Flowers for Algernon: Student Edition
- Mariner Books (2004年6月14日発売)
- Amazon.co.jp ・洋書 (320ページ)
- / ISBN・EAN: 9780156030083
感想・レビュー・書評
-
詳細をみるコメント0件をすべて表示
-
かなしい。
-
人は人でありそれ以下でもそれ以上でもない、頭が良かろうが悪かろうが人である。その通り。
誰にでもお勧めできる本だと思います。Charlieと一緒に英語も上達できます。 -
最初は、スペルが合ってないから読みづらいけど、読みやすくなると内容が辛い。何となく結末が想像できる展開だったけど、思ったより終りかたは良かった。
悲しい話だった。 -
再読。『アルジャーノンに花束を』。名作。全てチャーリーのレポートとして書かれているのが完璧すぎる。展開を知っていても、優しい涙と心臓を抓まれるような感触が味わえました。
可愛らしい表紙で大変よろしい。日本語版もこれにするだけで大分売上が上がると思うんですが、いかがか。
私が町長です。 -
最初の1ページから何が書いてあるのか良く分からない・・・が、挫折せずに読み進めると、だんだん悲しい気持ちになる本。SF小説だが、本書のテーマは「知性」や「モラル」・・・。知的障害者のチャーリーが、脳の手術を受け、知性を獲得していく過程がProgress Reportに書かれている形をとった物語。
だんだん難しくなって、日本語訳に手を出したが、天才的な翻訳で、恐らく原書の持つ雰囲気を壊していないと思ったので、そのまま読み進めました。(邦訳も最初の1ページは分かりにくい)
いろいろ、考えさせられました。 -
高2の授業で読んだ本
「アルジャーノンに花束を」の原書
IQが低いチャーリーがねずみのアルジャーノンと同じ手術を受けてIQを高くすることに成功するも…っていう話。
チャーリーの「経過報告書」として書かれた本で
彼のIQが上がるにつれて文章も変わってくる
その書き方が面白い
けど話が凄く悲しい。
悲しいというかなんというか。
チャーリーのがIQが高くなるにつれ
いじめられてたこと、
両親に育児放棄されていたことに
気付いてしまう
IQが高すぎて周りがついてこれなくて
それに絶望してしまうチャーリー
本当に考えさせられた作品だった
最初に引用されてたプラトンの洞窟の比喩
まさに洞窟を出て戻ってきたのがチャーリー。 -
邦題『アルジャーノンに花束を』でドラマもやってました。いろいろと考えさせられる場面もあり、良くできた作品です。
-
名作でリーディングも上達
-
邦題「アルジャーノンに花束を」
主人公の知的障害者であるCharlie GordonのProgress Reportの一人称視点で書かれている。
このProgress ReportはIQを飛躍的に高める脳手術を受ける前からずっと書かれている。
Algernonはマウスで、Charlieに先駆けてこの脳手術を受け、IQが飛躍的に高まった。時期尚早であったが、Charlieにも脳手術が適応され、IQが飛躍的に上昇する。それにより自分の複雑な過去を知り、葛藤をする。
ある日、Algernonの知能は急速に衰え、息絶える。
IQ180オーバーのCharlieは、Algernonを裏庭に埋めて自分でIQ手術後の知能衰退について日々研究し、知能衰退は避けられないと悟る。
自分も避けられないと悟り、日々知能が衰退するのを感じつつ後世のためにProgress Reportを綴り、Algernonに花束をあげるCharlie。
涙もんです・・・まじで感動しました。
ダニエルキースは心理学的描写が大好きなのでユング、フロイトなどの本を読んでおくといろいろわかるかも。
英語がとてもわかりやすくて読みやすいので英語の勉強にもなります。