井上荒野のおすすめランキング

プロフィール

井上荒野
一九六一年東京生まれ。成蹊大学文学部卒。八九年「わたしのヌレエフ」で第一回フェミナ賞受賞。二〇〇四年『潤一』で第一一回島清恋愛文学賞、〇八年『切羽へ』で第一三九回直木賞、一一年『そこへ行くな』で第六回中央公論文芸賞、一六年『赤へ』で第二九回柴田錬三郎賞を受賞。その他の著書に『もう切るわ』『誰よりも美しい妻』『キャベツ炒めに捧ぐ』『結婚』『それを愛とまちがえるから』『悪い恋人』『ママがやった』『あちらにいる鬼』『よその島』など多数。

「2023年 『よその島』 で使われていた紹介文から引用しています。」

井上荒野のおすすめランキングのアイテム一覧

井上荒野のおすすめ作品のランキングです。ブクログユーザが本棚登録している件数が多い順で並んでいます。
『チーズと塩と豆と (集英社文庫)』や『注文の多い料理小説集 (文春文庫 ゆ 9-51)』や『チーズと塩と豆と』など井上荒野の全278作品から、ブクログユーザおすすめの作品がチェックできます。
※同姓同名が含まれる場合があります。

チーズと塩と豆と (集英社文庫)

2541
3.29
角田光代 2013年10月18日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

4人の作家の短編集。 中でも神様の庭の話は読んでいて突き刺さる。 彼女の気持ちが、嬉しい事も悲しい事も深く伝わってくる。理解されない寂しさと、理解出来ない... もっと読む

注文の多い料理小説集 (文春文庫 ゆ 9-51)

1461
3.51
柚木麻子 2020年4月8日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

鮨、家庭料理、和菓子、料理レポーター、福神漬け、パンなどを取り上げた7編の料理小説集。玉石混交というところかな。独身の伯父と中学生の甥の交流を描いた伊吹有... もっと読む

チーズと塩と豆と

1369
3.32
角田光代 2010年10月5日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

この手の企画もののアンソロジーってあんまり好きじゃなくて手に取っていなかったけれど、私の好きな作家ぞろいな事だし気が変わって読んでみた。 そうそう、思い... もっと読む

キャベツ炒めに捧ぐ

1321
3.51
井上荒野 2011年9月1日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

本を開いている間、ずっと楽しかった。 こういう感じの読書時間が私は一番好きだなぁ。 ワケあって今は独り身のアラフォーならぬ、アラフィフならぬ、アラ還女子3... もっと読む

あちらにいる鬼 (朝日文庫)

1240
3.72
井上荒野 2021年11月5日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

 読了し今敢えて言えることは、作品のモデルは、必ずしも真実ではないということ。モデルになった人たちは既に他界しており、故人の名誉を毀損するようなことは書き... もっと読む

猫が見ていた (文春文庫 み 44-31)

1198
2.90
湊かなえ 2017年7月6日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

猫のミル、ミケ(今はエア・キャット)、マキ、100万回生きた猫、ヒカリ、黒猫なのに小白、主人公のソーシヤルゲームのハッチ、主人公の行きつけの美容院の飼い猫... もっと読む

100万分の1回のねこ

1193
3.34
谷川俊太郎 2015年7月16日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

R4.8.30 読了。  『「1977年に刊行された佐野洋子の名作絵本『100万回生きたねこ』に捧げる短編集。人気作家13人による短編小説や詩のアン... もっと読む

生皮 あるセクシャルハラスメントの光景

1116
3.82
井上荒野 2022年4月7日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

ハラスメントのこと。 セクシャルハラスメントは、誰にも言えない、言いにくいことだろう。 だが、心にも身体にも苦痛をもたらすものであり、吐き出さない限り、... もっと読む

100万分の1回のねこ (講談社文庫)

1102
3.13
江國香織 2018年12月14日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

 うーん。「100万回生きたねこ」も、掲載されている作家さんたちも好きなのですが‥私にはハマらなかったです。(カバー曲を聴いても、オリジナルの方がやっぱり... もっと読む

ひみつのカレーライス

1064
4.19
井上荒野 2009年3月1日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

この表紙、具材ゴロゴロのカレーライスがどーん!それを見つめる子どもの食欲全開の表情!で、いきなり胃袋を鷲摑まれます。そして初めは昭和の食卓(=ちゃぶ台、し... もっと読む

キャベツ炒めに捧ぐ (ハルキ文庫 い 19-1)

1024
3.54
井上荒野 2014年8月9日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

『焼き穴子、どういうふうにお料理するのがいちばんおいしいの?』 そんな問いかけをされたらあなたはどんな調理のイメージを思い浮かべるでしょうか? 『中華... もっと読む

最後の恋 プレミアム―つまり、自分史上最高の恋。 (新潮文庫)

1010
2.85
阿川佐和子 2011年11月28日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

以前読んだアンソロジー『最後の恋』のプレミアムバージョンということで。 あらすじの、ままならない心を甘受する方法を、っていうフレーズ、とてもよいです。 ... もっと読む

切羽へ

1004
3.04
井上荒野 2008年5月1日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

静かな島で、夫と穏やかで幸福な日々を送るセイの前に、 ある日、一人の男が現れる。 夫を深く愛していながら、どうしようもなく惹かれてゆくセイーー。 ... もっと読む

あちらにいる鬼

970
3.80
井上荒野 2019年2月7日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

小説家の父・井上光晴と作家で僧侶の瀬戸内寂聴の不倫を娘である井上荒野が書く。 この作品に恨みや憎しみなどの感情を覚えることはなく、ただ静かな深い愛を感じた... もっと読む

ベーコン (集英社文庫)

857
3.32
井上荒野 2009年6月26日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

食べ物がタイトルとなった短編が10篇。 婚姻外の男女の関係がたくさん出てきた。全て明確な終わり方をするわけではないので、着地点がよくわからず不思議な感覚に... もっと読む

考えるマナー (中公文庫 ち 8-3)

786
3.16
赤瀬川原平 2017年1月19日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

様々なシチュエーションの「マナー」について、見開き1ページの短さで作家たちのエッセイが読める。 たまにはエッセイを読もうかな、誰のエッセイを読もうか... もっと読む

そこにはいない男たちについて

770
3.44
井上荒野 2020年7月15日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

夫はいるが愛し合ってはいない夫婦の妻であるまりの章(奇数)、 愛し合っていた夫を突然失くした未亡人である実日子の章(偶数)が、交互に続いてゆく。 時折... もっと読む

静子の日常 (中公文庫 い 115-1)

680
3.92
井上荒野 2012年6月23日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

ブク友さんのレビュー「物語の流れ方が、今まで読んだことがない斬新さがあって、とても面白い」に惹かれて読んでみました。有難うございます! 75歳の静子さん... もっと読む

オトナの片思い (ハルキ文庫 い 12-1)

665
3.15
石田衣良 2009年5月1日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

短編集なので楽しそうだなぁ、と思ったものの、よく分からない恋ばかり。 やはり、短編集は深くまでは書けないので難しのかな もっと読む

コイノカオリ (角川文庫 か 39-50)

646
3.28
角田光代 2008年2月23日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

いつまでも記憶に残る、恋にまつわる香りの話。 6人の著者によるアンソロジー。 シリーズ物とアンソロジーはいつも、敬遠しがちでした。 シリーズ物は... もっと読む
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