The Little Prince

  • Mariner Books
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  • Amazon.co.jp ・洋書 (96ページ)
  • / ISBN・EAN: 9780156012195

感想・レビュー・書評

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  • ポルトガルのPortoという町にあり、『世界で最も美しい本屋』と囁かれるLivraria Lello。趣味で何年もフラメンコを踊っているシンガポリアンの友達が、フラメンコのイベントに参加する為にスペインに旅行に行った際にポルトガルにも寄ったらしく、「本が好きなら絶対気に入ってくれると思って…」とこの本屋のスペシャルエディションの”The Little Prince”を買って来てくれた。小ぶりのサイズに、鮮やかな赤色の布張りカバー。そして本を閉じた時に見えるページ達の縁がゴールドで彩られている。中の挿し絵もオールカラー。なんて素敵なお土産センスなんだ、友よ…。彼女自身は本を読む機会はめっきり無いらしいのだけど(『星の王子様』自体も読んだ事は無いらしい)、私が読書好きという事は熟知しており、わざわざ私の為に選んできてくれた心遣いが本そのものよりも嬉しい。人の為に選ぶ一冊ってなかなか難しいけど、こんな風に有名な本屋さんのスペシャルエディションなんかがあったら、本好きには凄く喜ばれるプレゼントになるなぁと改めて思った。

    『星の王子様』は和訳されたものを子供の頃に読んだきりで、『大事なことは目に見えないんだよ』という言葉だけは覚えているけど…といった印象だった。今回は大人として英訳版を読んだわけだけど、子ども時代には当たり前だった好奇心や素直な気持ちが大人になって失われてしまうことの寂しさはもちろん、心を開いた友人や大切な人の存在がいると実感するだけで世界が輝いて見えることの素晴らしさの描写が素敵だなと感じた。風変わりな大人達が住む星や、狐や薔薇の花が登場するのはぼんやりと覚えていたけど、これは子ども向けの本ではなくて(子どもだと理解出来たようで深いところまで理解出来ないと思う…)大人こそ読むべきストーリーだと改めて思ったし、だからこそ世界中で長年愛されている本なんだと思う。何年か毎に読み返したくなる本だなぁ。

  • 自力で初めて洋書を読み切った!

    小さいころ日本語で読んだときにはわからなかったことが、今回英語で読んで少しわかった気がする。
    辞書を引き引き、じっくり読んだのが良かったかもしれない。
    これは大人が読むべき物語だと思う。

    次は老人と海に挑戦したい(*^_^*)

  • It is kind of the dream for me to read this book.I have challenged to read it many times.but I always fail to finish reading.but I finally have read it.I can understand why this story has been loved for many years and how impressive these characters are in this book.

  • 言わずと知れた星の王子様。
    深い世界観です。

  • 英語の本に初挑戦しました。
    内容を理解するので精一杯で、どこまで理解できているか分かりません。
    それでも、本当に大事な物は何かを物語を通して教えてくれる本でした。英語だからこそ完全に理解できない分、自分なりに解釈したり、素直に読めたのが結果的に良かったのかもしれません。日本語の場合はどうしても筆者の思惑などを考えてしまうので。

  • インテリア。

  • 英語版なので、読むのに一苦労・・・。
    でも挿絵がカラーだったりして雰囲気がかわいいです

  • 高校生の頃、まったくわからなかったこのおはなしが
    どんどん沁みてくるってことは

    I may be a little like the grown-ups.
    I must have grown old.

    ということなんだろう。

    次読み返すのは、いつだろう?


    (read 700 pages)

  • Audibleでオーディオブックがセールしてたので衝動買い。だったら原書も読まなくちゃ!とあわてて購入。でも考えてみたらこの作品の原書はフランス語だから、これもある意味翻訳本かw
    物語をそのまま読むと、結局なんなん?と言ってしまいそうになるが、いたるところに比喩やメッセージが隠されていることに気づくと急に奥深い物語に思えてくる。
    これが児童書って・・・子供には難しすぎる気がするけどな^^;
    だから自分も子供の頃読んでもおもしろいと思わなかったのかも。

  • 私が12歳のころに読んだとき

    私はこれに涙した。

    でも、どうして涙が出てくるのかはさっぱりわからなかった。


    私が22歳になってこれを読んだとき

    私はバラを想って涙した。

    王子様を想って涙した。

    時が経つってこういうこと。

    10年後に

    また読みます。

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