異端カタリ派の研究: 中世南フランスの歴史と信仰

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  • 岩波書店
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  • Amazon.co.jp ・本 (471ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784000001298

作品紹介・あらすじ

ヨーロッパ社会を大きく揺るがしたカタリ派の運動とアルビジョア十字軍。南欧に拡大したカタリ派は異端宣告を受け、その信仰のたどった運命を膨大な異端審問録に残した。象徴的な世界観、教会批判、禁欲と儀礼の細目や分派の系譜-入手しうる一次資料を徹底して解読し中世社会のマンタリテに光をあてる、中世史研究の到達点を示す労作。

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著者プロフィール

1930-2016年。岡山県生まれ。東京大学文学部西洋史学科卒業。高知大学教授、中央大学教授をへて、高知大学名誉教授。専門は、フランス中世史。主な著書に、『異端カタリ派の研究』、『中世の奇蹟と幻想』、『フランス中世史夜話』など。主な訳書に、エマニュエル・ル・ロワ・ラデュリ『モンタイユー』(共訳)、マルク・ブロック『王の奇跡』(共訳)、ジャン・クロード・シュミット『中世歴史人類学試論』など。


「2021年 『異端審問』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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