ロジャー・アクロイドはなぜ殺される?――言語と運命の社会学

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著者 : 内田隆三
  • 岩波書店 (2013年7月31日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (352ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784000025973

ロジャー・アクロイドはなぜ殺される?――言語と運命の社会学の感想・レビュー・書評

  • 【選書者コメント】著名な小説「アクロイド殺し」を題材に探偵小説の構造に迫る研究書
    [請求記号]9300:1770

  • 題名が気になって、「アクロイド…」を再読してから読み始めた。語り手が真相を明かさずに、真実を語らなければならないという制約が、物語に入子構造をもたらし、複数の真相が重ね合わせ状態になっているという分析は面白い。本作のポアロの推理に説得力が欠けると感じていたのでこのあたりの論旨は納得できる。固い内容ではあるが、原作の初出時の図版なども多く楽しめる。アガサの私生活と「アクロイド…」の関係についての記述には感心した。カフカやシェークスピアなどと比較し論ずるのは、やりすぎのようにも感じた。

  • 【配置場所】工大選書フェア【請求記号】933.7||U【資料ID】11301244

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ロジャー・アクロイドはなぜ殺される?――言語と運命の社会学の作品紹介

アガサ・クリスティーの傑作にして問題作『アクロイド殺し』。語り手=犯人とされる大胆な設定は探偵小説への挑戦であり、これまで多くの解釈がなされてきた。その奇妙な物語世界は、語り手の冤罪の可能性を示す「余白の声」や不確定性を、そして因果連関と「運命の相似形」をめぐる、果てなき問いの深淵を覗かせる。作品の精読と、それが書かれた時代的・社会的背景の探索から「言語」それ自体の謎に肉薄する。

ロジャー・アクロイドはなぜ殺される?――言語と運命の社会学はこんな本です

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