加賀乙彦のレビュー数ランキング

プロフィール

1929年生れ。東大医学部卒。日本ペンクラブ名誉会員、文藝家協会・日本近代文学館理事。カトリック作家。犯罪心理学・精神医学の権威でもある。著書に『フランドルの冬』、『帰らざる夏』(谷崎潤一郎賞)、『宣告』(日本文学大賞)、『湿原』(大佛次郎賞)、『錨のない船』など多数。『永遠の都』で芸術選奨文部大臣賞を受賞、続編である『雲の都』で毎日出版文化賞特別賞を受賞した。

「2020年 『遠藤周作 神に問いかけつづける旅』 で使われていた紹介文から引用しています。」

加賀乙彦のレビュー数ランキングのアイテム一覧

加賀乙彦のレビュー数のランキングです。ブクログユーザがレビューをした件数が多い順に並んでいます。
『不幸な国の幸福論 (集英社新書)』や『悪魔のささやき (集英社新書)』や『きのこ文学名作選』など加賀乙彦の全318作品から、ブクログユーザのレビュー数が多い作品がチェックできます。
※同姓同名が含まれる場合があります。

不幸な国の幸福論 (集英社新書)

589
3.80
加賀乙彦 2009年12月16日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

幸せとは幸せだと認識できること 自己の認識を変える以外に幸せになる方法はないと思う 今の自分が不幸だと思うとき、周りの環境や人がそう思わせているのであっ... もっと読む

悪魔のささやき (集英社新書)

360
3.62
加賀乙彦 2006年8月12日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

精神科医、犯罪学者でもある著者が、医務部技官として勤務した東京拘置所で囚人たちと接して、犯罪を起こしたその時の心理を表現した言葉として多かったのが ... もっと読む

きのこ文学名作選

416
4.00
飯沢耕太郎 2010年11月27日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

ひとりキノコ祭り。きのこ本採集中…に大物に出くわしてしまいました!装丁がハンパないほど物すごいことになっています。事件です。購入したいのですが、なかなか入... もっと読む

死刑囚の記録 (中公新書 565)

413
3.80
加賀乙彦 1980年1月23日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

色々考えさせられる本。 死刑制度の是非や問題点は死刑制度の死刑囚のものの考え方や、拘禁反応については、全く想像できないものであったので興味深かった。おそ... もっと読む

帰らざる夏 (講談社文芸文庫)

389
4.06
加賀乙彦 1993年8月4日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

素晴らしいの一言。 『フランドルの冬』でも感じだが、全体通し過度な修飾が無くとも音や色が入ってくる。作者の日本語の使い方に巧さと品があり非常に好み。 国を... もっと読む

科学と宗教と死 (集英社新書)

237
3.63
加賀乙彦 2012年1月17日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

小説家・精神科医・キリスト教徒である著者が生と死について説いている 人の行動原理を心理学だけで説明することはできないという点は同意 著者はその根底には魂... もっと読む

宣告(上) (新潮文庫)

312
3.84
加賀乙彦 2003年3月24日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

本作は、1975~78年に雑誌「新潮」に連載され、1979年に刊行されました。 著者が40代後半に書かれた作品になります。 本作を読んだのは200... もっと読む

宣告 下 (新潮文庫 か 7-16)

193
4.04
加賀乙彦 2003年3月24日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

加賀乙彦さんの作品、ブクログ登録は5冊目。 著者、加賀乙彦さん、どのような方か、ウィキペディアで再確認しておきます。 ---引用開始 加... もっと読む

小説家が読むドストエフスキー (集英社新書)

101
3.41
加賀乙彦 2006年1月17日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

著者は元精神科医の作家。『死の家の記録』『罪と罰』『白痴』『悪霊』『カラマーゾフの兄弟』のそれぞれについて解説をされている。カルチャーセンターでの講義が元... もっと読む

野上弥生子短篇集 (岩波文庫 緑 49-0)

102
3.57
野上彌生子 1998年4月16日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

ザ小説オブ小説。人物や風景描写、構成とかとにかくよくできてるなあと。習字のお手本のよう。 もっと読む

フランドルの冬 (新潮文庫 か 7-1)

88
3.68
加賀乙彦 1972年1月1日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

この作家を発見出来、読めたのはかなりの収穫。 元々の本業は精神科医。医者というキャリアを使った小説は意外と巷に溢れているが、処女作という本作、非常に面白... もっと読む

ある若き死刑囚の生涯 (ちくまプリマー新書)

117
3.40
加賀乙彦 2019年1月8日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

1968年の横須賀線爆破事件の犯人である事件当時25歳の死刑囚の手記と加賀乙彦氏との往復書簡をまとめた作品。 もっと読む

高山右近 (講談社文庫 か 5-8)

45
3.36
加賀乙彦 2003年1月1日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

徳川家康の禁教令によって加賀藩から長崎へ身柄を移され、さらにはフィリピンのマニラへと追放されることになった、高山右近の最晩年を描いた歴史小説です。 ... もっと読む

ある死刑囚との対話 (叢書・死の文化 10)

38
3.00
加賀乙彦 1990年3月1日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

最近読んだ中でもかなり良い本。 最後に収められてる2通の手紙、人間は多面的で複雑だなぁ、なんて思ったり。 母への手紙は感動してしまいました。母は偉大だ。 もっと読む

帰らざる夏 (1973年)

34
4.08
加賀乙彦 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

地域の図書館で発見。完読できなかった。 もっと読む

宣告 中 (新潮文庫 か 7-15)

167
4.03
加賀乙彦 2003年3月24日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

本作の内容は、次のとおり。 ---引用開始 死を宣告されて独房で過ごす青年の、苦悩する魂の劇を描く、極限の〈愛と死の物語〉。 T大を卒業した... もっと読む

永遠の都〈1〉夏の海辺 (新潮文庫)

76
3.95
加賀乙彦 1997年4月25日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

本作は、1つのクロニクルなのだけれど、それは 日本という小さな国の、それも僅かな時間を 切り取って見せたに過ぎないし、この時代に 生きた人物群として... もっと読む

新装版 高山右近 (講談社文庫)

45
3.33
加賀乙彦 2016年6月15日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

加賀乙彦さんは精神科医でありながら小説家、ということは知っていたが、初読みである。 「キリシタン大名 高山右近」も知っているようで「天草四郎」ほどは知... もっと読む

高山右近

44
3.44
加賀乙彦 1999年9月20日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

高山右近が「列福」されるということで読んでみましたが、難解な言い回しや古い言葉がたくさんあって、戻って読んだり相関図のようなものを書き出してみたり、時間が... もっと読む

愛する伴侶を失って 加賀乙彦と津村節子の対話

38
3.25
加賀乙彦 2013年6月26日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

1929年東京生まれ、名古屋陸軍幼年学校~東京大学~仏留の精神科医、1960年9つ下のあや子さんと結婚、明日から二人で長崎旅行へ行く前日、2008.11.... もっと読む
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