- Amazon.co.jp ・洋書 (183ページ)
- / ISBN・EAN: 9782070360024
感想・レビュー・書評
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folioではなく、デジタル書籍で。
キリスト教への決別の書。緻密な構成に驚くばかり。「ママンが死んだ」なんてバカな翻訳文では本作品は到底理解できまい。
冒頭部分は、よすがにしてきたキリスト教はとっくに死んでいた。葬り去る日が来たのだという宣言。
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主人公の死生観が独特。
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言わずと知れた不条理を扱った名作。かつて僕はかなり熱心に読み込んだようで、再読してみたらあまりに文庫本に線がたくさん引かれていて驚きました。
あくまで常に冷静沈着、感情の起伏と論理的な一貫性がなく、思考が謎に包まれている主人公ムルソーが発する魅力について僕はまだうまく言葉に表せませんが、これからもことあるごとに『異邦人』の世界を振り返ることでしょう。 -
It's been already a decade since I read it but it's still my favorite.
When it's sunny outside, and I feel like going out, I think of this book. 太陽のせい。 -
Ce n'est pas de ma faute.
ーそれは私のせいではないー -
フランス語を勉強して初めて読んだ本。アルジェリアの日差しをじりじり感じるような主人公の心象と文章が印象的。
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K先生からの餞別 未読