*REBECCA PGRN5 (Penguin Readers (Graded Readers))
- Pearson Education Limited (1999年12月21日発売)
- Amazon.co.jp ・洋書 (112ページ)
- / ISBN・EAN: 9780582419377
感想・レビュー・書評
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YL 5.0-5.5
25443語
『レベッカ』(Rebecca)は、1938年に発表されたイギリスの作家ダフニ・デュ・モーリエ作の小説である。彼女の代表作のひとつと考えられている。
英語学習者が簡単に読めるように作られたGraded Readersの一つ、Penguin Readers のレベル5 -
夫は後妻と再婚。
先妻は先妻の死に疑いをもった人たちを、死後も支配しており、そのため後妻はひどい目にあう。
ある日、先妻の死体が発見される。
世間体には評判のいい妻であったが、結婚生活は破綻していた。先妻の死について、夫は後妻に告白する。
夫は容疑者の疑いを受けるが、証拠、証言となるものがどれも弱く、犯人だと特定することができない。
疑いが晴れるまで、夫と後妻は神経をすり減らす。 -
○あらすじ
あるお金持ちの夫人の付添人見習いとして、
訪れていたフランスでMaxim de Winterと出会い、結婚した“私”。
喜びと不安を胸にイギリスの彼の邸宅Manderleyに移り住んだ彼女は、
そこがまだ夫の亡妻Rebeccaの影を色濃く残していることを知ります。
美人で評判だったRebeccaを崇拝するメイドのMrs. Danversに冷たい視線を向けられ、
夫はまだ彼女を愛しているのではと自信を失っていく“私”でしたが、
近くの湾から沈没したボートが発見されたことから、Rebeccaの死の真相を知って…。
(あらすじは参考程度でお願いします。)
☆感想☆
「こういう本が読みたかったんだぁー!」
っと、心の底から思いましたw
季節のせいなのか、ゴシックっぽい話が読みたい気分だったので、
選んでみたんですが、本当に気分ど真ん中の作品でした!
最初は、お金持ちの後妻に入った内気な女性が、
夫の亡妻の影に怯え、気が狂っちゃう話か何かと思って
読み始めたんですが、全然違いました(爆
ちょっと陰気な感じと、隠された謎ってところが私の好みだったんですが、
何よりも良かったのが、中盤から後半にかけての主人公の自信の回復と、
夫を必死に守ろうと頑張る姿勢!
女性が弱々しくないところが好印象でした☆
原作&ヒッチコックの映画版も観てみたいです♪