帚木蓬生のおすすめランキング

プロフィール

1947年、福岡県小郡市生まれ。東京大学文学部仏文科卒業後、TBSに勤務。退職後、九州大学医学部に学び、精神科医に。’93年に『三たびの海峡』(新潮社)で第14回吉川英治文学新人賞、’95年『閉鎖病棟』(新潮社)で第8回山本周五郎賞、’97年『逃亡』(新潮社)で第10回柴田錬三郎賞、’10年『水神』(新潮社)で第29回新田次郎文学賞、’11年『ソルハ』(あかね書房)で第60回小学館児童出版文化賞、12年『蠅の帝国』『蛍の航跡』(ともに新潮社)で第1回日本医療小説大賞、13年『日御子』(講談社)で第2回歴史時代作家クラブ賞作品賞、2018年『守教』(新潮社)で第52回吉川英治文学賞および第24回中山義秀文学賞を受賞。近著に『天に星 地に花』(集英社)、『悲素』(新潮社)、『受難』(KADOKAWA)など。

「2020年 『襲来 下』 で使われていた紹介文から引用しています。」

帚木蓬生のおすすめランキングのアイテム一覧

帚木蓬生のおすすめ作品のランキングです。ブクログユーザが本棚登録している件数が多い順で並んでいます。
『閉鎖病棟 (新潮文庫)』や『ネガティブ・ケイパビリティ 答えの出ない事態に耐える力 (朝日選書)』や『臓器農場 (新潮文庫)』など帚木蓬生の全306作品から、ブクログユーザおすすめの作品がチェックできます。
※同姓同名が含まれる場合があります。

閉鎖病棟 (新潮文庫)

5544
3.56
帚木蓬生 1997年4月25日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

1.著者;帚木氏は小説家。大学仏文科を卒業後、TBS勤務。2年後に退職し、医学部で学んだ。その後、精神科医に転身する一方で、執筆活動。「三たびの海峡」で吉... もっと読む

ネガティブ・ケイパビリティ 答えの出ない事態に耐える力 (朝日選書)

2169
3.55
帚木蓬生 2017年4月10日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

「ネガティブ•ケイパビリティ」とは… 筆者はこう定義する。 ⚫︎どうにも答えの出ない、どうにも対処しようのない事態に耐える能力 ⚫︎性急に証明や理由を求め... もっと読む

臓器農場 (新潮文庫)

972
3.65
帚木蓬生 1996年7月30日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

「ぼくらはそれでも肉を食う」の後に読んだので、テーマに重複する部分があり、興味深かった。現役の医師による、医療小説である。 タイトルからも想像できるように... もっと読む

インターセックス (集英社文庫)

751
3.86
帚木蓬生 2011年8月19日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

すごいなぁ。素晴らしい作品だった‼︎ 602ページ夢中で読み、今朝の電車で読み切ってしまいました。何度も胸が熱くなり涙が滲みました。ますます帚木蓬生作品... もっと読む

白い夏の墓標 (新潮文庫)

740
3.64
帚木蓬生 1983年1月27日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

この作品が45年も前に書かれたとは思えないほど、決して古びない科学の進歩と科学者の向き合い方の問題が描かれる。 貧しさと人間不信故にウイルス研究に憑かれた... もっと読む

エンブリオ 1 (集英社文庫)

724
3.43
帚木蓬生 2005年10月20日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

 患者からの信頼の厚く国際的にも評価の高い産婦人科医の岸川。彼は人為的に流産させた胎児の臓器移植や男性の妊娠実験などを成功させ国際学会でも発表するのだが…... もっと読む

三たびの海峡 (新潮文庫)

684
4.02
帚木蓬生 1995年7月28日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

何故、今、帚木蓬生の本書『三たびの海峡 』を手に取ったのか?くっきりとした理由はないが、結びつく理由はいくつかある。迷ったが一番の理由は帚木が好きな作家だ... もっと読む

