連城三紀彦のおすすめランキング

プロフィール

連城三紀彦
一九四八年愛知県生まれ。早稲田大学卒業。七八年に『変調二人羽織』で「幻影城」新人賞に入選しデビュー。八一年『戻り川心中』で日本推理作家協会賞、八四年『宵待草夜情』で吉川英治文学新人賞、同年『恋文』で直木賞を受賞。九六年には『隠れ菊』で柴田錬三郎賞を受賞。二〇一三年十月死去。一四年、日本ミステリー文学大賞特別賞を受賞。

「2022年 『黒真珠 恋愛推理レアコレクション』 で使われていた紹介文から引用しています。」

連城三紀彦のおすすめランキングのアイテム一覧

連城三紀彦のおすすめ作品のランキングです。ブクログユーザが本棚登録している件数が多い順で並んでいます。
『夜よ鼠たちのために (宝島社文庫)』や『戻り川心中: 傑作推理小説 (光文社文庫 れ 3-4)』や『恋文 (新潮文庫 れ 1-4)』など連城三紀彦の全341作品から、ブクログユーザおすすめの作品がチェックできます。
※同姓同名が含まれる場合があります。

夜よ鼠たちのために (宝島社文庫)

1682
3.53
連城三紀彦 2014年9月4日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

9つのサスペンスミステリ短編集。 とんでもない1冊に出会ってしまった。 読後率直な感想だ。 本作品は、過去発刊された著者の短編作品から、強く復刻が希望... もっと読む

戻り川心中: 傑作推理小説 (光文社文庫 れ 3-4)

1646
4.06
連城三紀彦 2006年1月1日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

各作品、花が共通項の、時代は大正から昭和初期の、連作短編集。 最近、友人にいただいて、古いものだけど、“凄絶な滅びの美学”と、当時の帯が残っていた。凄まじ... もっと読む

恋文 (新潮文庫 れ 1-4)

919
3.66
連城三紀彦 1987年8月1日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

 連城三紀彦さんのことは、地球っこさんのブックリストで知りました。何にそんなに惹かれたかというと、ずばり、この〈連城三紀彦〉さんという、お名前。〈三国連太... もっと読む

白光 (光文社文庫 れ 3-6)

891
3.33
連城三紀彦 2008年8月7日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

一人の幼い少女の死をめぐり、少女の家族・親族や関係者の独白によって事実が語られ真実が明るみになっていく物語。 前読の同著者作品【夜よ鼠たちのために】のレ... もっと読む

伊坂幸太郎選 スペシャル・ブレンド・ミステリー 謎005 (講談社文庫)

600
3.13
陳舜臣 2010年9月15日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

伊坂幸太郎さんセレクトということで期待して手に取ったミステリーのアンソロジー。 期待通りの小気味良い作品ばかりで楽しく読めた。 印象に残ったのは「めんどう... もっと読む

造花の蜜

553
3.31
連城三紀彦 2008年11月1日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

次の章で物語がどう進むのかさっぱり読めず、帯の通り、二転三転では終わらない点に読み応えがあった。最後の最後まで読めず、ラストシーンには「そう来たか」と感嘆... もっと読む

造花の蜜 上 (ハルキ文庫 れ 1-8)

507
3.60
連城三紀彦 2010年11月1日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

父に借りました。 著者の作品を読むのは初めて。いい作家に出会えました。 人物、風景の描写力が独特ながらも非常に高く、また、文章構成も見事だと思いました。... もっと読む

人間動物園 (双葉文庫 れ 1-5)

475
2.86
連城三紀彦 2005年11月1日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

作者が得意な誘拐もので、最後まで読むと十八番の反転構造が判明し、予想外の騙し絵が浮かび上がる。 第二部の終わりまで読むと1つの反転構造が明らかとなるが、そ... もっと読む

恋文・私の叔父さん (新潮文庫)

