機械美術論―もうひとつの20世紀美術史

著者 :
  • 岩波書店
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  • Amazon.co.jp ・本 (238ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784000027281

作品紹介・あらすじ

科学やテクノロジーは人間の身体、生命、そして精神のあり方にどのように関わり、その変容は人間の表現行為としての芸術にどう影響するのか。20世紀芸術の本質を未来派から神経美学にいたるまで、人間と機械との関わりあい方の変化として捉え、従来の絵画中心の美術史の組み替えをはかる。人間認識のあり方に根本から変革を迫る、ニューメディア時代の新しい哲学。

著者プロフィール

伊藤俊治(いとう・としはる):1953年生まれ。東京大学文学部美術史学科卒業、同大学院人文科学研究科修士課程修了(西洋美術史専攻)。東京藝術大学教授を経て、現在、同大学名誉教授。『ジオラマ論』でサントリー学芸賞受賞。その活躍の場は写真論に限らず、ひろく20世紀のテクノロジー論や肉体論にまで及び、『写真都市』『トランス・シティファイル』『生体廃虚論』『電子美術論』『バリ芸術をつくった男』など時代の感受性を反映する著作を多数発表しつづけている。

「2022年 『増補 20世紀写真史』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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