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- Amazon.co.jp ・本 (559ページ)
- / ISBN・EAN: 9784000016063
感想・レビュー・書評
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日本中世の研究を牽引した「権門体制論」や「顕密体制論」「中世身分論」をはじめとした氏の代表的論文を所収。なかでも「権門体制論」は大きな反響を巻き起こし、いまなお賛同・反論を問わず議論の対象となる研究史上の大きな柱である。日本史研究史に偉大な足跡を残す理論である。ふと、最近は一般書レベルで反「権門体制論」同盟!との抗争が激化している気が・・・。(笑)
高校教科書までの世界とはまったく違った日本中世のイメージに目からウロコが落ちた思いをしたものでした。
個人的には「顕密体制論」に受けた驚きの方が大きかった。(笑)
日本中世の仕組みをダイナミックに構成し、国家像をしめした一書。詳細をみるコメント0件をすべて表示
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