ホルヘ・ルイス・ボルヘスのおすすめランキング

プロフィール

1899年ブエノスアイレスに生まれる。教養豊かな家庭に育ち、年少よりヨーロッパ諸国を移り住んだ。六歳の頃から早くも作家を志望し、驚くべき早熟ぶりを示す。アルゼンチンに帰国後、精力的な文学活動を開始。一九六一年国際出版社賞を受賞。その後、著作は全世界で翻訳されている。20世紀を代表する作家の一人。
驚異的な博識に裏打ちされた、迷宮・鏡・円環といったテーマをめぐって展開されるその幻想的な文学世界は、日本でも多くの愛読者を持ち、全作品のほとんどが翻訳出版されている。一九八六年スイスにて死去。
小説に『伝奇集』『ブロディーの報告書』『創造者』『汚辱の世界史』(以上岩波書店)『エル・アレフ』(平凡社)『砂の本』(集英社)、評論に『続審問』『七つの夜』(以上岩波書店)『エバリスト・カリエゴ』『論議』『ボルヘスのイギリス文学史』『ボルヘスの北アメリカ文学史』『ボルヘスの「神曲」講義』(以上国書刊行会)『永遠の歴史』(筑摩書房)、詩に『永遠の薔薇・鉄の貨幣』(国書刊行会)『ブエノスアイレスの熱狂』(水声社)、アンソロジーに『夢の本』(国書刊行会)『天国・地獄百科』(水声社)などがある。

「2021年 『記憶の図書館 ボルヘス対話集成』 で使われていた紹介文から引用しています。」

ホルヘ・ルイス・ボルヘスのおすすめランキングのアイテム一覧

ホルヘ・ルイス・ボルヘスのおすすめ作品のランキングです。ブクログユーザが本棚登録している件数が多い順で並んでいます。
『幻獣辞典 (河出文庫)』や『ボルヘス怪奇譚集 (河出文庫 ホ 5-3)』や『夢の本 (河出文庫 ホ 5-4)』などホルヘ・ルイス・ボルヘスの全56作品から、ブクログユーザおすすめの作品がチェックできます。
※同姓同名が含まれる場合があります。

幻獣辞典 (河出文庫)

794
3.66

感想・レビュー

ボルヘスが古今東西の神話や文学作品から引く幻想動物群の辞書式排列、1974年。ウロボロス、ケルベロス、サラマンドラ、マンドレイク、ゴーレム、サテュロス、ミ... もっと読む

ボルヘス怪奇譚集 (河出文庫 ホ 5-3)

541
3.61

感想・レビュー

ホルヘ・ルイヒ・ボルヘスとアドルフォ・ビオイ=ハサーレスが、古今東西の書物からが収集した幻想的な物語。 河出文庫さんが斉藤壮馬さん(※読書家で有名な声優... もっと読む

夢の本 (河出文庫 ホ 5-4)

386
3.46

感想・レビュー

ボルヘスが編んだ古今東西の夢にまつわる断章の数々、1976年。アンソロジストでもあるボルヘスが蒐集・分類・排列した云わば「夢の図書館」とでも呼ぶべきもので... もっと読む

記憶の図書館: ボルヘス対話集成

258
3.40

感想・レビュー

100ページほど読んだ。教養の深さを思い知る。途中までではあるが、別の本も読んでいるのでいったん中断。 もっと読む

ラテンアメリカ怪談集 (河出文庫)

223
4.00

感想・レビュー

ラテンアメリカ諸国の短編集。題名は怪談集になっているけれど、怖いといよりも奇妙な感じで、奇譚集という感じ。 巻末の編者あとがきでは、鼓直さんによる収録の... もっと読む

シェイクスピアの記憶 (岩波文庫 赤792-10)

154
3.50

感想・レビュー

四編の短編集。どれもいかにもボルヘスで良き。以下簡略にメモ。 〇一九八三年八月二十五日:あるホテルに宿泊した60代のボルヘス、宿帳にサインを求められ... もっと読む

砂の本 (現代の世界文学)

126
3.46
ボルヘス 1987年12月18日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

久しぶりに再読。同じ訳者の文庫も持ってるけど、なぜかこのソフトカバー版のほうが好き。 お気に入りは表題作と、タイムスリップなのかパラレルなのかドッペ... もっと読む

パラケルススの薔薇 (バベルの図書館 22)

119
4.03
J.L.ボルヘス 1990年8月1日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

ボルヘスを館長として編纂された文学シリーズ、「バベルの図書館」の一冊。自分が好きな作家の好きな作品だけを集めた文学シリーズを出すとはなんと贅沢な読書家なの... もっと読む

幻獣辞典

107
3.54

感想・レビュー

古今東西の神話や物語から集めた想像上の生物の幻獣辞典、アルファベット順に網羅されています。 今では、アニメやゲームの世界でもお馴染みの幻獣からマイナーな... もっと読む

ドン・イシドロ・パロディ六つの難事件

105
2.84

感想・レビュー

ボルヘスと、カサーレスの共同著書。30年歳の離れた二人だけど、文学的には良い兄弟として交流し続けた。 === まったくの無実で投獄された床屋のドン・イシ... もっと読む

ボルヘス・エッセイ集 (平凡社ライブラリー)

100
3.17

感想・レビュー

知らない人の名前たくさん出てくるけど面白い。注があるからなんとか読めはします。人間はプラトン的なのとアリストテレス的なのに分かれるって面白いね。バークリっ... もっと読む

幻獣辞典

85
3.60

感想・レビュー

20201125 幻獣系の事典などの比較読みのひとつ。 持ってる本の大型本。 文字が小さくて、訳も古いかな。 でも表紙は好き。 もっと読む

新編バベルの図書館 第6巻

82
4.00

感想・レビュー

「ラテンアメリカ・中国・アラビア編」とはなんともバラエティに富んだ『新編バベルの図書館』第六巻。南米の短篇を読みたくなり手にとった。いずれも今まであまり読... もっと読む

ブロディーの報告書 (白水Uブックス 53)

68
3.48

感想・レビュー

ダニロ・キシュを読んだら https://booklog.jp/item/1/4488070779 ボルヘスが読みたくなったので。 ボルヘスが好きな作家... もっと読む

伝奇集/エル・アレフ

63
4.00
ホルヘ・ルイス・ボルヘス 電子書籍 2017年5月26日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

伝奇集とは、個人的才能を発見するために最小限の基本的知識の絞り込みと繰り返しで徹底的に入力と出力を繋げ、奇跡を叶える方法集である。今回『記憶の人、フネス』... もっと読む

ボルヘス怪奇譚集 (河出文庫)

55
4.00
ホルヘ・ルイス・ボルヘス 電子書籍 2018年4月6日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

いかにもボルヘスが選んだという感じの短編だらけ。 怖いのに何故か面白い、ボルヘスならではのセンスが光る物語92篇 旅行先や寝室に置いて、平凡な生活で使う頭... もっと読む

ボルヘス、文学を語る: 詩的なるものをめぐって

54
3.72

感想・レビュー

読むべきは名作。古今東西の名作なのだ。でも詩を理解することは難しい。理系だったからなおさらかな。 もっと読む

ブストス=ドメックのクロニクル

44
3.31

感想・レビュー

 ボルヘスとビオイ=カサーレスによる短編集。 「ブストス=ドメック」とはこの二人の共著に対するペンネーム。  本のオビから要約された内容を引用する... もっと読む
全56アイテム中 1 - 20件を表示
  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×