浪費するアメリカ人: なぜ要らないものまで欲しがるか

  • 岩波書店
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感想 : 5
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  • Amazon.co.jp ・本 (352ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784000025843

作品紹介・あらすじ

中流階級のアメリカ人は、まるで明日はないかのように消費している。にもかかわらず、消費が増えるほどますます満たされない思いが強まる。現代社会では、商品はある種のコミュニケーションの手段であり、人びとは何を持ち、何を身につけているかで自己のアイデンティティと社会的ステータスを表現しようとする。なぜアメリカ社会にここまで消費主義が浸透してきたのか。どうすれば「働きすぎと浪費の悪循環」から抜け出すことができるのか。実例を豊富に紹介しながら具体的に提案する。

感想・レビュー・書評

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  • 第五章.隣のダウンシフターの扉絵の女性の格好が良く見えたので、これもまた流行りの一つなのだと感じた。

  • 10年ほど前に出版された本。
    ちょうど10年遅れぐらいで日本で習慣が変わるので、丁度良いかも知れません。
    これからの人生設計を見直すチャンスに!!

    ダウンシフターな生き方はノマドやシェアハウス今日本で顕在化しつつあります。

    『大企業に拘束されずに個人の仕事で収入を得る』
    『家や車、生活の一部もシェア』
    見栄を張らずに身の丈に合った無駄のない生活を目指す。

    大5章の隣のダウンシフター像がなんとも納得してしまった。

    『ドライヤーの電力を節約する』
    『有機食品を買う』
    『買うよりも修理』
    『リサイクルの紙袋を再利用する』
    『スポーツジムをやめて夕方歩く』
    『充実した今を送る』

    など働き過ぎで時間までも消費してしまった現代の生活習慣を見直す。
    働きすぎているのにお金も時間もない人は必読!

  • 2011.08.12 多くのアメリカ人は、自分の消費パワーより上の消費の準拠集団の一員でいることを強いられている。アメリカ人は消費のために(支払いのために)ハードワークをし、人生をつまらないものにしている。その生活から脱する人たちが増えてきているようだが・・・日本はアメリカの10年後を追いかけている。全く日本はアメリカのまんまだ。

  • 分類=労働。00年10月。

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