- Amazon.co.jp ・洋書 (112ページ)
- / ISBN・EAN: 9780896586307
感想・レビュー・書評
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日本語版も出ているんだけど、失礼ながら訳者の方の「日本語力」があまり信用できないので、アメリカ語版を購入(安いし)。ま、写真集だから読めなくてもいいっしょー(笑)。
パトリシア・ラスムッセンという人が撮った「雪の結晶」の写真集です。
いや・・・実は、ケネス・リブレクトという人が書いた雪粒に関する解説文も載っていますが。
いや・・・むしろ文章の方が主なんですが^^;。
美しい…(うっとり)。
雪の結晶は六角形。でも気温や湿度(水分供給)によって、その形は無限のバリエーションを呈します。ひとつとして同じ形はない、わけですね。その造形には、ホント、時を忘れて見惚れてしまいます。
中に、窓ガラスについた霜の写真もあって、子どもだった頃に夕張(南清水沢)の駅舎の窓についていた結晶を思い出しました。あんなにキンキンにしばれることって、最近ないよなぁー。
好事家の間では有名と思われるナカヤ・ダイヤグラムも出ていました(日本人の名前や地名、スペル間違いが多いです)。ダイヤグラムにはあってもあまり見たことのない、サヤ状なのや柱状なのの写真もあるので、興味深かったです。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
雪の結晶は六角形だけじゃない。中谷ダイアグラムや分子モデルを使った結晶化の説明がおもしろい。なにより結晶写真がキレイで、写真集としても楽しい。和訳版の題名は「雪の結晶」
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雪の結晶の写真が息を呑むほどに美しい。写真家は女性。
文章はカリフォルニア工科大学の物理学部長。雪の研究の歴史や雪がどうやってつくられるのか、高校レベルくらいの知識でわかるように欠かれている。作者のサイト:SnowCrystals.com -
雪の結晶って、見ているだけでも綺麗で面白いですよね。<br>
でも、それを科学的に研究している著者が、結晶について歴史的、かつ最新の研究成果等をひっくるめて説明してくれています♪<br>
著者の<a href="http://www.its.caltech.edu/~atomic/snowcrystals/" target="_blank">HP「Snoefcrystal」</a>のほうもあわせて面白いですよ☆<br>
色々な雪結晶の写真もとても綺麗でした。<br>
冬の季節にもってこいの1冊です!