阿部昭のおすすめランキング

プロフィール

小説家。1934年広島県に生まれ、翌年より神奈川県藤沢市鵠沼で育つ。東京大学仏文科を卒業後、ラジオ東京(現在のTBS)に入社。62年に「子供部屋」で文學界新人賞を受賞。68年に処女短編集『未成年』を刊行。その後、71年にTBSを退社し、創作活動に専念する。73年『千年』で毎日出版文化賞を受賞。76年に『人生の一日』で芸術選奨新人賞受賞。幼少より暮らした鵠沼を舞台にした作品が多く、また、短編小説の名手として知られ、数多くの作品を残している。

「2019年 『March winds and April showers bring May flowers.』 で使われていた紹介文から引用しています。」

阿部昭のおすすめランキングのアイテム一覧

阿部昭のおすすめ作品のランキングです。ブクログユーザが本棚登録している件数が多い順で並んでいます。
『短編小説礼讃 (岩波新書 黄版 347)』や『にゃんこ天国(ごきげん文藝): 猫のエッセイアンソロジー』や『新編-散文の基本 (中公文庫 あ 20-4)』など阿部昭の全123作品から、ブクログユーザおすすめの作品がチェックできます。
※同姓同名が含まれる場合があります。

短編小説礼讃 (岩波新書 黄版 347)

130
3.86
阿部昭 1986年8月20日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

阿部昭『短編小説礼讃』(岩波新書)を時々、読み返します。 この本は、わたくしが社会人2年生の夏に出版されました。 ジェットコースターのような社... もっと読む

にゃんこ天国(ごきげん文藝): 猫のエッセイアンソロジー

97
3.43
内田百閒 2018年9月19日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

2018年10月河出書房新社刊。既刊の文庫、全集等から、33人、33篇のエッセイを選んだ猫のアンソロジー。夏目漱石から現在活躍中の方のエッセイ。表紙絵が楽... もっと読む

新編-散文の基本 (中公文庫 あ 20-4)

93
3.71
阿部昭 2022年9月21日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

なぜ阿部昭の書くものは面白いのか。それは、矛盾するが(そして皮肉に聞こえてしまうかなとも思うが)阿部昭が自分の書くものをそんなに高く買っていないからではな... もっと読む

天使が見たもの-少年小景集 (中公文庫)

73
3.14
阿部昭 2019年4月23日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

短編というより詩的であった。少年から見た世界(戦争に負けて帰ってくる父親像)、父親から見た少年。全体を通して暗い印象はなく爽やか。 星マークが好きだったも... もっと読む

大いなる日・司令の休暇 (講談社文芸文庫)

58
3.93
阿部昭 1990年5月2日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

この本と作者については存在はずっと知っていたけれど、これまで手が伸びることはなかった。10年ぐらい前に、とある古本屋で同じ著者の『単純な生活』を見かけたこ... もっと読む

単純な生活 (講談社文芸文庫)

46
4.00
阿部昭 1989年2月6日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

特別なことは何も起きないのに面白い。「私」が自分のペースでものを考えて暮らしてる様子が心地いい。話題の変わり方が融通無碍で、ほんのり笑ったり泣いたりしなが... もっと読む

「内向の世代」初期作品アンソロジー (講談社文芸文庫)

34
3.50
黒井千次 2016年1月9日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

後藤明生。今だと完全にクズ扱いされる男性像だけど、この当時はまるで問題視されない「モテ自慢」の域だったのかと驚愕。そんなに昔ではないのに。 黒井千次。多人... もっと読む

無縁の生活,人生の一日 (講談社文芸文庫 あB 3)

33
3.82
阿部昭 1992年5月1日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

どこかなんか怖い本だった。 お化けが出るわけでもないし、恐怖体験があるわけでもない。 足元にある仄暗さが、一瞬真っ暗闇になるような。一瞬すぎてわからな... もっと読む

単純な生活 (P+D BOOKS)

31
3.67
阿部昭 2018年1月9日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

大人になって、家族が増えても、ひとりで散歩を楽しんだり、仕事をするまでの気持ちを作ったり、子供の頃とあまり人は変わらないのかもしれないことに、読んでいて安... もっと読む

江戸のアウトロー: 無宿と博徒 (講談社選書メチエ 152)

22
3.57
阿部昭 1999年3月1日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

江戸時代のアウトローである無宿と博徒について論じた書籍である。身分秩序が厳格と思われがちな江戸時代であったが、無宿や博徒の世界はカオスであった。 農村が... もっと読む

千年,あの夏 (講談社文芸文庫 あB 4)

19
4.00
阿部昭 1993年5月1日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

『千年』は後半で良さを発揮している印象だったので、当初は後半部分を削って載せていたとは驚きです。文章から伝わる静かな物悲しさが、読んでいて心地よかったです... もっと読む

阿部昭18の短篇

17
4.00
阿部昭 1987年4月1日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

某所読書会課題図書「天使が見たもの」にある「子供の墓」「自転車」「言葉」「天使が見たもの」「海の子」「家族の一員」「三月の風」「みぞれふる空」「水にうつる... もっと読む

最後の酔っぱらい読本 (講談社文芸文庫)

17
4.00
吉行淳之介 2014年10月11日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

悪酒時代以外の作品は全部楽しく読んだ もっと読む

March winds and April showers bring May flowers.: 阿部昭短編集

15
4.00
阿部昭 2019年4月22日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

装丁に惹かれて購入。 想像以上に良かった。 序盤に収められている作品の暗さにやられずに読み進めれば、後半に向けて少しずつ随筆風に軽やかになっていく。 ... もっと読む
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