サミュエル・ベケットのおすすめランキング

プロフィール

1906年アイルランド生まれ。小説家・劇作家。『モロイ』『マロウン死す』『名づけられないもの』の小説三部作や、戯曲『ゴドーを待ちながら』を発表。1969年ノーベル文学賞受賞。1989年没。

「2022年 『どんなふう』 で使われていた紹介文から引用しています。」

サミュエル・ベケットのおすすめランキングのアイテム一覧

サミュエル・ベケットのおすすめ作品のランキングです。ブクログユーザが本棚登録している件数が多い順で並んでいます。
『ゴドーを待ちながら (白水Uブックス)』や『ベスト・オブ・ベケット 1』や『ゴドーを待ちながら (ベスト・オブ・ベケット)』などサミュエル・ベケットの全59作品から、ブクログユーザおすすめの作品がチェックできます。
※同姓同名が含まれる場合があります。

ゴドーを待ちながら (白水Uブックス)

1001
3.74

感想・レビュー

よくわからないのだが、この話よくとれば、金と運を使い果たしても、何かを待つことで浮世は楽しめるという歩き疲れた夕暮れを感じるわけです。 もっと読む

ベスト・オブ・ベケット 1

362
3.60

感想・レビュー

登場人物は主人公二人と通りすがりの二人、それから各幕の最後に登場する少年一人だけ。 主人公二人はひたすらゴドーを待ちますが、ゴドーが何者か、どうしてゴド... もっと読む

ゴドーを待ちながら (ベスト・オブ・ベケット)

284
3.83

感想・レビュー

 ふたりの冴えない男たちが珍妙なやりとりを繰り広げながらゴドーを待っているが、ゴドーはいっこうにやってこない…。  〈待つ〉ことは〈誰かを/何かを... もっと読む

モロイ 新装

181
3.77

感想・レビュー

高校のとき読んだ。ベケットってことだけは覚えてた。 久々に読んでみた。 なんで当時はまらなかったのか謎。 ベケットの文章は中毒性が強い。 ... もっと読む

名づけえぬもの 新装

180
3.75

感想・レビュー

これまでベケットは読めなかったのだけれど、本作は読めた。すごくわかった。本作の語り手は未生の赤ん坊であり、死ぬ直前の老人だ。あるいは動物の意識だ。 もっと読む

モロイ

154
3.69

感想・レビュー

2周目。ドラムを(プロドラマーはドラムを叩いていない時も叩いているのだ的なマユツバものの論理ではなくて)ドラムを叩いている瞬間にしかドラムを叩いていない論... もっと読む

マロウンは死ぬ 新装

120
3.64

感想・レビュー

モロイはめちゃくちゃ夢中になったけどこちらはいまひとつのまま終わってしまった、死を描くことについて、みたいな感じ、でもわからない もっと読む

新訳ベケット戯曲全集1 ゴドーを待ちながら/エンドゲーム

101
3.85

感想・レビュー

箇条書きのような劇。理解ができなくて、誰かと語り合いたい気持ちと、もはや誰とも語り合いたくない気持ちがある。舞台で観てみたいという気持ちは湧いた。 もっと読む

名づけられないもの

99
3.20

感想・レビュー

この小説では、何も起こらない。読者が「何かが起こった」と認識するには、意味の連続ということが必要なのだけれど、この小説ではそれが偉大な(意図的な)忘却とい... もっと読む

消尽したもの

77
3.53

感想・レビュー

《目次》 ・ 消尽したもの ・ クワッド ・ 幽霊トリオ ・ ……雲のように…… ・ 夜と夢 ・ イメージからイメージへ  宇野邦一 ... もっと読む

マロウン死す

67
3.75

感想・レビュー

延々と語り続けられる言葉はどこに行くのか。単なるメモ書きに過ぎないかもしれない文章に,どこまで深入りするか,読者は試される。 もっと読む

サミュエル・ベケット短編小説集(新装復刊)

64
3.67

感想・レビュー

これを読むと「ゴドー待ち」はまだ大衆的なんだなという気がしてくる。不条理と脈絡の無さはまた別の物だということが私の中で浮き彫りになった。不条理から意味を引... もっと読む

また終わるために (りぶるどるしおる 30)

59
3.50

感想・レビュー

言葉の瓦礫、というワードが浮かび上がってきた。読めば読むほど、ひとつの事実が生じるともうひとつの逆の事象が取りこぼされるということへの飽くなき嫉妬、とでも... もっと読む

いざ最悪の方へ (りぶるどるしおる 34)

58
3.30

感想・レビュー

前半は、詩とも散文ともつかない言葉の連なりが、それ自体で文脈の形成を裏切り、言葉の意味を解体する。そして、その後にはリズムの運動と、所々に繰り返し挿入され... もっと読む

伴侶 (りぶるどるしおる 2)

56
4.11

感想・レビュー

眠れない夜にベケットの作品はよく似合う。それが晩年の作品なら尚更のこと。切り詰められた声、か細い声は小説というより剥き出しの散文として響き、幾度となく反響... もっと読む

見ちがい言いちがい

53
4.14

感想・レビュー

寝床から、彼女には金星の昇るのが見える。あいかわらず晴れた空に、太陽を背にしてきんの昇るのが寝床から見える。そのとき彼女はこの生命の源をうらむ。あいかわら... もっと読む

勝負の終わり/クラップの最後のテープ (ベスト・オブ・ベケット)

51
3.64

感想・レビュー

[ 内容 ] ポストモダンな孤独とブラックユーモア。 ひきこもり男が暴君として振る舞う「勝負の終わり」、誕生日ごとに録音装置に入生を語る「クラップの最... もっと読む
全59アイテム中 1 - 20件を表示
  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×