The Grand Design

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  • Bantam (2010年9月7日発売)
  • Amazon.co.jp ・洋書 (208ページ)
  • / ISBN・EAN: 9780553805376

The Grand Designの感想・レビュー・書評

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  • あまりにも難しすぎてアイギブアップ(笑)誰かレクチャーお願いしまーす。

  • 前半部分では、現実を観察するということ、理解するということはどういうことなのか、について延々と述べられる。好き嫌いがはっきりする部分かもしれないが、ホーキングの頭の中をのぞき見るようで面白い部分。金魚鉢の中にいる金魚や映画マトリックスの住人たちが見ている「現実」は、世界の本質を表してはいないけれど、観察された現象からモデルを打ち立てることはできる。たとえば光は波として、粒子として、それぞれのモデルで同じ現象を正確に記述する。このように、"How" という問いに答えることができればよいというmodel-dependent realismの立場が科学であるとされてきたが、なぜ宇宙はこうあるのか、なぜ我々は存在しているのかという"Why" に答えることが究極の目標である。後半部分は最近の物理学の概説が中心。「四つの力」の統一について、今後はM理論による説明がなされるであろうが、シンプルな、単一の法則を見つけることは不可能で、いくつかの法則を組み合わせる形になるだろう。インフレーションより前、宇宙の始まりは量子論の世界であり、量子論的なゆらぎの結果、宇宙背景放射で見られるような現在の宇宙、物理法則が形成された。あるひとつの光子が過去にあらゆる軌跡をとってきた重ね合わせの結果であるように、宇宙の始まりのゆらぎもあらゆる種類があり、それぞれの宇宙にそれぞれの物理法則がある。決定論的な世界観では、現在の状況を完全に記述することで過去も知ることができるが、量子論はそれを許さない。また、時間は空間とともに始まったのであり、宇宙が始まる前について問うことも無意味(時間が存在していない)。我々はなぜここにいるのか、についてはその存在を許している宇宙にたまたまいるだけだから、という人間原理の立場が語られる。ブラックホールの話がなかったのがちょっと残念■Philosophy is dead. Philosophy has not kept up with modern developments in science, paricularly physics■Just as Darwin and Wallace explained how the apparently miraculous design of living forms could appear without intervention by a supreme being, the multiverse concept can explain the fine-tuning of physical law without the need for a benevolent creator who made the Universe for our benefit

  • Hawking博士による宇宙論の最新の知見の紹介。

    理論物理学者のアウトリーチ活動において宇宙論はホットな分野である。
    例えば、Lisa RandallやBrian Greene氏などが有名である。我が国でも佐藤勝彦氏も一般本のカテゴリーでベストセラーだったりする。

    今回のテーマは、物理は神の存在を理論的に要請するか。ということである。なぜ我々そしてこの宇宙はこのような形で存在するのだろうか。逆に言えば、このような形以外で宇宙は存在し得たのだろうか。

    最初は、この手の本よろしく相対論と量子論を紹介し、ひも理論などが紹介される。本書もその通り。読みやすく、図もキレイなので物理を少し学んだことのある人ならすんなりと読み進められるだろう。が、少し教養のある人が読むと物足りないと思う。

    宇宙の創造に神は不要である、という言葉が先走りすぎて期待して読んだのだが、ちょっと消化不良・・・
    もう少し、踏み込んだ内容に言及してもよかったと思う。

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