辻由美のおすすめランキング

プロフィール

翻訳家・作家。著書『翻訳史のプロムナード』(みすず書房、1993)『世界の翻訳家たち 異文化接触の最前線を語る』(新評論、1995、日本エッセイスト・クラブ賞)『図書館で遊ぼう』(講談社現代新書、1999)『火の女シャトレ侯爵夫人 18世紀フランス、希代の科学者の生涯』(新評論、2004)『読書教育』(みすず書房、2008)ほか。訳書 ジャコブ『内なる肖像 一生物学者のオデュッセイア』(みすず書房、1989)ポンタリス『彼女たち』(みすず書房、2008)チェン『ティエンイの物語』(みすず書房、2011)ドゥヴィル『ペスト&コレラ』(みすず書房、2014)ロワ『ジハードと死』(新評論、2019)ほか。

「2021年 『スペイン内戦と国際旅団』 で使われていた紹介文から引用しています。」

辻由美のおすすめランキングのアイテム一覧

辻由美のおすすめ作品のランキングです。ブクログユーザが本棚登録している件数が多い順で並んでいます。
『昆虫の哲学』や『図書館であそぼう: 知的発見のすすめ (講談社現代新書 1453)』や『読書教育―フランスの活気ある現場から』など辻由美の全36作品から、ブクログユーザおすすめの作品がチェックできます。
※同姓同名が含まれる場合があります。

昆虫の哲学

98
3.00

感想・レビュー

非常に興味深い内容だったが、少し難しくて理解するまでには至らなかった。しかし昆虫学というのが小説家や政治、あらゆるジャンルへ影響を与え比較され重ねられとい... もっと読む

図書館であそぼう: 知的発見のすすめ (講談社現代新書 1453)

94
3.21
辻由美 1999年5月1日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

翻訳家でもある辻さんが、利用者として訪れるパリと東京の図書館を語る。ネットワーク環境など現在と違う部分も多いが、題の通り図書館で「あそぶ」感覚を思い起こさ... もっと読む

読書教育―フランスの活気ある現場から

72
4.38
辻由美 2008年4月19日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

翻訳家であり作家でもある辻由美さんによる、フランスの「読書教育」のレポート。 その力の入れように、読後しばらく言葉も出ないほど激しい衝撃を受けた。 ... もっと読む

ペスト&コレラ

72
2.89

感想・レビュー

福島医大蔵書検索 https://www-lib.fmu.ac.jp/opac/ja/search?searchmode=complex&target=l... もっと読む

マグヌス

67
4.00

感想・レビュー

序奏 断片 注記 続唱 反響 人物記 挿入記 重ね書き 章節の文頭にあたる部分にこれらの文字が見られる。 「断片」で、小説は進行し、 「注記」「続唱」で... もっと読む

翻訳史のプロムナード

61
3.83
辻由美 1993年5月1日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

翻訳家である著者が、フランスを中心とする翻訳史を渉猟しつつ、翻訳にたずさわったさまざまな人びとの足跡をたどっています。 翻訳という営みには「他の文化... もっと読む

ティエンイの物語

50
3.83

感想・レビュー

とある中国人の一生。 貧困、大家族、戦争、共産党、強制収容所……、 壮大で悲惨で極端で、中国という国と中国人ってなんだかほんとにすごい。 いろいろ読むに... もっと読む

世界の翻訳家たち: 異文化接触の最前線を語る

31
3.78
辻由美 1995年9月1日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

いかに翻訳家の評価が低い国が多いか、という嘆きが詰まっています。 あまりポジティブな気持ちになれる内容ではないので、読み手を選びます。 もっと読む

カルト教団太陽寺院事件

28
3.78
辻由美 1998年5月1日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

スイスの閉鎖性、ピューリタンの逃亡先だったという歴史的経緯(による信教の自由への尊重)、テンプル騎士団伝承、オカルト組織と諜報組織や裏社会の関係など、様々... もっと読む

ジハードと死

26

感想・レビュー

【新着図書ピックアップ】 フランス人政治・哲学者により2016年に刊行されたものの日本語訳である本書『ジハードと死』。当時、世界ではIS、いわゆる「イス... もっと読む

原理――ハイゼンベルクの軌跡

26
3.50

感想・レビュー

『そのとき、神の肩ごしに見ることが、ときにはたいへんな代償をともなうことに、あなたは気づいただろうか。神という隠喩がなにを指すにせよ、それは恐怖の支配者で... もっと読む

彼女たち

23
4.00
J.B.ポンタリス 2008年9月11日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

「彼と一緒にいたとき、あんなに自然に振舞っていた彼女が、命を絶とうとしたとき、ふたたび演じようとしたのは何故なのか? けれど、ふたりが共に生きたことはけっ... もっと読む

カルト教団太陽寺院事件 (新潮OH文庫 49)

22
3.40
辻由美 2000年10月1日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

山口周氏の独学本より、宗教ジャンルの推薦本として購入。 日本でオウム事件が起きる少し前にスイスを中心に起きた、カルト教団による大量虐殺事件を追ったノンフ... もっと読む

フランスの公共図書館60のアニマシオン: 子どもたちと拓く読書の世界!

22
3.50

感想・レビュー

フランスのアニマシオンの実例集。自分の知っている日本での子ども向きの行事とは様子が違い驚きました。翻訳のせいか読みにくく、実践例も子ども達の反応も固い言葉... もっと読む

内なる肖像: 一生物学者のオデュッセイア

10
4.00

感想・レビュー

ノーベル賞受賞前に書かれた自伝。 ユダヤ人にとって不穏な時代に暮らし、ナチスドイツに攻め込まれた国を飛び出して、自由フランス軍へ参加、戦争で負傷し、戦後... もっと読む
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