大城立裕のおすすめランキング

プロフィール

大城立裕(おおしろ・たつひろ)
1925年沖縄県中頭郡中城村生まれ。沖縄県立二中を卒業後、上海の東亜同文書院大学予科に入学。敗戦で大学閉鎖のため、学部中退。’47年琉球列島米穀生産土地開拓庁に就職。’48年野嵩(現普天間)高校教師に転職し文学と演劇の指導にあたる。’49年『老翁記』で小説デビュー。’59年『小説琉球処分』連載開始。’67年『カクテル・パーティー』で芥川賞受賞。『恩讐の日本』、『まぼろしの祖国』、『恋を売る家』など著作多数。また沖縄史料編集所所長、沖縄県立博物館長などを歴任。

「2015年 『対馬丸』 で使われていた紹介文から引用しています。」

大城立裕のおすすめランキングのアイテム一覧

大城立裕のおすすめ作品のランキングです。ブクログユーザが本棚登録している件数が多い順で並んでいます。
『小説 琉球処分(上) (講談社文庫)』や『小説 琉球処分(下) (講談社文庫)』や『カクテル・パーティー (岩波現代文庫)』など大城立裕の全140作品から、ブクログユーザおすすめの作品がチェックできます。
※同姓同名が含まれる場合があります。

小説 琉球処分(上) (講談社文庫)

407
3.72
大城立裕 2010年8月12日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

2022年5月15日沖縄本土復帰50周年の節目ということもあり、本書を読み始める。明治時代の黎明期 明治5年から物語が始まる。 琉球は、当時清国と薩摩藩に... もっと読む

小説 琉球処分(下) (講談社文庫)

311
3.82
大城立裕 2010年8月12日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

明治政府の琉球を日本に併合する5年間。琉球は日本であり、廃藩置県を押し進められる。この小説に描かれていることが、現代の沖縄に至る大きな影響を与えているよう... もっと読む

カクテル・パーティー (岩波現代文庫)

236
3.58
大城立裕 2011年9月17日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

沖縄を舞台に、人々が戦争や米軍、本土とどう向き合ってきたかを描いた小説。短編の連なりで、相互に関係はしてないけど、様々なタイムシフトの中で米軍への向き合い... もっと読む

おいしい沖縄 : おいしい文藝

183
3.59
池上永一 2022年5月26日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

沖縄料理に関する様々な著者のエッセイを集めた本。 内容が多岐にわたっているが、ディープさは共通しており、読むと無性にポークたまごやチャンプルーが食べたくな... もっと読む

沖縄。人、海、多面体のストーリー (集英社文庫)

124
3.43
森本浩平 2022年5月20日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

 今年は、沖縄が本土復帰して50年の節目の年に当たり、年間を通じて様々な記念事業が実施されるそうです。  この作品には、7篇の小説、3篇のノンフィクション... もっと読む

焼け跡の高校教師 (集英社文庫)

70
3.00
大城立裕 2020年5月20日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

【貸出状況・配架場所はこちらから確認できます】 https://lib-opac.bunri-u.ac.jp/opac/volume/759366 もっと読む

現代沖縄文学作品選 (講談社文芸文庫)

58
3.73
大城立裕 2011年7月9日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

 1972年5月15日は沖縄にとって特別な日である。27年におよぶアメリカの統治が終結し、沖縄県が日本に復帰した日なのだ。琉球、日本、アメリカと歴史の波に... もっと読む

レールの向こう

55
2.50
大城立裕 2015年8月31日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

沖縄の文豪、大城立裕さんが亡くなられた。 ファンというほど著書を読んでいないが、「琉球処分」は読みやすくわかりやすく、沖縄の歴史を小説にするという手法が... もっと読む

コレクション 戦争×文学 20 オキナワ 終わらぬ戦争

47
4.50
山之口貘ほか 2012年5月2日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

戦争文学をテーマごとに集めた叢書。まずはオキナワ。 読むほどに痛々しい。薩摩藩による琉球侵略からこっち、大日本帝国、アメリカ、そして日本政府の尻に敷かれ... もっと読む

対馬丸 (講談社文庫)

38
3.88
大城立裕 2015年3月13日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

「対馬丸」大城立裕著、講談社文庫、2015.03.13 310p ¥788 C0193 (2020.10.09読了)(2019.01.23購入) 単行... もっと読む

芥川賞全集 第7巻 されどわれらが日々,玩具,北の河,夏の流れ,カクテル・パーティー 他

34
3.67
柴田翔 1982年8月17日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

●東大入試が中止された頃に読んだ。書棚のこの本を見るたびに、若かりし頃が懐かしくよみがえります。 もっと読む

あなた

34
2.75
大城立裕 2018年8月31日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

他界した妻との日々を綴った「あなた」、普天間基地移設と建設会社を営む甥の立場をからめた「辺野古遠望」、同期会と若かりし頃の仲間を思う「B組会始末」「拈華微... もっと読む

普天間よ

26
3.38
大城立裕 2011年6月1日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

艦砲の音が鳴り響く中、南へと逃げる人々。 焼け尽くされた風景。そこに浮かび上がってくる暮らし。生きてきた軌跡。その人その人の戦争の記憶。沖縄の文化。 ... もっと読む

文学2016 (文学選集)

22
3.80
青山七恵 2016年4月21日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

作家の力量というか見せ場、ツール・ド・フランスで言ったらタイムトライアル日? 今まで読んだ事が無かった作家の掘り起こしにアンソロジーは最適。 敢えてベスト... もっと読む

対馬丸 (理論社名作の森)

20
3.40
大城立裕 2005年6月1日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

2010.04.25 朝日新聞に紹介されました。 もっと読む

レールの向こう (集英社文庫)

19
4.00
大城立裕 2021年2月19日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

沖縄の民族について中々理解できないことがあり読んでみましたが、まだ理解はできないようです。 少し私にはハテナのところがあって、中々読みづらかったなと思いま... もっと読む

日の果てから (講談社文芸文庫)

14
3.00
大城立裕 2000年6月9日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

戦争の影響で沖縄の文化がどう変わったかを探ろうという試み「三部作・戦争と文化」の第一部。 砲撃から逃れるため人々が南へと歩いていく。刑務所もまた、そ... もっと読む
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