木内昇のレビュー数ランキング

プロフィール

1967年生まれ。出版社勤務を経て、2004年『新選組 幕末の青嵐』で小説家デビュー。08年『茗荷谷の猫』が話題となり、09年回早稲田大学坪内逍遙大賞奨励賞、11年『漂砂のうたう』で直木賞、14年『櫛挽道守』で中央公論文芸賞、柴田錬三郎賞、親鸞賞を受賞。他の小説作品に『浮世女房洒落日記』『笑い三年、泣き三月。』『ある男』『よこまち余話』、エッセイに『みちくさ道中』などがある。

「2019年 『光炎の人 下』 で使われていた紹介文から引用しています。」

木内昇のレビュー数ランキングのアイテム一覧

木内昇のレビュー数のランキングです。ブクログユーザがレビューをした件数が多い順に並んでいます。
『新選組 幕末の青嵐 (集英社文庫)』や『漂砂のうたう』や『茗荷谷の猫 (文春文庫)』など木内昇の全111作品から、ブクログユーザのレビュー数が多い作品がチェックできます。
※同姓同名が含まれる場合があります。

新選組 幕末の青嵐 (集英社文庫)

1436
4.41
木内昇 2009年12月16日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

いやぁ、おもしろかった! とにかく誰かにオススメしたくなります!! 500ページを超える分厚い本を手に取ったとき、おもしろそうだと思いながらも... もっと読む

漂砂のうたう

934
3.53
木内昇 2010年9月24日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

直木賞受賞作という期待から接した読者は好き嫌いがはっきり分かれるようです。エンターテインメント小説ではないからでしょう。でも、私は次の2点で大好きになりま... もっと読む

茗荷谷の猫 (文春文庫)

1135
3.71
木内昇 2011年9月2日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

幕末から昭和30年代にかけて東京に暮らした市井の人達の短編集。前の話で登場した人達の影がちらつくゆるい連作が良い。表題作『茗荷谷の猫』やっぱり百閒だったか... もっと読む

茗荷谷の猫

426
3.56
木内昇 2008年9月6日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

以前から気になっていた作品。 第一話「染井の桜」は武士の身分を捨て植木職人として様々な新種を生み出す男と、武家の女としての生き方を頑なに守る妻との歪... もっと読む

よこまち余話

452
4.03
木内昇 2016年1月22日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

その路地には秘密が漂っている――魚屋の次男・浩三は、同じ長屋のお針子・齣江を通じ、「いつかの人々」と出会うことに。 凄く良かった。霞がかった長屋に紛れ込... もっと読む

アンソロジー お弁当。

749
3.49
武田百合子 2013年8月31日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

ここ数年、テレビや新聞で食育の大切さを説くニュースや記事を目にする機会が多い。 そのたびに、「なんでぇ、子育てってのは両親揃ってするもんだろ。母の手作り... もっと読む

漂砂のうたう (集英社文庫)

540
3.44
木内昇 2013年11月20日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

大政奉還、明治維新、そこから10年。根津遊郭の美仙楼(心淋し川のご近所でしょうか)の立番となり、客引きをする男は、元御家人、定九郎。出自を百姓と偽り、今の... もっと読む

櫛挽道守

424
4.32
木内昇 2013年12月5日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

読み終わって胸がいっぱいになった。 ああ、なんていい小説だったんだろう。 文句なしの傑作。 木内さんの小説を読破したのは2冊目。 実はこのほか... もっと読む

笑い三年、泣き三月。

342
3.76
木内昇 2011年9月16日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

戦後の浅草を生きた人々の物語。 それぞれの個性が光り、歯車が動き始めると、おもしろくなる。 いい加減で、中途半端で、いまひとつパッとしないミリ... もっと読む

413
3.91
木内昇 2020年1月20日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

 人生や恋に迷い、占いに関わってゆく女たちを描く連作短編集。           ◇  4年前に父を亡くしてから独り暮らしだが、別だん淋しさや孤独に苛ま... もっと読む

かたばみ

606
4.59
木内昇 2023年8月4日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

昔、家族で観ていたホームドラマを思い出す。 老若男女全ての人が楽しめる、笑いあり涙ありのドラマ。 戦中、戦後を生き抜いた家族のお話。 家族といっても今のよ... もっと読む

新選組裏表録 地虫鳴く (集英社文庫)

462
4.18
木内昇 2010年2月19日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

新撰組について書かれたものは多くあると思いますが、「地虫鳴く」は、阿部十郎の、実際の談話録のさわりを皮切りに、物語は始まります。阿部十郎、篠原泰之進、尾形... もっと読む

新選組幕末の青嵐

227
4.00
木内昇 2004年4月1日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

年末年始は新選組を楽しもうと思って一気読み。役者もドラマも分かっていても楽しめる。何より、参考文献も引きながら、史実により忠実に再現しようとしている小説で... もっと読む

化物蠟燭

203
4.12
木内昇 2019年7月5日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

彼岸と此岸、生者と死者、現実と非現実、現在と過去など様々なものが複雑に巧妙に入り交じる作品集。 ホラーの類いになるのだが、一編を除いて怖くない。むしろ切... もっと読む

櫛挽道守 (集英社文庫)

248
4.40
木内昇 2016年11月18日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

大作で良作の一冊。 時代を追いながら一人の女性の歩む姿を細やかに追う大作は良作の一言。 時は幕末。 揺れる世の中の傍らで木曽の櫛職人を目指す主人公 登... もっと読む

光炎の人 (下)

141
3.81
木内昇 2016年8月31日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

木内さんの才能は稀有まれなものだと思っています。 全部読んだわけじゃないけど、全部傑作です。 絶対的な信頼感を持っています。 この本も間違いなく... もっと読む

あやかし <妖怪>時代小説傑作選 (PHP文芸文庫)

342
3.82
宮部みゆき 2017年11月8日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

妖怪や怪異をテーマに選ばれた、女性作家による時代小説アンソロジー。 六編のトップバッターは「しゃばけ」シリーズから畠中恵、トリは「三島屋変調百物語」シリ... もっと読む

みちくさ道中

164
4.19
木内昇 2012年12月21日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

時代小説家にふさわしい小気味よく潔い文章。 飾ることなくおごることなく端正な文章がスッと心に入り込み、時にはユーモアで笑わせ、時にはじっと考えさせられる... もっと読む

ある男

156
3.83
木内昇 2012年9月27日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

明治維新の頃を生きた様々な立場の男達の話。時代に翻弄されつつも今と変わらぬ人生の苦悩や笑いがミックスされ、近代史に疎くても楽しめた。 もっと読む

剛心

246
3.92
木内昇 2021年11月5日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

建築家、妻木頼黄を通して、在りし日の東京の風景が垣間見えた気がした。 江戸からすっかり様変わりしてしまった、その光景に一種の無力感や恨みを抱きながら... もっと読む
全111アイテム中 1 - 20件を表示

木内昇に関連する談話室の質問

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×