柳沼重剛のおすすめランキング

プロフィール

筑波大学名誉教授
1926年 東京都生まれ
1949年 京都大学文学部卒業
筑波大学・大妻女子大学教授を経て1999年退職
主な著訳書
『ギリシア ローマ古代知識人群像』(岩波書店)
『西洋古典こぼればなし』(岩波書店)
『語学者の散歩道』(研究者出版)
プルタルコス『食卓歓談集』(岩波文庫)
プルタルコス『英雄伝1』(京都大学学術出版会)
アテナイオス『食卓の賢人たち』1-5(京都大学学術出版会)
『トゥキュディデスの文体の研究』(岩波書店)

「2007年 『英雄伝2』 で使われていた紹介文から引用しています。」

柳沼重剛のおすすめランキングのアイテム一覧

柳沼重剛のおすすめ作品のランキングです。ブクログユーザが本棚登録している件数が多い順で並んでいます。
『饒舌について―他五篇 (岩波文庫 青 664-1)』や『エジプト神イシスとオシリスの伝説について (岩波文庫)』や『食卓歓談集 (岩波文庫 青 664-3)』など柳沼重剛の全35作品から、ブクログユーザおすすめの作品がチェックできます。
※同姓同名が含まれる場合があります。

饒舌について―他五篇 (岩波文庫 青 664-1)

122
3.76
プルタルコス 1985年10月16日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

 2千年ほど前に書かれたエッセイ集.古さは全く感じない.普遍的な「人間そのもの」に関する諸問題を,鋭い観察眼で考察しているからだろう.  例えば表題... もっと読む

エジプト神イシスとオシリスの伝説について (岩波文庫)

110
3.10
プルタルコス 1996年2月16日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

紀元1世紀頃のプルタルコスが、エジプト神話を新プラトン主義的な立場で読み解く。「オシリス/イシス(イデア的なもの/素材的なもの)」、「オシリス/セト(生成... もっと読む

食卓歓談集 (岩波文庫 青 664-3)

104
3.47
プルタルコス 1987年10月16日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

素面で読んでると文字を追うだけで中身が頭に入ってこないのですが、お酒を飲みながらだと結構真面目に読み込めるという、希有な文章です。ローマ時代のギリシャ人作... もっと読む

似て非なる友について 他三篇 (岩波文庫 青 664-4)

84
3.64
プルタルコス 1988年6月16日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

爽快な気分についてをよんで、相手のプライドを傷つけないように話さないとなとおもった。もちろん似て非なる友も面白かったけど、私は権力もなければ魅力のある人間... もっと読む

英雄伝 1 (西洋古典叢書 G 49)

82
4.00
プルタルコス 2007年6月1日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

感想は3巻のところで3冊分まとめて書く。この間は伝説上の人物が多いかんじ。 もっと読む

食卓の賢人たち (岩波文庫 青 675-1)

75
3.00
アテナイオス 1992年4月16日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

当時の議論の仕方なので致し方ないが、とにかく同じような引用に次ぐ引用による叙述的な語りで、毒にも薬にもならないトピックについて話が繰り広げられるため、食傷... もっと読む

愛をめぐる対話 他3篇 (岩波文庫 青 664-2)

58
3.38
プルタルコス 1986年11月17日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

本書は文人プルタルコスによるエッセイ集『モラリア』からの四篇からなり、古代ギリシャ人にとっての愛について言及されている。 三島由紀夫は愛とは美しい精神に... もっと読む

語学者の散歩道 (岩波現代文庫 文芸 135)

48
3.70
柳沼重剛 2008年6月17日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

国語の例文に使われていて、興味が湧いて手に取りました。 著者は、西洋古典文学を極めていらして、大半がそれに因んだ内容。 英字のRは何故犬の字と言われるのか... もっと読む

ソポクレース I ギリシア悲劇全集(3)

28
3.25
ソポクレース 1990年6月1日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

所在:紀三井寺館1F 和医大OPAC→http://opac.wakayama-med.ac.jp/mylimedio/search/book.do?t... もっと読む

英雄伝 2 (西洋古典叢書 G 53)

27
4.25
プルタルコス 2007年11月1日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

ペリクレスやアルキビアデス、マルケルスなどが登場。感想は3巻のところに書く。 もっと読む

食卓の賢人たち 1 (西洋古典叢書 G 2)

25
4.00
アテナイオス 1997年8月1日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

内容としては、宴会中のお喋り、ということで他愛ないのですが、様々な薀蓄、引用文によって、ギリシヤ、ローマの古代の文明、文学の手引きになっています。「神様っ... もっと読む

地中海世界を彩った人たち: 古典にみる人物像 (岩波現代文庫 学術 187)

20
4.00
柳沼重剛 2007年11月16日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

この方の翻訳が大好きで、この本を手にとったのですが、期待を裏切らないとても楽しい一冊です。紹介されている作品も手に取りたくなります。 もっと読む

英雄伝3 (西洋古典叢書 G 66)

20
5.00
プルタルコス 2011年4月15日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

ギリシアとローマの人物伝。まともな人もひれば、いい加減そうな人、善人もいれば悪人もいる、いろいろな人の生き様から考え、学ぶ、そういう本ですが、面白いです。... もっと読む

西洋古典こぼればなし (同時代ライブラリー 238)

12
4.00
柳沼重剛 1995年10月16日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

 收録文中「音読と黙読――歴史上どこまで確認できるか――」は、書物史に關心ある者にとりて必讀なり(初出の註を省けるは遺憾なれど)。  また「二人の古典学... もっと読む

ギリシア・ローマ古代知識人群像 (同時代ライブラリー 198)

11
4.00
柳沼重剛 1994年9月16日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

小学生のころ、学校の図書室に遭った偉人の伝記を片っ端から読みました。 そんなわけで、ギリシア、ローマの知識人たちの軽~い伝記のつもりで読み始めたら、違い... もっと読む

アテナイオス 食卓の賢人たち〈2〉 (西洋古典叢書)

11
4.00
アテナイオス 1998年6月25日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

宴会での皆でおしゃべり。美味しいパンの種類から奴隷制度まで話題は尽きません。訳注が、丁寧で読んでいるうちに古代ギリシャ史が学べます。とぼけた味わいがあって... もっと読む

食卓の賢人たち 3 (西洋古典叢書 G 16)

8
4.00
アテナイオス 2000年11月1日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

食品の薀蓄がつらつらつらつらと書かれ続ける一冊です。正直本文だけなら投げ出していたかもしれませんが、訳注の奮闘、ぼやき、困惑が面白くて、結局読み切ってしま... もっと読む

伝記文学の誕生 (1982年) (東海選書)

7
3.50

感想・レビュー

史学史研究の大家による、「伝記」というジャンルがいつどのようにして成立したのかという問題を扱った研究。古代以来の歴史と伝記の区別というトポス、19世紀末か... もっと読む
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