谷崎由依のおすすめランキング

プロフィール

1978年福井県生まれ。「舞い落ちる村」で文學界新人賞を受賞しデビュー。「囚われの島」で野間文芸新人賞候補。「鏡のなかのアジア」で芸術選奨文部科学大臣新人賞受賞。

「2019年 『文学2019』 で使われていた紹介文から引用しています。」

谷崎由依のおすすめランキングのアイテム一覧

谷崎由依のおすすめ作品のランキングです。ブクログユーザが本棚登録している件数が多い順で並んでいます。
『地下鉄道』や『地下鉄道 (ハヤカワepi文庫 ホ 2-1)』や『遠の眠りの』など谷崎由依の全48作品から、ブクログユーザおすすめの作品がチェックできます。
※同姓同名が含まれる場合があります。

地下鉄道

613
4.08

感想・レビュー

19世紀前半のアメリカ、ジョージア。10歳ごろ、脱走により母を失った奴隷の少女コーラは、新入りの青年奴隷から地下鉄道を使った逃亡計画を持ちかけられる。一旦... もっと読む

地下鉄道 (ハヤカワepi文庫 ホ 2-1)

449
4.09

感想・レビュー

アメリカの黒人差別を描いた名作といわれる小説は、描かれる物語の過酷さに加えて、人間の暗部、そしてアメリカという国の暗部まで切り込むような、凄まじい作品が多... もっと読む

遠の眠りの

303
3.47
谷崎由依 2019年12月5日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

決して時代の主人公ではない、時代の流れに揉まれながら生きた少女の話だった。 自分のしたいようにならない、ままならない感じがリアル。 風景の描写などが夢の... もっと読む

kaze no tanbun 特別ではない一日

297
3.74
我妻俊樹 2019年10月28日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

『二人とも、八十代のころより今のほうが足腰も力もずっと強い。風邪もひかなくなった。これじゃどうやって死ねばいいのかわからないねえ、と笑い合ったあと、体のど... もっと読む

ならずものがやってくる

296
3.58

感想・レビュー

以前、三浦しをんさんが紹介していた本。 一つ一つ別の人物を主に書かれていて、短編集のような印象を受ける。だが、それぞれの話は繋がっていて時間も越えて紡が... もっと読む

ならずものがやってくる (ハヤカワepi文庫 イ 2-1)

244
3.70

感想・レビュー

アメリカ人も頑張っているんだなと思える小説。成功したり幸せだと思えたりするようになるための行動が空回りや逆効果になることがほとんどで、でも生きていかなくて... もっと読む

世界の8大文学賞 受賞作から読み解く現代小説の今 (立東舎)

212
3.70
都甲幸治 2016年9月23日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

海外作品を読んでいるとよく目にするのが ブッカー賞。最近では小川洋子さんが 国際賞にノミネートされたので聞いたことが ある人も多いかも。 でも... もっと読む

文芸翻訳入門 言葉を紡ぎ直す人たち、世界を紡ぎ直す言葉たち(Next Creator Book)

201
3.91
藤井光 2017年3月24日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

怠惰ゆえになかなか読む機会がなくて、気づいたら出版から5年も経っていたのだが、今読まねばほぼ一生読まないのではないかと思って手に取った。 英米文学者... もっと読む

あたらしい名前

183
4.00

感想・レビュー

激怒の時代を迎えたジンバブエ。 そんな中でいきいきと描かれる子どもたちがとても印象的。 主人公たちの強さに胸を打たれ、同時に子どもならではの無邪気さに切な... もっと読む

アニマルズ・ピープル

173
4.17
インドラ・シンハ 2011年3月25日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

4.15/163 内容(「BOOK」データベースより) 『スラム街の人々から“動物”と呼ばれる青年。インドのカウフプールに住む彼は、赤ん坊の頃に巻き添... もっと読む

10ドルだって大金だ (KAWADE MYSTERY)

166
3.67

感想・レビュー

ジャック・リッチー(1922 -1983)は、アメリカのミステリ作家。「アルフレッド・ヒッチコック・ミステリ・マガジン(AHMM)」や「エラリー・クイーン... もっと読む

鏡のなかのアジア

164
3.33
谷崎由依 2018年7月5日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

初めて読む作家のせいか、文体に馴染むのにちょっと時間がかかってしまった。ジョルジュ・バルビエの表紙絵、そしてたしか山尾悠子がツイッターで紹介されてたので、... もっと読む

鏡のなかのアジア (集英社文庫)

157
3.79
谷崎由依 2021年7月15日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

ちょうどワクチンを打って、ぼんやりと頭の中がスローに流れていくような時間に、読んだ。 幻想小説は、捉えどころがなくて、なかなか言葉にしにくかったりする。... もっと読む

コロナ禍日記

155
3.88
植本一子 2020年8月13日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

2020年8月に出されたものなんだけど、あの時、皆どんなことを思って生活していたのかが急に気になって、読んだ。(強いて言うなら、目当てはニコ•ニコルソンさ... もっと読む

芥川龍之介選 英米怪異・幻想譚

144
4.00
畔柳和代 2018年11月22日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

大正13〜14年(1924〜25)に編纂された旧制高校のための英語読本全8巻。芥川龍之介がそのような編纂の仕事をした事があったとは知りませんでした。その中... もっと読む

囚われの島

135
2.62
谷崎由依 2017年6月12日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

不思議な吸引力がある。 文字を読んでいるという感覚が薄れ、代わりに耳を澄ませ、そこにあるものに目を奪われる。 襟元で、ちり、と鳴る鈴の音、ゆっ... もっと読む

夜想#山尾悠子

121
4.42
山尾悠子 2021年3月17日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

恥ずかしながら、山尾悠子の密かなファンである。 だが、実は、まだ一冊も読んだことがない。 そんな訳で、この本を手にしたのだ。 そんなファンがいるもの... もっと読む

名探偵登場!

119
2.65
筒井康隆 2014年4月23日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

普段手を伸ばす事がなかった作家さん達のお話を読めた。この分量なので話の込み入った尚且つ事件解決でスッキリとする推理小説という訳ではなく、痛快に解決するお話... もっと読む

文学ムック たべるのがおそい vol.4

112
3.50
木下古栗 2017年10月11日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

木下古栗「人には住めなくなる地球になるまで」のみ読了。 猛暑からの連想に始まり、営業最終日の商業施設でもらったチューハイのサンプルを、受け取る列で知... もっと読む

村上春樹への12のオマージュ いまのあなたへ

102
2.73
青山七恵 2014年5月22日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

わたしはハルキストではないし、村上春樹の著書をあまり知らない。中学生の頃まだ読書嫌いだったあの頃無理矢理彼の著書を読まされて以来食わず嫌い、あまりいい記憶... もっと読む
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