檀一雄のレビュー数ランキング

プロフィール

1912年、山梨県生まれ。東京帝国大学経済学部在学中に処女作『此家の性格』を発表。50年『真説石川五右衛門』で直木賞受賞。最後の無頼派といわれた。文壇きっての料理通としても有名。主な著作に、律子夫人の没後に執筆した『リツコ その愛』『リツコ その死』のほか、『火宅の人』『檀流クッキング』など。1976年死去。

「2016年 『太宰と安吾』 で使われていた紹介文から引用しています。」

檀一雄のレビュー数ランキングのアイテム一覧

檀一雄のレビュー数のランキングです。ブクログユーザがレビューをした件数が多い順に並んでいます。
『檀流クッキング (中公文庫 た 34-5 BIBLIO)』や『火宅の人(上) (新潮文庫)』や『火宅の人 (下) (新潮文庫)』など檀一雄の全225作品から、ブクログユーザのレビュー数が多い作品がチェックできます。
※同姓同名が含まれる場合があります。

檀流クッキング (中公文庫 た 34-5 BIBLIO)

806
3.87
檀一雄 2002年9月25日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

太宰治、坂口安吾と並び称せられた、無頼派三羽烏の人檀一雄ですが、文壇きっての料理人、檀流クッキングは新聞コラムで大人気だったようです。  檀流の系譜は檀太... もっと読む

火宅の人(上) (新潮文庫)

697
3.54
檀一雄 1981年7月28日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

作者の前時代的なクズ男人生をなぞっていく内容だが、口があまりにも巧すぎる。 男の破綻を孕んだ情緒が都度完璧に言語化される。 作者のカラッとした筆致も相ま... もっと読む

火宅の人 (下) (新潮文庫)

515
3.49
檀一雄 1981年7月28日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

上巻の続きの欧米旅行編から始まる。 舞台はヨーロッパへ。 アパートの大家であるマダムに「私」とのふしだらを咎められて叩き出された菅野もと子を伴い、さな... もっと読む

ぷくぷく、お肉 (おいしい文藝)

370
3.08
阿川佐和子 2014年2月26日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

元気のない時、弱っている時、そんな時はお肉だー! ……と言いたいけれど、実はあまりお肉=牛肉が得意ではない。豚は牛より食べられる。鶏は大好物。 この本... もっと読む

(016)妖 (百年文庫)

197
3.84
坂口安吾 2010年10月12日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

三人の作家の書くなまめいた話があなたを掴んで離さない! 【紙の本】金城学院大学図書館の検索はこちら↓ https://opc.kinjo-u.ac.jp... もっと読む

アンソロジー そば

243
3.24
池波正太郎 2014年12月22日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

各界の大御所38名が、嬉々として一家言を擁する「蕎麦」に関して朗々と綴っておられるのだ。 当然お店の紹介もあるのだが、決して今流行りのお店評価の内容ではな... もっと読む

金原瑞人YAセレクション みじかい眠りにつく前に 2 昼下がりに読みたい10の話 (ピュアフル文庫 ん 1-12)

229
3.38
あさのあつこ 2009年3月10日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

中高生ならば他人から勧められたものよりも、自分で選んだ本を読みたいだろうし読むべきだ。そんな声もある。大人から勧められた本なんて却って読みたくなくなるだろ... もっと読む

美味放浪記 改版 (中公文庫 た 34-6 BIBLIO)

206
3.17
檀一雄 2004年4月25日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

日本はおろか世界中、様々な場所への放浪を繰り返した老ヒッピーが、先々で体験した飲食(おんじき)を旅行記風に語る。先入観に囚われず、差し出された物を素直に嚥... もっと読む

小説太宰治 (岩波現代文庫 文芸 12)

165
3.71
檀一雄 2000年2月16日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

ひとりの作家がひとりの天才に出逢ってからその別れまでのたいせつな記憶。 壇一雄にとって、太宰はとても大きな存在だったんだろう。その才能を妬み羨み、そ... もっと読む

にっこり、洋食 ; おいしい文藝

411
3.02
江國香織 2021年11月26日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

江國香織さんはポタージュを手作りするのにミキサーを使うのが苦手だとおっしゃっていますが、私も同じです。 最近スープ作りに凝り始め、スープの本を見て色々作... もっと読む

ちょこっと、つまみ: おいしい文藝

288
3.10
阿川佐和子 2020年3月19日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

おいしい文藝シリーズで今回は、おつまみ。 読めば読むほど、お酒が欲しくなりますな・・・でも、胃を全摘してから丸六年、それまではビール党でしたが飲まない日... もっと読む

酔っぱらい読本 (講談社文芸文庫)

87
4.06
丸谷才一 2012年3月10日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

様々な酔っぱらいのエッセイを集めたもので、昭和の作家たちの昭和らしいエピソードが満載で、作家らしい(らしくない?)一面が垣間見られ、酒家と書いて、さっかと... もっと読む

ぷくぷく、お肉: おいしい文藝 (河出文庫 ん 5-3)

260
3.00
角田光代 2023年5月9日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

2014年2月河出書房新社刊。2023年5月河出文庫化。32編のお肉エッセイ。最初に角田光代さんの豚肉謳歌の話があり、2編目から、すき焼、ステーキ、カツと... もっと読む

太宰と安吾 (角川ソフィア文庫)

123
3.69
檀一雄 2016年1月23日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

2017/10/18 読了。 もっと読む

漂蕩の自由 (中公文庫 た 34-4)

97
3.43
檀一雄 2003年8月1日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

漂蕩って美しい言葉だなあ。風に吹かれてあちらこちらへ思うがままに世界中さすらうなんてのは、女の身でなくても、今の時代には難しいだろうな。ネットがあれば「明... もっと読む

檀流クッキング (中公文庫 A 69)

55
3.89
檀一雄 1975年1月1日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

よくもまあこんなに色々な料理をしたものだと舌を巻く。 文章のみのほうが想像力が働くので食エッセイは大好きなのだが、群を抜いて面白い。 淡々と料理の説明、作... もっと読む

檀流クッキング (中公文庫BIBLIO)

45
3.10
檀一雄 電子書籍 2010年9月2日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

本書は昭和40年代に連載されたエッセイだが、その内容は時の試練に耐え、紹介される料理は現代でも十分通用するものである。 旬のマナガツオが一尾150円に対し... もっと読む

乱世の勝者敗者―戦国小説集 (時代小説ベスト・セレクション 第9巻)

9
3.00
今東光 1994年11月1日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

今東光「信長を刺した女」 2 南條範夫「夢」 3 新田次郎「伊賀越え」3 檀一雄「武田信玄」4 ※安吾に通じる軽妙さ  松本清張「奥羽の二人」4... もっと読む

小説 太宰治 (P+D BOOKS)

133
4.17
檀一雄 2019年6月13日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

・太宰治コーナーにあったのがびっくり。 ・檀一雄さんの太宰治愛がすごい。ほー。 こんな友人というか師というかいい関係。迷惑かけたりかけられたり。かけられた... もっと読む
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