若島正のおすすめランキング

プロフィール

1952年京都生まれ。京都大学名誉教授。英米文学研究者、詰将棋・チェスプロブレム作家。著書に『盤上のフロンティア』、訳書にナボコフ『ロリータ』『ディフェンス』、パワーズ『黄金虫変奏曲』(共訳)など。

「2023年 『盤上のパラダイス』 で使われていた紹介文から引用しています。」

若島正のおすすめランキングのアイテム一覧

若島正のおすすめ作品のランキングです。ブクログユーザが本棚登録している件数が多い順で並んでいます。
『ロリータ (新潮文庫)』や『人間以前 (ディック短篇傑作選)』や『壜の中の手記 (角川文庫 カ 13-1)』など若島正の全77作品から、ブクログユーザおすすめの作品がチェックできます。
※同姓同名が含まれる場合があります。

ロリータ (新潮文庫)

3900
3.78

感想・レビュー

恋しちゃって、愛しちゃって、寝ても冷めてもそのことばかり。向こうは気付いてる?どう思ってる?ハラハラドキドキの日常。目線が合ったか?手と手とが触れたか?周... もっと読む

人間以前 (ディック短篇傑作選)

521
3.65

感想・レビュー

「地図にない町」を含むファンタジー色の少し強い短編集。ファンタジー色が強いとは言っても、日常に感じた違和感に対して自分が狂っているのでは?と疑問を抱かせる... もっと読む

壜の中の手記 (角川文庫 カ 13-1)

283
3.71

感想・レビュー

奇想天外で、不気味で、ブラックユーモアに溢れる短編集。 実は十年程前に、一度単行本に挑戦してあっさり撃沈している(笑) 文庫が出ているのを発見して... もっと読む

変種第二号 (ハヤカワ文庫 SF テ 1-24)

258
3.87

感想・レビュー

フィリップ・K・ディックの短編集。 学生時代は夢中になって読んだが、久々に再読。 本書は新しく編纂した戦争をテーマにした短編集ということで、自分が... もっと読む

愛なんてセックスの書き間違い (未来の文学)

223
3.14

感想・レビュー

なんと言ってもタイトルがかっこいい。 著者のハーラン・エリスンはカリスマSF作家とのこと。僕は残念ながら存じ上げなかった。非SF作品を集めた短編集。セッ... もっと読む

黄金虫変奏曲

213
3.77

感想・レビュー

まごうことなき大傑作 かっこいい。すごい。大好き。 遺伝暗号の解読を主軸に、音楽、文学、美術、とか単独でもメインに十分なり得るヘビー級のテーマを脇役に配し... もっと読む

ロリータ

205
3.56

感想・レビュー

個人の心情を吐露する小説というものは、どうしても語り手に引きずられるので、読み進むにつれて疲労感が増していくものが多いが、これもその1つだった。第2部は少... もっと読む

どんがらがん (河出文庫)

182
3.47

感想・レビュー

奇想コレクション 「さもなくば海は牡蠣でいっぱいに」が良い。 もっと読む

ガラテイア2.2

175
3.78

感想・レビュー

『Operation Wandering Soul』を苦労して読んでみて、パワーズの作品、邦訳されているぶん全部読まなければもったいない!との思いを強くし... もっと読む

アジアの岸辺 (未来の文学)

165
3.52

感想・レビュー

風刺と奇抜なアイディアが持ち味の短編集。そんな中でも表題作の「アジアの岸辺」と「話にならない男」はそういった風刺とかアイディアと飛び越えた文句なしの傑作で... もっと読む

ボビー・フィッシャーを探して

157
3.75

感想・レビュー

かなり前になりますが、偶然「ボビー・フィッシャーを探して」という映画を見て、なかなか面白く見ました。そして今回その原作が翻訳されたということで、楽しみにし... もっと読む

アーダ〔新訳版〕 上

157
4.44

感想・レビュー

<上・下巻併せて> 舐めるようにしゃぶりつくすように読んだ。それでも、作者がこれでもか、というくらい用意したお楽しみや仕掛けの万分の一も見つけてはい... もっと読む

芥川龍之介選 英米怪異・幻想譚

144
4.00
畔柳和代 2018年11月22日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

大正13〜14年(1924〜25)に編纂された旧制高校のための英語読本全8巻。芥川龍之介がそのような編纂の仕事をした事があったとは知りませんでした。その中... もっと読む

ディフェンス

142
4.03

感想・レビュー

チェス以外のインプット・アウトプット手段を持たなかった男についての、繊細なガラス細工のような小説。きらきらと眩しくて、一回では思いどおりに読みとれず、続け... もっと読む

ナボコフ全短篇

139
4.38

感想・レビュー

『賜物』の解説で沼野先生がふれていた『賜物』の第一付録である短篇「環」が読みたくて手に取った。 それと、「短編を10作品選んで史上最高の短編集を作れ」に... もっと読む

透明な対象

131
3.70

感想・レビュー

さまざまな死に満ちているのに、肩の力の抜けた語り手(たち)のツッコミがおかしいこなれた中編。「透明」の設定がよく効いている。 一回読み終わった時点で... もっと読む

乱視読者のSF講義

122
4.06
若島正 2011年11月24日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

若島先生の乱視読者シリーズ待望の SF 編。刊行当初に購入してずっと積読だったのだが、最近ヴォネガットを読んだのを機に、久しぶりにもう何作か SF を読ん... もっと読む

[ウィジェット]と[ワジェット]とボフ (河出文庫)

118
3.79

感想・レビュー

初めてスタージョンを読む。かなり好み。特に表題作と「必要」が良い。「必要」の方がまとまりはある。「ウィジェット…」の方は話の筋自体は単純だと思うのだが、描... もっと読む

海を失った男 (晶文社ミステリ)

114
3.52

感想・レビュー

短篇「成熟」おすすめ 「白痴の少女の美しい手に魅入られた青年ランは、その手を我が物とするために少女の家に移り住むが…エロスとタナトスの極致ともいうべき異... もっと読む

ディフェンス (河出文庫 ナ 2-5)

114
3.69

感想・レビュー

子供の頃から周囲に馴染めず、両親の愛情にも応えられなかった少年ルージンは、あるときチェスと出会い人生が一変する。思いがけない天才を発揮したルージンは、彼の... もっと読む
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