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- Amazon.co.jp ・洋書 (368ページ)
- / ISBN・EAN: 9780440222705
感想・レビュー・書評
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マイロンシリーズは毎回安定した面白さがありますね。
今回も最初にちりばめた伏線を最後にきっちり回収して
見事でした。
今回はWinと恋人のJessicaはあまり活躍しません。
そのかわり、Winのプライベートな側面をちょっと楽しめます。
このシリーズのファンとしてはこういう変化球もアリですね。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
私も全くゴルフがわからない人間なので、作者のアプローチは楽しくて仕方ない(3日かけて100ホール以上回ってやっと少し"get"したそう)。ミステリーは今回反則気味で後半過ぎてからやっとそれらしい糸口が出て来たりするので犯人はなかなかわか らなかった。今回のメインはWinの過去で、ラストシーン少し前(ラストシーンは爆笑です)は涙が出そうになった。Winは絶対に冷血人間どころか正反対だと思っていた私は大正解。うるうるうる。
小説冒頭の彼の謝辞が私は大好きなのだ。ふつう資料などの協力をしてくれた人に感謝して間違いがあったとしてもそれは作者の責任で協力者は悪くないうんぬんと書かれるところを、彼のは感謝するところまでで間違いを責められるべきは協力者で「いつものように」作者には何の責任もありません、なのだ。いや、最高。
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