谷崎潤一郎のおすすめランキング

プロフィール

1886年7月24日~1965年7月30日。日本の小説家。代表作に『細雪』『痴人の愛』『蓼食う虫』『春琴抄』など。

「2020年 『魔術師  谷崎潤一郎妖美幻想傑作集』 で使われていた紹介文から引用しています。」

谷崎潤一郎のおすすめランキングのアイテム一覧

谷崎潤一郎のおすすめ作品のランキングです。ブクログユーザが本棚登録している件数が多い順で並んでいます。
『痴人の愛 (新潮文庫)』や『春琴抄 (新潮文庫)』や『陰翳礼讃 (中公文庫 た 30-27)』など谷崎潤一郎の全1744作品から、ブクログユーザおすすめの作品がチェックできます。
※同姓同名が含まれる場合があります。

痴人の愛 (新潮文庫)

9199
3.67
谷崎潤一郎 1947年11月12日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

一人の男の告白話。真面目な高級取りの譲治がカフェで見つけたナオミを自分好みの妻にする。読んでるうちにこの夫婦の今後が想像つきイライラするがそれを越えたら苦... もっと読む

春琴抄 (新潮文庫)

8985
3.93
谷崎潤一郎 1951年2月2日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

盲目の美少女・春琴のドSぶりが凄いです。虫歯で苦しむ佐助の顔をおりゃーと蹴ったあたりなどは思わず笑ってしまいました。(笑)ぶったり、蹴ったり、撥で殴るのも... もっと読む

陰翳礼讃 (中公文庫 た 30-27)

5692
3.90
谷崎潤一郎 1995年9月18日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

陰翳という光と影をテーマに日本文化の再評価をしたもので、なるほどぉ~! と思えるところもあって興味深いです。面白おかしく笑えるところもあって軽快。また、エ... もっと読む

刺青・秘密 (新潮文庫)

5304
3.71
谷崎潤一郎 1969年8月5日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

大正7年(※)、新進作家の谷崎潤一郎は麻生市兵衛町に新築されたばかりの永井荷風亭を訪ねた。小さな庭に設えた巴里のカフェに模した丸卓で相向き乍ら、祝いに持参... もっと読む

細雪(上) (新潮文庫)

3654
3.91
谷崎潤一郎 1955年11月1日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

随分前から積読してあった本です。 何度も途中で挫折してこれは大人になったら面白さがわかる本なのか(十分大人なんですが)と思ったら『世界は文学でできている... もっと読む

卍(まんじ) (新潮文庫)

3345
3.58
谷崎潤一郎 1951年12月12日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

これから語られる二組の男女の複雑な愛憎劇の当事者の女性が、大阪弁で告白する形式で書かれています。一人の語りだけで、これだけの物語を読ませ、引き込むという流... もっと読む

細雪 (下) (新潮文庫)

2471
3.96
谷崎潤一郎 1955年11月1日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

 やっと読了した。これで蒔岡四姉妹との付き合いは終わった。  読み終えて、「で、一体作者は何が言いたいのだろう?」と思ったが、解説を読み、そもそも谷崎文学... もっと読む

細雪(中) (新潮文庫)

2464
3.97
谷崎潤一郎 1955年11月1日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

 大阪の名門、蒔岡家の四女(こいさん)妙子は活動的。28 歳で人形作家として一角の人物になっているだけでなく、日本舞踊にも熱心、さらに洋裁を習い、将来は洋... もっと読む

猫と庄造と二人のおんな (新潮文庫)

2049
3.71
谷崎潤一郎 1951年8月25日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

R3.4.23 読了。  『一匹の猫を中心に、猫を溺愛している愚昧な男、猫に嫉妬し、追い出そうとする女、男への未練から猫を引取って男の心をつなぎとめ... もっと読む

文章読本 改版 (中公文庫 た 30-28)

2044
3.75
谷崎潤一郎 1996年2月18日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

戦前に書かれたものであるが、その本旨については、今も納得のいくものである。 文語から、口語へ、現代仮名遣いへ以降する時代の香りというか、匂いというかが伝... もっと読む

谷崎潤一郎マゾヒズム小説集 (集英社文庫)

1746
3.53
谷崎潤一郎 2010年9月17日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

非常に抽象的なのだが、あぁ……谷崎潤一郎さま……と言う感じ。 谷崎潤一郎自身が、美しくて悪い女にめちゃくちゃにされたいんだろうなと、ひしひしと感じた。 ね... もっと読む

谷崎潤一郎犯罪小説集 (集英社文庫)

1672
3.83
谷崎潤一郎 2007年12月14日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

谷崎の小説を読むのは、これが初めてだ。一般には、『細雪』『痴人の愛』『春琴抄』あたりから入り、氏独特の耽美的な、官能的な、あるいは変態的な世界を楽しむのだ... もっと読む

陰翳礼讃

1571
4.19
谷崎潤一郎 2018年1月18日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

こういう本が手元にあって、ページをめくりながらティータイム、みたいな生活が理想。 いつになったら実現するでしょう・・ もっと読む

蓼喰う虫 (新潮文庫)

1519
3.37
谷崎潤一郎 1951年11月2日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

ロッキーさんのおすすめで。仮面夫婦の日常が夫目線で語られる。当時の最先端のお洒落風俗を織り交ぜつつ、義理の父達との交際や従弟とのやりとりの中で離婚を先延ば... もっと読む

痴人の愛 (角川文庫)

1463
3.78
谷崎潤一郎 2016年3月25日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

嗚呼、変態 もっと読む

細雪 (中公文庫 た 30-13)

1406
3.99
谷崎潤一郎 1983年1月10日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

優雅で絢爛な、関西版「サザエさん」(と私は思っている)。人生で一番繰り返し読んでいる作品。初代は開きすぎたせいか背表紙が割れて壊れてしまって、いま手元にあ... もっと読む

鍵・瘋癲老人日記 (新潮文庫)

1165
3.64
谷崎潤一郎 1968年10月29日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

濃い二篇。愛読書(但し、それを公言する勇気は持ちあわせていない)。 もっと読む

谷崎潤一郎フェティシズム小説集 (集英社文庫)

1013
3.77
谷崎潤一郎 2012年9月20日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

谷崎潤一郎の小説を読んでいると、最近の「私、○○フェチなんだー」というのがとても軽々しく感じます。 フェティシズムとは元来こういう物だったのだとおもいしる... もっと読む

人魚の嘆き・魔術師 (中公文庫 た 30-11)

751
3.60
谷崎潤一郎 1978年3月10日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

得体の知れないモノがもつ怪しい美しさと強烈な吸引力、そして、それに囚われる破滅に近い幸福を、豊富すぎるぐらい豊富な語彙を組み合わせた美文調で賛美した、大人... もっと読む

陰翳礼讃・文章読本 (新潮文庫)

747
3.89
谷崎潤一郎 2016年7月28日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

"われらの祖先の天才は、虚無の空間を任意に遮蔽して自ずから生ずる陰翳の世界に、いかなる壁画や装飾にも優る幽玄味を持たせたのである。これは簡単な技巧のようで... もっと読む
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