エンブリオ 2 (集英社文庫)

636
3.42
帚木蓬生 2005年10月20日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

 国際学会から帰国後、海外からの患者を受けいれることになった岸川。同じころ、研究の情報が外部に漏れている可能性が浮かび上がり岸川は調査を始める。  ... もっと読む

安楽病棟 (新潮文庫)

629
3.51
帚木蓬生 2001年9月28日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

本学OPACはこちらから↓ https://nuhm-lib.opac.jp/opac/Holding_list?rgtn=008761 もっと読む

アフリカの蹄 (講談社文庫)

535
3.81
帚木蓬生 1997年7月14日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

主人公の作田信は30代の外科医師。心臓移植手術を学ぶため、南アフリカの大学病院に留学している。この国では、白人の命を助けるために黒人の臓器が提供され、その... もっと読む

インターセックス

508
3.72
帚木蓬生 2008年8月5日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

面白かった。 知識が圧巻で、それに伴う医療の人倫への考えや病院を舞台にしたドラマ(白い巨塔のようなものではなくて、もっと淡々としているのだが)を堪能した... もっと読む

ヒトラーの防具(上) (新潮文庫)

496
3.79
帚木蓬生 1999年4月26日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

国際心身医学会に参加するためにベルリンを訪れた私は後輩の沢木君とベルリン経済大学に行き意外なものを目にする。それは素晴らしい剣道の防具であった。 調べて... もっと読む

国銅(上) (新潮文庫)

486
4.14
帚木蓬生 2006年2月28日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

奈良の大仏を作るために全国から集められる人々。その中で長門から竿銅を作っていた国人がやがて奈良で大仏を作り懸命に生きる姿を描写する。 習字や薬草についてな... もっと読む

風花病棟 (新潮文庫)

485
3.71
帚木蓬生 2011年10月28日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

十編を収めた短編集。 いずれも老若男女の「良医」が主人公・花が必ず登場するもので、どれもものすごく大きな起伏があるという話ではないけれど、なんだかじんわり... もっと読む

水神(上) (新潮文庫)

429
4.17
帚木蓬生 2012年5月28日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

 大河・筑後川の流域でありながら、台地のために川の水の恩恵を受けられない貧しい村々。その中の五人の庄屋が、水路(堰と堰渠)を作るため立ち上がった。前編はこ... もっと読む

逃亡(上) (新潮文庫)

428
3.99
帚木蓬生 2000年7月28日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

読了。「狂気と考えたいが、正気ですよ。全員が狂気になるとは思えません。正気で人間はどんなことでもやらかすんです」引き込まれ感ハンパない! もっと読む

ヒトラーの防具(下) (新潮文庫)

409
3.85
帚木蓬生 1999年4月26日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

光彦の心がよくつかめなかった。 本当は東郷大使に言われたように光彦が目となり耳となりドイツを知り、それを日本に伝えたかったのだろう。だけど、最後まで口に... もっと読む

千日紅の恋人 (新潮文庫)

400
3.52
帚木蓬生 2008年3月28日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

素敵な恋物語 読み終わった後、心が澄んだ もっと読む

ネガティブ・ケイパビリティ 答えの出ない事態に耐える力 (朝日選書)

382
3.69
帚木蓬生 電子書籍 2017年4月10日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

amazonのおすすめの書籍の中に、ポツンと現れた一冊。 「答えの出ない事態に耐えうる力」という言葉は、今の自分に力強く響いた。 「ネガティブ... もっと読む

国銅(下) (新潮文庫)

380
4.23
帚木蓬生 2006年2月28日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

国人と一緒に成し遂げた達成感!読了後に感じた率直な気持ちだ。東大寺大仏建立に際して全国各地から集めらた多くの人足達の物語。働くことが税務であった時代のその... もっと読む
全306アイテム中 1 - 20件を表示

帚木蓬生に関連する談話室の質問

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×