マーガレット・アトウッドのレビュー数ランキング

プロフィール

マーガレット・アトウッド(Margaret Atwood):1939年カナダ生まれ、トロント大学卒業。66年にデビュー作『サークル・ゲーム』(詩集)でカナダ総督文学賞受賞ののち、69年に『食べられる女』(小説)を発表。87年に『侍女の物語』でアーサー・C・クラーク賞及び再度カナダ総督文学賞、96年に『またの名をグレイス』でギラー賞、2000年に『昏き目の暗殺者』でブッカー賞及びハメット賞、19年に『誓願』で再度ブッカー賞を受賞。ほか著作・受賞歴多数。

「2022年 『青ひげの卵』 で使われていた紹介文から引用しています。」

マーガレット・アトウッドのレビュー数ランキングのアイテム一覧

マーガレット・アトウッドのレビュー数のランキングです。ブクログユーザがレビューをした件数が多い順に並んでいます。
『侍女の物語 (ハヤカワepi文庫 ア 1-1)』や『誓願』や『侍女の物語』などマーガレット・アトウッドの全59作品から、ブクログユーザのレビュー数が多い作品がチェックできます。
※同姓同名が含まれる場合があります。

侍女の物語 (ハヤカワepi文庫 ア 1-1)

2481
3.97

感想・レビュー

大分前に新聞の書評などで、同じ著者の「誓願」がかなり話題となっていたが、「侍女の物語」の続編だということで、こちらを先に読まないと!と早速図書館に予約した... もっと読む

誓願

831
4.20

感想・レビュー

静かなディストピア社会の怖さは、一定の形で社会が完成してしまうと、その中で暮らす市民にはそれが普通の状態に感じられ、何ら不都合のない社会のように見えてしま... もっと読む

侍女の物語

378
3.88
マーガレット・アトウッド 電子書籍 2001年10月25日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

勧められたので読んだ。カズオイシグロの臓器のために生きている人の話を思い出した。子どもを産むために生きている侍女。ある日クーデターが起きて、女性の仕事も給... もっと読む

語りなおしシェイクスピア 1 テンペスト 獄中シェイクスピア劇団

301
3.93

感想・レビュー

劇場で見たことはないが、ピーター・グリーナウェイ監督、ジョン・ギールグッド主演の『プロスペローの本』という映画を観たことがある。『テンペスト』は復讐劇。魔... もっと読む

オリクスとクレイク

303
3.74

感想・レビュー

マッドアダム三部作、最後の『マッドアダム』が出てしまったので、読まねばなるまい。 熱帯のような気候。廃墟となった都市に遊ぶ無邪気で美しい理想的な人間クレ... もっと読む

昏き目の暗殺者

201
3.75

感想・レビュー

『昏き目の暗殺者』という表題は、作中に登場する二十五歳で夭折したローラ・チェイスの死後出版による小説のタイトルである。小説の中で売れない物書きの男が女にお... もっと読む

侍女の物語

132
3.93

感想・レビュー

トランプ大統領就任以来、アメリカではジョージ・オーウェルの『1984年』が、突如として爆発的に読まれ出したという話を聞いた。今さら、オーウェルやハクスリー... もっと読む

またの名をグレイス 上

195
3.70

感想・レビュー

苦労と貧困の環境で得た少女の術と鋭い洞察力のグレイスの語りには俄然惹かれる。寧ろ周りの人の詮無い姿が影を潜めた。だからこそこの魅力的な有能さを信じるのか... もっと読む

またの名をグレイス 下

125
3.93

感想・レビュー

19世紀カナダで、16歳のときに働いていた屋敷の主人と女中頭の殺害に関与した罪で有罪判決を受け、30年間服役した実在の女性、グレイス・マークスの事件に題を... もっと読む

覚醒するシスターフッド

348
2.60
サラ・カリー 2021年2月25日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

貧困、暴力……時代を超え露呈する社会の死角 「女性同士の絆」とは | 朝日新聞デジタルマガジン&[and] https://www.asahi.com/... もっと読む

昏き目の暗殺者 下 (ハヤカワepi文庫 ア 1-3)

140
3.91

感想・レビュー

「古き冷き時間は、古き悲しみは、池の沈泥のように、層をなして積む」 カナダの小説家マーガレット・アトウッドの2000年の作品。 チェイス家の二人の娘、... もっと読む

デカメロン・プロジェクト ; パンデミックから生まれた29の物語

129
3.50

感想・レビュー

短編小説になると、自分の場合各話の背景を探るのにいちいち時間を要してしまう。 しかし本書に関しては、その心配をする必要はない。どの話の背景もパンデミック中... もっと読む

ペネロピアド (新・世界の神話)

64
3.35

感想・レビュー

トロイア戦争へ行った夫オデュッセウスを20年間待ち続けた貞淑な妻ペネロペイア。 詩人ホメロスの描いた壮大な冒険譚『オデュッセイア』の中では影の存在、言葉... もっと読む

侍女の物語 グラフィックノベル版

157
3.85

感想・レビュー

グラフィック・ノベルというものを初めて読んだ。 最初、書評を読んだ時「ネット小説にありそうな内容だな」と思ったけど、もっと重くて深い。 原作は1985年... もっと読む

青ひげの卵 (ちくま文庫 あ-65-1)

137
3.58

感想・レビュー

1993年の単行本の文庫化だけれどカナダでの出版は1983年だから40年前の短編集。しかし古さは全く感じず、むしろとても現代的な印象を受けた。女性にまつわ... もっと読む

負債と報い――豊かさの影

109
2.87

感想・レビュー

カナダの国民的作家らしいが名前も知らなかった。アメリカの国民的作家についてもほとんど何も知らない。文学はまだほぼローカルなものだし,今後もそうあるだろう。 もっと読む

誓願

102
4.53
マーガレット・アトウッド 電子書籍 2020年10月1日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

「侍女の物語」の続編であるが、前作よりストーリー性があり途中からぐんぐんと読み進めることができた。 女性が極端に抑圧されたギレアデ共和国で、彼女たちが行... もっと読む

昏き目の暗殺者 上 (ハヤカワepi文庫 ア 1-2)

193
3.48

感想・レビュー

難解だ。 文字通り、難解だ。 450ページ分のメインディッシュを食べ続けているよう。 流石に胃もたれしてしまいそう。 多分今はこの気分ではなかったのだ... もっと読む

またの名をグレイス(上) (岩波現代文庫)

171
4.05

感想・レビュー

上下巻に分かれた本を読むのは、すごく久しぶりだ(5年ぶりだった)。 もっと読む
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