テンポが良くて予想以上におもしろかった。

    本当にこんな会社が存在するのか。
    ゲスリーダーを品川さんが演じているところが絶妙。
    日曜の夕方にみるとヤル気が湧いてくる。
    藤田さんマジイケメン。

  • 観るのが怖かった本作でしたが、思いのほか出来が良く 
纏まってておもしろおかしく観れました☆ 

CGもナイスな感じで、コメディに華を添えていましたね。 

それにしても、て、撤平・・・おまえは凄いよ!! 
役者として真に迫るものがあったさ! 
父の病院を後にして会社に戻った時に社内の混乱ぶりを 
目の当たりにしてぶち切れたシーンなんか特に良かった。 
「バッカじゃねーの!」 
・・・には観ている側はかなり爽快な気持ちになった思います(笑) 

品川さんのリーダーも良く演じてました。 
本当にイライラしますよ。でもそれが役者として成功している証拠。 
しかしまた彼も可哀相なソルジャーの一人でした。 
俳優陣は申し分無くハマってた!!! 

仕事において限界は人それぞれです。 
くれぐれも精神衛生上悪い会社は長居は禁物ですね。 

会社とは「カオス」だ・・・とか、まさに! 
って同感する点が色々ありましたが、全てにおいて程度の問題だと 
思いました。 
ニート→正社員。厳しい現実がありますが、 
出来る、出来ないの問題ではなく、やるんですbyニア 

まずは、限界までやってみよう。 
辞めるのはその後でも大丈夫。(自分に向けて)

  • 意外と楽しめた気がする。

    出てくる会社はかなりのブラック会社で、そこまでひどいのはリアリティがない気がしないでもないが・・
    少なからずあてはまる部分はある気がして。

    出てくるキャラクターが本当に個性的で楽しかった。
    品川のキャラは本当に憎々しくて。
    田辺さんは何が裏があって、マ男が裏切られるのではないかと最後まで疑ってしまった。

    マ男の家族が本当にあったかくてよかったのと、最後にはブラック会社の面々が協力しあうところが意外とほろっときた。

  • ブラック企業のいやなところ凝縮って感じで、取り敢えず出てるひとの過半数に腹が立って、マ男(てっぺーくん)が、キレて怒鳴るところはもう、アッパレ、もっといったれ!って感じだった。

    リーダー(品川)がむかつきすぎて(ほめてますww)ヤバイ。
    そして、藤田さん(田辺誠一)はイケメン。

    働くってどういうこと?というのを考えさせられる映画でした。
    うん。
    藤田さんの「どうしてここまで頑張ってこれたか、辞める前にもう一度考えてみなよ」が、深い。
    働くということを考えさせられる作品。会社辞めたくなったら見たらいいと思う。

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