New Moon (The Twilight Saga)

著者 :
  • Little, Brown Books for Young Readers
3.81
  • (26)
  • (41)
  • (32)
  • (4)
  • (2)
本棚登録 : 207
感想 : 24
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・洋書 (608ページ)
  • / ISBN・EAN: 9780316024969

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • BOOK OFFで購入。前作は破格の108円でしたが、これは350円でした。でも新品同様。

    今回もいろいろビックリさせられました。
    まずベラの自己中っぷりには笑いました。
    「男がつけた傷は、次の男にしか癒せない」という人生観には私は完全に同意します。が、しかし、いくらなんでも、ベラが男を完全に踏み台にし、しかも言い訳しまくった挙句に逆ギレしている様子には軽く驚きました。
    いや、批判じゃないです。こんなにもファンタジーな世界を描いておきながら、一部分だけリアル過ぎる、と驚いただけ。(笑)

    もうひとつ、驚いたというか感心したのは、ステファニー・メイヤーは男性を描くのがうまいなぁ、ということ。女性目線で見た男性、という限定付きかもしれないけれど。
    エドワードみたいな完璧な男子を、こんな風に魅力的に描くのって案外難しいと思うんだけどな。
    ジェイコブの、序盤で少しずつ少しずつ距離を埋めていく様子、言葉にしないのにベラを思う気持ちがふとした時に現れる様子とかも非常に印象的です。
    エドワードとジェイコブの年齢差(推定約100年?)による落ち着きの違いみたいなものも2人のキャラクターにすごくきちんと表現されているし、更には、脇役のマイクやチャーリーや、他のちょこっと出てくるだけの男子たちまでが意外に深いところまで描かれていてうまい。

    そして、それとは対照的に、女子どうしのやりとりを描くのがなんでこんなに下手なんだ!?と驚く。
    特に女性の友情が、薄っぺらくて型どおり過ぎる。
    アリスとベラの友情は特にひどい。ほんとに仲良いのか?と言いたくなる。ステファニー・メイヤーは女友達がいないんじゃないかと邪推したくなります。

    まあそんなこんなで、今回も楽しんで読みました。
    Quileuteに関しては、なぜ現実のQuileuteの人たちがこの作品に批判的なのかは、今作を読んでなんとなく分かったような気がします。決して悪く描かれているわけではないのですが、やっぱりCullen一族のゴージャスな暮らしとの対比とか読むとちょっとあんまりな気がします。
    架空の部族名にすべきだったかもしれませんね。

    そうそう、前作の感想を書いた後、日本語版のAmazonのコメント欄を読んでいたら、「翻訳がひどい」という意見がけっこうあって、ちょっと驚きました。
    そうなの?と思って本屋さんで再度チラチラと読んでみたけど、私はむしろすごい上手だと思ったけどなぁ。
    チラ見しただけですが、特に超訳でもなく、きちんと全部、そのまんま訳しているんだなーという印象。それなのに日本語の読み物として、全然違和感なく読めるって、ものすごく上手だってことだと思うのですが。
    翻訳に違和感を感じている人は、映画のイメージに引っ張られているか、もしくは、日本語の一人称「あたし」という単語そのものに付随する女子高生イメージ、あるいはライトノベル的なイメージ、に違和感を感じているのでは、と思いました。
    「あたし」を「私」に読みかえるだけで、全然違ってくると思われる。

    高校生の時このシリーズを読んだ、というフィリピン人女性(20代?)は、「クラスの友達から『私たち、チーム・エドワードよねっ!』って言われて、私はジェイコブが好きだったから困ったのよね~」と笑っていたが、いやぁ、私もそんな風に盛り上がりたかったなぁ!
    もちろん私はチーム・エドワードですっ!
    (アリスがエドワードの性格について言っていた、「theatrical tendencies」には、なんだソリャ!?とちょっと笑ってしまいましたが・・・・)

  • 二作目。

    ジェイコブ好きであれば、楽しいはず。
    しかし、私はジェイコブが好きではない。女性目線のラブロマンスで、好みじゃない相手がメインで出てくるのは、こんなに辛いものか……。ベラの喪失感を描いたところなどは悪くないのだけど、「恋愛の傷は恋愛でしか癒せない」とか「本命がうまくいかないなら、他に頼っちゃう」といった痛いところは、現実で十分味わっていると思うので、目新しいものではなかった。
    全作通してみれば、この二作目は重要だと思うけれど、四作読まないと価値がわからないっていうのは、正直しんどい。
    自分がエドワード派なのか、ジェイコブ派なのかがよくわかる。

  • いまいちベラに感情移入が出来ず、星少なめ。
    エドワードとうまくいかないなら、ジェイコブと、、、という感情が分からず。
    ジェイコブの気を引いておきながら、『友達』と言ってみたり、『誰よりも好き』と言ってみたり、、、。
    ベラさん、何がしたかったの?

    次の巻を読むために我慢して読んだ1冊でした。

  • 1作目よりもおもしろかった。Jacob君がなかなか魅力的。

  • 二作目も一気読み♪ベラの喪失感が痛いほど伝わってきます。

  • Twilight sagaの2冊目。
    この本はロンドンでゲット。
    元々Jacob好きだから、これがTwilight sagaの中で一番好きかな。

    映画化済み。

  • ぶ、分厚い??ティーン向けやから、となめてかかった一冊目でだいぶtwilightワールドにはまってしまったのでこれも楽しみです?

  • JacobがBellaと仲良くなるのが耐えられなくて途中でギブ笑

  • Twilightの続編"New Moon"
    主人公の喪失感が痛いほどよく伝わった。
    でも私は前作の切ない感情の描写の方が好きかな。

    ティーンズ向けなだけあって、平易な文章なので、今回もとっとと読み終わってしまった。
    続きの"Eclipse"を早く手に入れなきゃ!

全24件中 1 - 10件を表示

StephenieMeyerの作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×