デヴィッド・ハーヴェイのおすすめランキング

プロフィール

(David Harvey)
 1935年、イギリス生まれ。ケンブリッジ大学より博士号取得。ジョンズ・ホプキンス大学教授、オックスフォード大学教授を経て、現在、ニューヨーク市立大学特別教授。専攻:経済地理学。都市研究分野の第一人者であり、「人文・社会科学で最も引用される著者の一人」として知られる。
 2005年刊行の『新自由主義』は高い評価を得るとともに、アカデミズムを超えて話題となり世界的ベストセラーとなった。また同年、韓国で首都機能移転のため新たな都“世宗”が建設されることになったが、その都市デザイン選定の審査委員会の共同議長を務めている。2008年には、『資本論』の講義動画をインターネットで公開し、世界中からアクセスが殺到。現在の世界的なマルクス・ブームを巻き起こすきっかけとなった。この講義は『〈資本論〉入門』および『〈資本論〉第2巻・第3巻 入門』として刊行され、世界で最も読まれている入門書となっている。2010 年刊行の『資本の〈謎〉』は、『ガーディアン』紙の「世界の経済書ベスト5」に選ばれた。
 現在も、ギリシャ、スペインから、中南米諸国、中東、中国や韓国まで、文字通り世界を飛び回り、研究・講演活動などを行なっているほか、エックス(旧ツイッター)のフォロワー数も本書刊行時点で18万人を超えており、コロナ禍でも、本書のもとになったオンライン番組の更新を続けるなど精力的に活動し、インターネット空間でも変革を求める人々を世代を超えてインスパイアし続けている。
(エックスID:@profdavidharvey、ウェブサイト:davidharvey.org)

「2023年 『反資本主義』 で使われていた紹介文から引用しています。」

デヴィッド・ハーヴェイのおすすめランキングのアイテム一覧

デヴィッド・ハーヴェイのおすすめ作品のランキングです。ブクログユーザが本棚登録している件数が多い順で並んでいます。
『新自由主義: その歴史的展開と現在』や『〈資本論〉入門』や『現代思想 2015年1月臨時増刊号◎ピケティ 『21世紀の資本』を読む -格差と貧困の新理論-』などデヴィッド・ハーヴェイの全22作品から、ブクログユーザおすすめの作品がチェックできます。
※同姓同名が含まれる場合があります。

新自由主義: その歴史的展開と現在

364
3.63

感想・レビュー

 〈新自由主義の結果、貧富の差の拡大という弊害が現れた〉ではなく、〈金持ちたちが貧富の差を拡大するために新自由主義を断行した〉というストーリー。 もっと読む

〈資本論〉入門

224
3.92

感想・レビュー

マルクスは社会主義者で資本論を書いた人くらいの知識しか無いところで、入門書を図書館で見かけて借りた。 入門書とは言え、ボリウムありすぎて、流し読み。 日本... もっと読む

現代思想 2015年1月臨時増刊号◎ピケティ 『21世紀の資本』を読む -格差と貧困の新理論-

186
3.31
トマ・ピケティ 2014年12月12日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

 諸富さんの「ピケティの「グローバル富裕税」」を目当てに購入。以前からglobal taxに関心を持っていたので。  蛇足ですが、浜矩子大先生と長原豊大... もっと読む

資本主義の終焉――資本の17 の矛盾とグローバル経済の未来

123
3.20

感想・レビュー

令和元年の11月頃から読み始めた本ですが、何しろ分厚い本で持ち歩くのも大変で後回しになっていましたが、今回は久しぶりに帰郷したこともあり、新幹線での移動時... もっと読む

資本の〈謎〉――世界金融恐慌と21世紀資本主義

106
3.38

感想・レビュー

マルクス主義者がまだ生き残っているということがすごい。 もっと読む

反乱する都市――資本のアーバナイゼーションと都市の再創造

86
2.92

感想・レビュー

 新自由主義社会の構造を都市空間の形成過程の観点から分析し、その都市自体が抱える矛盾の中から反新自由主義・反資本主義の運動が発生する条件を模索している。 ... もっと読む

ポストモダニティの条件 (ちくま学芸文庫 ハ 50-1)

85
3.80

感想・レビュー

第1部 現代の文化におけるモダニティからポストモダニティへの移行(序論 モダニティとモダニズム ポストモダニズム 都市のポストモダニズム―建築とアーバン・... もっと読む

北京のアダム・スミス――21世紀の諸系譜

78
3.67

感想・レビュー

【書誌情報】 『北京のアダム・スミス―― 21世紀の諸系譜』 原題:Adam Smith in Beijing 著者:Giovanni Arrigh... もっと読む

反資本主義: 新自由主義の危機から〈真の自由〉へ

76
3.40

感想・レビュー

トランプ元大統領のアメリカを再びグレートに。 もっと読む

ネオリベラリズムとは何か

69
3.20

感想・レビュー

マルクス主義の残党がネオリベラリズムを批判している。 ネオリベラル国家は特に金融機関に甘い。 金融上の失敗は国家が後始末するか、世間の関心を逸らす。 ... もっと読む

〈資本論〉第2巻・第3巻入門

33

感想・レビュー

東2法経図・開架 331.6A/H34s/2-3/K もっと読む

パリ: モダニティの首都

28
3.80

感想・レビュー

<閲覧スタッフより> バルザックの小説やマルクスを引用しながら、膨大なデータと細かい章立てによって近代化するパリを浮かび上がらせる。中でも注目すべきはオス... もっと読む
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