There's A Boy in the Girls' Bathroom
- Yearling (1988年8月12日発売)
- Amazon.co.jp ・洋書 (224ページ)
- / ISBN・EAN: 9780394805726
感想・レビュー・書評
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読みやすかった。
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主人公の男の子の成長っぷりを見るのが楽しいです。でも一番は、Carlaのセリフ!素敵すぎ!心に残る言葉をたくさん貰えました。
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大人になってこういう本あまり読みませんが、久しぶりに読むとなかなか良い!
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○あらすじ
五年生のBradley Chalkerは、同級生からも先生たちからも嫌われ、
問題児のレッテルを貼られた男の子。
事態を重く見た学校は、彼を新しく赴任したカウンセラーと面談させることに。
最初は嫌々ながら、カウンセラーのCarlaの元に通っていた
Bradleyでしたが…。
(あらすじは参考程度でお願いします。)
☆感想☆
あらすじがありきたりですね…すみません;
主人公のBradleyは、
授業に参加せず、もちろん宿題はやらない、
女の子はいじめるし、天の邪鬼で虚言癖ありの問題児。
問題児すぎて、皆から嫌われ、彼も皆が大嫌い。
彼の前と隣の席には誰も座りたがらない。
こんな子、今までの読んだことのないタイプだったので、
最初は、読み進められるかどうか不安でした(爆
対して、彼の学校に転校してきたJeff Fishkinは、
そんなBradleyの隣の席を選び、彼と友達になろうとしますが、
Bradleyの態度がよく理解できずに悩み、Carlaに相談します。
今まで読んできたストーリーだと、
主人公の目線や気持ちを重点を置いて、
他人に誤解されてしまった彼らなりの“理由のある行動”の訳が
読者に示されているものが多かった気がするんですが、
今回は、皆から少し距離を置いて描いているような気がしました。
だから、最初のうちはBradleyの外側しか見えてこないし、
途中からのJeffの態度に戸惑ったりしたんですが、
Carlaと話を続けていくうちに、
一度も友達ができたことのないBradleyの戸惑いや、
変化に対する恐怖心が分かってきて、
途中から、心の中で彼を応援してしまいました(^^)
メインは男の子たちですが、
女の子たちも良い味出してますw
基本、男子は嫌いだけど、興味津々の女の子たちの様子が面白くて、
笑わせてもらいましたw
他人との出会いによって、自分の悩みを解決していく物語はよくありますが、
また一味違ったストーリーで、重すぎず、ユーモアもあって、
なかなか面白かったです。
さすが、Louis Sacharって感じでしょうか(爆 -
わからない単語が多少あってもおおむね理解でき感情移入できた。
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ほろりときました。
彼女みたいな大人になりたい。 -
問題児とスクール・カウンセラーの心の交流。