459
4.04
連城三紀彦 2012年1月30日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

久しぶりに文学の世界に入り込んだ気がした。 男と女 こんなに深い関係があるのか?? ただ溺れるのではなく、精神的に。 5編の短編集。 「恋文」、「紅き唇」... もっと読む

造花の蜜 下 (ハルキ文庫 れ 1-9)

452
3.57
連城三紀彦 2010年11月1日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

面白かったです。 上巻の続き…なのですが、ある意味別のストーリー。 下巻の前半は、上巻で起きた誘拐事件のからくりが明かされます。 それを語るのが犯人のう... もっと読む

連城三紀彦 レジェンド 傑作ミステリー集 (講談社文庫)

434
3.85
連城三紀彦 2014年11月14日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

それにしても今更ながら 連城三紀彦はスゴい! 流麗な筆致と驚愕のトリック。 その落差が生み出す甘美な眩暈。 セレクトしたものだから当然だけど、 ... もっと読む

小さな異邦人

413
3.18
連城三紀彦 2014年3月10日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

逃亡中の殺人犯と、その愛人が迎える、時効成立の日。警察のマーク。 妻が夫を殺します。女が愛人を刺します。 そうかと思えば、バツイチ熟年男性と職場の女性... もっと読む

運命の八分休符 (創元推理文庫)

297
3.53
連城三紀彦 2020年5月29日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

これはまたまた素晴らしい短篇集、安定の連城テイスト、そして読後に思うことは一言「惜しい!」である。あらゆる角度からの検証にもレジェンドの称号に耐えうる連城... もっと読む

流れ星と遊んだころ (双葉文庫)

288
3.28
連城三紀彦 2014年2月13日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

一人称と三人称の不自然な入れ替わり。 絶対になにかあるぞ、と思いながら読んでいるうちに引き込まれた。 嘘、演技、計画が入り交じりながら 物語の形... もっと読む

私という名の変奏曲 (文春文庫 れ 1-17)

261
3.42
連城三紀彦 2014年4月10日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

「私という名の変奏曲」 犯人は誰だ? 人気と美貌を持つ23歳。愛くるしい笑顔に可憐な美声を持ち、世界的なファッションモデルに駆け上がった美織レイ子。一... もっと読む

変調二人羽織 (光文社文庫 れ 3-7)

254
3.70
連城三紀彦 2010年1月13日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

「変調二人羽織」は、二十代の頃に読んだはずなのだが、幸いにも殆ど内容を覚えていなかったため、改めて新鮮な気持ちで楽しめました。 それにしても、トリックの... もっと読む

暗色コメディ (双葉文庫)

249
3.56
連城三紀彦 2021年4月15日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

流石の’連城節’、文章の美しさや品の良さは折り紙付き。 とある精神科の病院を中心に織りなされる群像劇。 複数の奇妙な事件が絡み合うカオス&ラビリンス。 ... もっと読む

美術ミステリーアンソロジー『歪んだ名画』 (朝日文庫)

247
3.53
赤江瀑 2021年1月7日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

美術に絡んだミステリー、恋愛もの。赤江漠、泡坂妻夫、恩田陸、黒川博行、法月綸太郎、平山夢明、松本清張、連城三紀彦の競作だが、力作ぞろいで、この本は掘り出し... もっと読む

絶望書店: 夢をあきらめた9人が出会った物語

223
3.58
山田太一 2019年1月23日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

カバー表紙に『夢をあきらめた9人が出会った物語』とあるように、"夢のあきらめ方"が紹介されたアンソロジー。山田太一、連城三紀彦、藤子・F・不二雄の作品が良... もっと読む

黄昏のベルリン (文春文庫 れ 1-16)

217
3.39
連城三紀彦 2007年10月10日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

謎についての設定は、見事だと思う。 主人公はドイツからやって来た女性から、自分の出生について告げられ、その謎を解き明かしていく。 各国の登場人物たちが... もっと読む
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