上村忠男のおすすめランキング

プロフィール

1941年生まれ、東京外国語大学名誉教授。専門は学問論・思想史。
主な著訳書
『歴史家と母たち——カルロ・ギンズブルグ論』(未來社)、『歴史的理性の批判のために』(岩波書店)、『回想の1960年代』(ぷねうま舎)、『ヴィーコ論集成』(みすず書房)、『ヘテロトピアからのまなざし』(未來社)など。翻訳は、ヴィーコ『学問の方法』(佐々木力と共訳、岩波書店)、『イタリア人の太古の知恵』(法政大学出版局)、『自伝』(平凡社)、『新しい学』1744年版(中央公論新社)のほか、アガンベン『身体の使用』(みすず書房)、グラムシ『革命論集』(講談社)、ホワイト『歴史の喩法』(作品社)、ギンズブルグ『ミクロストリアと世界史』(みすず書房)など多数。

「2018年 『新しい学の諸原理[1725年版]』 で使われていた紹介文から引用しています。」

上村忠男のおすすめランキングのアイテム一覧

上村忠男のおすすめ作品のランキングです。ブクログユーザが本棚登録している件数が多い順で並んでいます。
『サバルタンは語ることができるか (みすずライブラリー)』や『完全言語の探求 (平凡社ライブラリー)』や『アウシュヴィッツの残りのもの: アルシ-ヴと証人』など上村忠男の全106作品から、ブクログユーザおすすめの作品がチェックできます。
※同姓同名が含まれる場合があります。

サバルタンは語ることができるか (みすずライブラリー)

417
3.43
G.C.スピヴァク 1998年12月11日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

正直に言ってしまえば、難しい。デリダのところで躓いてしまう。言えるのは、サバルタン、つまり本当に困っているひとたちは、自分たちの事情を語るどころじゃないん... もっと読む

アウシュヴィッツの残りのもの: アルシ-ヴと証人

182
3.92

感想・レビュー

フーコーの生政治論を引き継いで議論を進めるアガンベンの「ホモ・サケル」シリーズの1冊。(わたしが読むのは、これが最初だが) アウシュビィッツという極限状... もっと読む

学問の方法 (岩波文庫 青 672-1)

138
3.50

感想・レビュー

イタリアが生んだ哲学者、ジャンバッティスタ・ヴィーコの講演をもとにした本。原題は「われわれの時代の学問方法について」。彼の考察する範囲は多岐に渡り、科学と... もっと読む

例外状態

119
3.43

感想・レビュー

本書はジョルジョ・アガンベンのホモ・サケルシリーズの第Ⅱ部-1にあたるとのこと。 「なぜあなたがた法学者はあなたがたの職務について黙して語らないのですか... もっと読む

アガンベン 《ホモ・サケル》の思想 (講談社選書メチエ)

93
3.21
上村忠男 2020年3月12日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

本書は、アガンベンの≪ホモ・サケル(homo sacer)≫プロジェクトを紹介するものである。≪ホモ・サケル≫プロジェクトとは、イタリアの哲学者ジョルジュ... もっと読む

身体の使用――脱構成的可能態の理論のために

82
4.75

感想・レビュー

メモ→ https://x.com/nobushiromasaki/status/1768545715272478887?s=46&t=z75bb9jRq... もっと読む

ヴィーコ - 学問の起源へ (中公新書 2035)

81
3.50
上村忠男 2009年12月18日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

↓貸出状況確認はこちら↓ https://opac2.lib.nara-wu.ac.jp/webopac/BB00171873 もっと読む

新しい学(上) (中公文庫 ウ 11-1)

76
4.00

感想・レビュー

デカルトの科学主義に立ち向かい、人間の歴史の価値に光をあてるヴィーコ。歴史・神話・風習・言語・芸術・貨幣などを読むことで、〈真なるもの〉に迫る。 もっと読む

新編現代の君主 (ちくま学芸文庫 ク 16-1)

75
3.86

感想・レビュー

新編 現代の君主 (ちくま学芸文庫) もっと読む

実在とは何か マヨラナの失踪 (講談社選書メチエ)

74
3.38

感想・レビュー

天才物理学者、マヨラナの失踪について論じた本。 シモーヌ・ヴェイユが量子力学を批判していたとは知らなかった。 そして、量子力学が哲学界で話題になっ... もっと読む

言葉と死: 否定性の場所にかんするゼミナール

70
3.89

感想・レビュー

素晴らしいゼミナールの記録だ。言葉というよりも、言葉にならない「声」と哲学の課題について考察が繰り広げられる。ときおり脱線しすぎるところがあるが、それでも... もっと読む

歴史を逆なでに読む

68
3.83

感想・レビュー

相対主義を拒否するギンスブルグの、ヘイドン・ホワイトに対する反論が気になったので読んでみた。証拠と可能性があってこそ歴史が書ける、というのが歴史の相対主義... もっと読む

いと高き貧しさ――修道院規則と生の形式

67
4.00

感想・レビュー

4/65 『もしもふるまいや言葉において、生と規則が区別できないとしたら。そして物の使用が所有と無関係で、法の外にある生活が可能だとしたら、どうだろう。 ... もっと読む

〈帝国〉とその彼方: アントニオ・ネグリ講演集上 (ちくま学芸文庫 ネ 2-1)

64
2.71

感想・レビュー

以前の読書感想文でも紹介したアントニオ・ネグリ氏とマイケル・ハート氏の共著である『マルチチュード』を読んでからというものの、ネグリ氏の言行には関心をもって... もっと読む

涜神

63
3.53

感想・レビュー

真理を解読するにはとても難しく私の基礎知識ではとても及ばないが、比喩の表情が清冽に清廉で心地良いイマジネーションを誘い出す。権力を糾弾し攻撃するのではなく... もっと読む

実用的な過去

58
3.67

感想・レビュー

2021京都外大図書館プロジェクト Library Explore Mission(L.E.M.)学生選書 京都外大図書館所蔵情報 資料ID:649421... もっと読む

ポストコロニアル理性批判: 消え去りゆく現在の歴史のために

57
3.25

感想・レビュー

哲学、文学、歴史、文化の諸領域より、サバルタンの聞き届けられない発話に近接する試行が繰りかえされる。テクストの細部を読み込み、聞き届けられなかった痕跡を想... もっと読む

到来する共同体 (叢書・エクリチュールの冒険)

56
4.33

感想・レビュー

感覚とかついての話もあったとは思うけど、社会的な事柄を扱っているのが読みやすかったし、原書で読んでないのでなんとも言えないけども、文体も適度に詩的で好きだ... もっと読む
全106アイテム中 1 - 20件を表示
  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×