The Buried Giant

著者 : KazuoIshiguro

• Faber & Faber (2015年3月3日発売)

感想・レビュー・書評

[JAIST LIBRARYさんの感想 · 2016年3月22日]

The elderly couple journey the old Britain to see their son. In the journey filled with mystery mist, they meet mysterious people and memories of the past. What are forgetting, recall, vengeance, war and love? Kazuo Ishiguro's world leaves something in each reader's heart after reading.

[塩川宏郷さんの感想 · 2015年10月30日]

英文、難しいのであきらめて日本語訳を読むことにいたしました。やっぱ甘くない。

[depuoさんの感想 · 2015年8月24日]

yaku 88000

[ぽんさんの感想 · 2015年8月19日]

英国らしいモチーフでファンタジックな導入。著者が温めてきたと言うテーマは重い。記憶を埋めてしまうことで新しく生きられる事もある。逆に記憶を持ち続けることで保てる事もある。個人レベルでは、記憶の「忘却」と「保持」のバランスをとることで、精神が破綻せずに生きている。国家レベルでも変わらない。思い浮かんだ１つに、アメリカ合衆国の建国は先住民の犠牲に成り立っている事。移民が生きるために封じ込めた現実は「記憶」されながらも、埋めてしまった事実ではないか。どの国家にも当てはまる事。現実を寓話に込めた物語だと感じた。

[Kazzさんの感想 · 2015年7月31日]

とても難解でした。語っている人がしょっちゅう入れ替わるので、ついていくのがとても困難。英国の古い歴史も知っていないとストーリーが分からないかも。また竜の息の象徴、boatmanの象徴もすぐには分からないかも。かなり想像力を働かさないとストーリー全体が分からない。これはKazuo Ishiguroのスタイルなのか？（初めて読んだので。）