老妻だって介護はつらいよ――葛藤と純情の物語

著者 :
  • 岩波書店
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感想 : 2
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  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784000026000

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  • 沖藤さんより20歳若いものの老妻の域に達してきた私は同年代の夫が脳出血で倒れて、親の介護より先に夫の介護をしています。
    細々とした妻の苦労、介護する側をサポートしてくれない介護保険制度。
    よくぞ言ってくれた!と思うこともたくさんありました。
    しかし著者の性格からなのか、言わなくてもいいことを言ってしまう場面が多々あるのと、長年介護問題を取材してきた経験や著名人との繋がりをひけらかすようなところは、ちょっとどうかな?と思いました。
    でも一人で介護する妻の本音を美談にしないでさらけ出してくれたことには拍手したいです。

  • 2015.8.30リクエスト
    2015.9.14

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著者プロフィール

ノンフィクション作家。
1938年7月24日、北海道室蘭市生まれ、北海道大学文学部卒業。1961年に日本リサーチセンター調査研究部に入社し、1976年に退職。1979年初の単著『女が職場を去る日』がドラマ化され作家としての道を歩み始める。介護問題、女性問題についての著書多数(60冊ほど)。

「2022年 『「父の支配」を乗り越えた時 娘と名字』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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