私さがしと世界さがし: 身体芸術論序説

著者 :
  • 岩波書店
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  • Amazon.co.jp ・本 (279ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784000026239

作品紹介・あらすじ

芸術体験は、生と世界状態のメタファーである。限りなく断片化されたと不確定性の上に宙吊りの…作品の時空には現代の生が濃密に投影される。身体を鍵として、人間と世界のダイナミックな関係の定式化をはかる哲学者が、表現行為の現場を探険する。感性と認識の固定した秩序を揺さぶり、幻想と現実、内部と外部、との境界を自在に往還する新たな世界モデルとは…。=の新しい回路を求めて、現代芸術のフィールドを横断する。

著者プロフィール

市川 浩(イチカワ ヒロシ):1957年京都市生まれ。専門は科学技術史。現在、広島大学総合科学部教授。博士(商学)。大阪外国語大学ロシア語学科卒業、大阪市立大学大学院経営学研究科後期博士課程修了。著書『冷戦と科学技術――旧ソ連邦 1945~1955年』(ミネルヴァ書房)、『核時代の科学と社会――初期原爆開発をめぐるヒストリオグラフィー』(丸善出版)、Soviet Science and Engineering in the Shadow of the Cold War(Routledge, 2019)、編著『科学の参謀本部――ロシア/ソ連邦科学アカデミーに関する国際共同研究』(北海道大学出版会)など。

「2022年 『ソ連核開発全史』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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