夏目漱石のおすすめランキング

プロフィール

1867(慶応3)年、江戸牛込馬場下(現在の新宿区喜久井町)にて誕生。帝国大学英文科卒。松山中学、五高等で英語を教え、英国に留学。帰国後、一高、東大で教鞭をとる。1905(明治38)年、『吾輩は猫である』を発表。翌年、『坊っちゃん』『草枕』など次々と話題作を発表。1907年、新聞社に入社して創作に専念。『三四郎』『それから』『行人』『こころ』等、日本文学史に輝く数々の傑作を著した。最後の大作『明暗』執筆中に胃潰瘍が悪化し永眠。享年50。

「2021年 『夏目漱石大活字本シリーズ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

夏目漱石のおすすめランキングのアイテム一覧

夏目漱石のおすすめ作品のランキングです。ブクログユーザが本棚登録している件数が多い順で並んでいます。
『こころ (新潮文庫)』や『坊っちゃん (新潮文庫)』や『こゝろ (角川文庫 な 1-10)』など夏目漱石の全3467作品から、ブクログユーザおすすめの作品がチェックできます。
※同姓同名が含まれる場合があります。

こころ (新潮文庫)

27999
3.92

感想・レビュー

 長い解説は読まずに書く。  作者の意図を理解出来ているかどうかは分からないが、これは人間の原罪を描いた作品だな。  Kという内向的な精神的に鋭く脆い友人... もっと読む

坊っちゃん (新潮文庫)

11325
3.67

感想・レビュー

「親譲りの無鉄砲で子供の時から損ばかりしている」 有名な冒頭文位しか知らなかったので、手に取ってみた。 面白かった。 主人公の「坊っちゃん」は東京育ち。... もっと読む

こゝろ (角川文庫 な 1-10)

8378
3.94
夏目漱石 2004年5月10日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

学校で遺書の部分しか学んでおらず、全部読んでみたいと思い購入。 本当に難しいです。繊細で、残酷で、登場人物の言葉一つ一つに重みを感じる作品でした。大体内容... もっと読む

三四郎 (新潮文庫)

8273
3.55
夏目漱石 1948年10月27日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

三四郎の青春時代の不安や戸惑いが描かれる。 熊本から東京の大学に入学した三四郎は孤独を感じていたが、理系男子の野々宮先輩や与次郎、広田先生に出会い、少し明... もっと読む

吾輩は猫である (新潮文庫)

6498
3.63

感想・レビュー

主人公である猫の吾輩が人間を観察し考察していくお話。 主な登場人物は、吾輩の主人のくしゃみ先生、先生の友人の自称美学者の迷亭、哲人の独仙、先生の生徒だった... もっと読む

それから (新潮文庫)

5766
3.68
夏目漱石 1985年9月15日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

1909年 漱石前期三部作 主人公代助は、実業家の次男で、学校卒業後、仕事を持たず、実家の援助で暮らしていた。 日々、読書や演劇など自身の趣味に暮らす“... もっと読む

文鳥・夢十夜 (新潮文庫)

5650
3.69

感想・レビュー

夏目漱石の短編も読んでみたいなぁと思いこちらの本を。 これはエッセイといってもいいくらい実話をもとにした話が多く、漱石の人柄が感じられてよかった。 漱石は... もっと読む

草枕 (新潮文庫)

4440
3.54

感想・レビュー

この作品は小説というよりも漢詩の世界ですね。 漢字熟語の多用と、主人公である画工(画家)の理屈っぽい思考展開で読みにくいことこの上ないのですが(笑)、ひ... もっと読む

こころ (集英社文庫)

3880
3.89
夏目漱石 1991年2月25日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

これが「岩波文庫読者が選ぶ100冊」の一位に選ばれたのは、納得です。見事なエンタメ推理小説でした。最初に「謎」が提示されて、「伏線」が張り巡らされて、「事... もっと読む

門 (新潮文庫)

3524
3.53
夏目漱石 1948年11月29日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

1910年 漱石前期三部作 主人公宗助は、かつて友人であった男の妻を奪い、その妻と二人、世間を転々としながら、二人ひっそりと暮らしていた。 二人は、多く... もっと読む

こころ

2376
4.08
夏目漱石 電子書籍 2012年9月27日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

前半部分で先生の抱えている秘密がほのめかされ、後半は先生の遺書という形でその秘密が明らかになっていく。 財産分与で揉めたり、恋に振り回されたり…そういっ... もっと読む

私の個人主義 (講談社学術文庫)

2330
3.95
夏目漱石 1978年8月8日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

夏目漱石の創作というより、講演録です。 夏目漱石の作品もこれまでいくつか読んできましたが、いつもぼんやりまともに働いていないような暮らしを描くので、あま... もっと読む

行人 (新潮文庫)

2260
3.79
夏目漱石 1952年3月24日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

1912年から1913年 朝日新聞  学問を生きがいとして、余りに理知的すぎる主人公・兄・一郎。  そんな兄を尊敬し、家族を大切にしているエセ主人公・弟... もっと読む

〆切本

2162
3.42
夏目漱石 2016年8月30日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

私は〆切に興味があった。なぜならば、常に〆切に苦しめられているし、一方では大量の文章を日々生産しているからである。 もちろん私は作家ではない。しがない... もっと読む

坊っちゃん (角川文庫 な 1-2)

2134
3.71
夏目漱石 2004年5月10日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

冒頭の部分だけは、教科書でおなじみなので頭にこびりついていましたが、こんなに歯切れが良くて、面白い話だったなんて。 こんなスカッとした小説を読んだのは、... もっと読む

明暗 (新潮文庫)

1961
3.70

感想・レビュー

曲者だらけの「明暗」。未完作品である事実も既にひとつの魅力になっているのかもしれない。 もっと読む

虞美人草 (新潮文庫)

1940
3.61
夏目漱石 1951年10月29日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

後期三部作を読んだ後では少し物足りなく感じるかもしれない。 もっと読む

彼岸過迄 (新潮文庫)

1825
3.62
夏目漱石 1952年1月22日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

本書名は著者が最初に記すように、元日から書き始めて、彼岸過迄に書き終えるぞ!という決意をそのまま書名にしたとのことで(笑)、本人いわく「実は空しい標題」で... もっと読む

こころ (岩波文庫 緑 11-1)

1776
3.99
夏目漱石 1989年5月16日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

1914年(大正3年)。 明治の精神とやらはともかく、生物として、配偶者の獲得は弱肉強食の仁義なき戦いである。だからKを出し抜いた先生については、私はさ... もっと読む

吾輩は猫である (角川文庫)

1733
3.47
夏目漱石 1962年9月13日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

先生と仲間たちと奥さんと猫…。 面白い人間には面白い人間が集まる。 相乗効果が見事である。 肩の力を抜いて、ボンヤリした状態で読むととても気持ち良く読める... もっと読む
全3467アイテム中 1 - 20件を表示

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