中村佳子のおすすめランキング

プロフィール

翻訳家。1967年広島県生まれ。広島大学文学部哲学科卒。訳書にコンスタン『アドルフ』(光文社古典新訳文庫)、モーパッサン『ベラミ』(角川文庫)、ウエルベック『ある島の可能性』(河出文庫)などがある。

「2021年 『黄色い笑い/悪意』 で使われていた紹介文から引用しています。」

中村佳子のおすすめランキングのアイテム一覧

中村佳子のおすすめ作品のランキングです。ブクログユーザが本棚登録している件数が多い順で並んでいます。
『ある島の可能性 (河出文庫 ウ 6-2)』や『プラットフォーム (河出文庫 ウ 6-1)』や『闘争領域の拡大 (河出文庫 ウ 6-4)』など中村佳子の全29作品から、ブクログユーザおすすめの作品がチェックできます。
※同姓同名が含まれる場合があります。

ある島の可能性 (河出文庫 ウ 6-2)

614
3.90

感想・レビュー

性と老い、そして不死をキーワードに、現在と遺伝子コピーされたクローンが生きる破滅を迎えた世界を描いた、SFというかディストピアの向こう側のような作品。 セ... もっと読む

プラットフォーム (河出文庫 ウ 6-1)

489
4.09

感想・レビュー

何かと物議を醸しているフランスのミシェル・ウエルベックの小説。出版されたのは2001年8月。すぐその後の9月11日、米同時多発テロが発生したことで、イスラ... もっと読む

闘争領域の拡大 (河出文庫 ウ 6-4)

458
3.71

感想・レビュー

1994年発表のウエルベック小説デビュー作がようやく文庫に!これまで読んだウエルベック作品の主人公も大概、非モテ、コミュ障、あるいは性欲過多、逆に淡泊すぎ... もっと読む

ある島の可能性

310
3.99

感想・レビュー

人は老いにどのように追い詰められていくのか。 なら原因を断てばよいのでは?を実現した場合の、シミュレーションとして読んだ。 年齢の低いうちに宗教をとこと... もっと読む

ゴリオ爺さん (古典新訳文庫)

300
4.06
バルザック 2016年9月8日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

19世紀フランス。ラスティニャック青年は田舎の貧乏貴族出身で出世を夢見てパリで法学を学ぶ。ヴォケール夫人が営む場末の安宿で貧乏暮らし。しかし、野心を捨てず... もっと読む

闘争領域の拡大

235
3.74

感想・レビュー

「性的行動はひとつの社会階級システムである。」 これがコンピュータエンジニアの「僕」が辿り着いた中心定理だ。 さらに「僕」はこう付け加えている。 ... もっと読む

アドルフ (光文社古典新訳文庫 Aコ 7-1)

192
3.70

感想・レビュー

18世紀末から19世紀初頭のフランスの作家コンスタン(1767-1830)の唯一の小説、執筆は1806年、初版は1816年。 本作品はフランス心理小説の... もっと読む

プラットフォーム

149
3.57

感想・レビュー

『闘争領域の拡大』は半笑い、『素粒子』は無表情で読んだけれど、本作には(変態シーンは薄目で読んで)引き込まれたし、気持ちが揺さぶられる点もあった。ウエルベ... もっと読む

2084 世界の終わり

133
3.50

感想・レビュー

この本を読んで進撃の巨人を思い出した。人間を内側と外側から容赦なく捕食する得体の知れない「何か」、あるいは人を疑うしか能のなくなった半狂乱の民衆はあの獰猛... もっと読む

エタンプの預言者

94
3.50
アベル・カンタン 2023年4月24日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

「思うにあなたは、この世界にパラダイムシフトが起こったことを理解していないんじゃないでしょうか」 これは本文中で、デュトネールという編集者であり、国営ラ... もっと読む

ゴリオ爺さん (光文社古典新訳文庫)

67
3.77
バルザック 電子書籍 2016年9月20日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

過去に書名は聞いたことがあったのだが、その内容については全く知らなかった。 Kindle Unlimtedで読めるとのことで読んでみた。 最初は、19... もっと読む

男の子が ひとりでできる「片づけ」

63
3.33
中村佳子 2018年9月27日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

声の掛け方は日々工夫してですよね。 本人とこちら、お互いの気持ちの状態も影響するのでそれを感じながら対応するのが難しい。だけど、うまく行った時は気持ちいい... もっと読む

ママの「働きたい」をかなえる 通勤0分 おうちオフィス

60
3.30
熊田美佐 電子書籍 2014年7月2日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

専業主婦が開業していくお話。 ライフオーガナイズという資格に興味を持った。 部屋の片付けのエッセンスが論理的にわかった。 もっと読む

世界不死計画

60
3.22

感想・レビュー

・過剰に細かい固有名詞を乱用してくる感じ、何かに似ている。 ウィキペディア?中高生向けライトノベル?? 衒学的な感じではない。 嫌いじゃない。 ... もっと読む

アドルフ (光文社古典新訳文庫)

52
4.25
コンスタン 電子書籍 2014年3月20日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

時代が違い過ぎたのかなとも思いもいます。 もっと読む

黄色い笑い/悪意

50
4.00

感想・レビュー

黄色い笑いの全貌が分かっていく瞬間がとても面白かった。 もっと読む

¥999 BOOK PLUS

49
3.25

感想・レビュー

2020年に読む価値は無かったかもな あとウェルベックを意識しすぎだと思う もっと読む

ある島の可能性 (河出文庫)

49
4.20
ミシェル・ウエルベック 電子書籍 2016年1月7日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

面白かった。圧倒的な観察眼と独特見事な文章表現は変わらず素晴らしく一気に読んだ。ウエルベックは「素粒子」に続いて2作目なんだが、2作は構成が似ている。相対... もっと読む

闘争領域の拡大 (河出文庫)

47
4.13
ミシェル・ウエルベック 電子書籍 2018年2月6日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

読み進めていくうちにタイトルに納得。 ウェルベックは女性蔑視が激しいし性格がめちゃくちゃ悪そうなのに、こねくり回したようなことを言っている時さえ明確なあた... もっと読む

プラットフォーム (河出文庫)

45
4.44
ミシェル・ウエルベック 電子書籍 2015年10月6日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

各方面に悪態をつきながら、常に斜に構えた態度にも拘らず、ヴァレリーという女と運命的な出会いをしてからは一気に"人間らしく"なる主人公が滑稽だ。いくら人生を... もっと読む
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