絵画の思考

著者 :
  • 岩波書店
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  • Amazon.co.jp ・本 (234ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784000028035

作品紹介・あらすじ

今世紀初め華やかに開花し、その後多彩な発展をみたモダンアート。「作品の詩学」「絵画の現象学」とでもよぶべき手法によって、時代を先取りした芸術家たちが残した「痕跡」をたどりながら、作品固有の意味を明らかにする。クロード・モネ、ピート・モンドリアン、マーク・ロスコ、村上華岳、そして風景、地球を素材としたアースワークの作家たち。沈黙する絵画テクストの中に潜む自由で繊細な精神を鮮やかに引き出し、創作の本質を見事に捉えた刺激的考察。

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  • 目次
    白の平面 モンドリアン
    風景なき時代の風景 アースワーク
    震動するエクリチュール 村上華岳
    垂直に立つ水 モネ
    雲のドラマ ロスコ

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著者プロフィール

1947年、東京都生まれ。大妻女子大学名誉教授。
著書に
『生成の詩学 かたちと動くもの』
(新曜社、1987)、
『立原道造と伝統詩 叢刊・日本の文学 18』
(新典社、1991)、
『絵画の思考』(吉田秀和賞受賞、岩波書店、1992)、
『芸術と宗教 叢書 現代の宗教 5』(岩波書店、1997)、
『希望の倫理学 日本文化と暴力をめぐって』
(平凡社、1998)、
『十七世紀の光 オランダ建築画の巨匠サーンレダム』
(岩波書店、2009)、
『セザンヌの地質学 サント・ヴィクトワール山への道』
(青土社、2017)、
『美的判断力考』(未知谷、2019)、
訳書に
『道教の養性術』
(アンリ・マスペロ著、せりか書房、1983)、
『1930年代の美術 不安の時代』
(E.ルーシー=スミス著、多木浩二と共訳、
岩波書店、1987)、
『ベルリン 芸術と社会』
(エーバーハルト・ロータース編、多木浩二・梅本洋一
と共訳、岩波書店、1995)ほか。

「2012年 『明治の精神 持田巽の生涯』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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